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銅板屋根を撤去する理由と費用相場|知っておきたい手順と注意点

銅板屋根を撤去したいけれど、何から始めたらいいのか分からない」とお悩みではありませんか?

山口・下関・宇部・周南・岩国・防府のみなさん、こんにちは!
解体工事のACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!  

お住まいの銅板屋根が経年劣化してきていませんか?
「雨漏りが気になる」「屋根を新しくしたいけれど撤去が不安」という方のために、今回は銅板屋根の撤去について分かりやすく解説します。この記事では、撤去が必要になる理由工事の流れ費用の相場まで幅広くカバーしています。

山口で、初めて屋根撤去を検討している方も安心して読める内容になっています。
ぜひ最後までチェックしてください!

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アクティブは岡山で 圧倒的な実績と経験を誇る地域No.1の解体業者です。
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銅板屋根の特徴と撤去が必要になる理由

銅板屋根は魅力的な特徴を持っていますが、状況によっては撤去が最善の選択となることもあります。特に劣化や建物の状態が進行している場合には、早めの対応が建物の寿命を延ばすことに繋がります。最初に、銅板屋根の特徴と撤去が必要になる理由を解説します。

銅板屋根の特徴とは?

銅板屋根は、耐久性や美観に優れ、古くから使用されてきた屋根材の一つです。
耐用年数が長く、適切なメンテナンスを行えば50年以上持つことも珍しくありません。
また、銅の独特の風合いが建物のデザインに高級感を与えます。
そのため、住宅だけでなく寺院や神社にも使用されています。

銅板屋根を撤去すべき4つの理由

銅板屋根を撤去する理由として、以下が挙げられます。

  1. 経年劣化による問題
    長期間使用することで、表面の腐食や穴あきが発生します。
  2. 雨漏りの発生
    劣化が進むと雨水が侵入し、建物内部にダメージを与えます。
  3. 建物の老朽化と屋根リフォームのタイミング
    建物全体のリフォームや建替えに伴い、銅板屋根の撤去が必要になります。
  4. 環境変化への対応
    現在の住宅基準に合った新しい屋根材に変更する場合もあります。

銅板屋根撤去の流れと手順

銅板屋根の撤去は、専門知識と適切な作業手順が求められる作業です。
次に、安全かつ効率的に作業を進めるための一般的な撤去手順を解説します。

銅板屋根の撤去する理由の色褪せた図

撤去作業の全体像

1. 現地調査と計画の立案

銅板屋根を撤去する際、最初に行うのが現地調査です。

  • 屋根の状況確認
    劣化の進行具合や雨漏りの有無、屋根材の固定方法を確認します。
  • 作業環境の確認
    作業スペースや周囲の建物、足場設置の可否を調査します。
  • 安全対策の計画
    落下防止ネットや足場の設置計画を立てます。

この段階で、撤去作業に必要な手順や費用が具体的に見えてきます。

2. 足場の設置と安全対策

作業員が安全に作業を行えるよう、建物全体に足場を組みます。

  • 足場設置:安定した足場を組み、作業員の安全を確保します。
  • 安全ネットの設置:作業中の落下物が近隣に影響を与えないようにします。
  • 防塵対策:防塵シートを取り付け、作業中の粉塵が飛散しないようにします。

3. 銅板屋根の撤去

銅板屋根の撤去は、慎重に行う必要があります。

  • 銅板の取り外し
    1. 銅板を固定している釘やビスを一本ずつ丁寧に取り外します。
    2. 銅板を一枚ずつ慎重に剥がし、破損を最小限に抑えます(リサイクルのため)。
    3. 取り外した銅板を分別し、廃材置き場に運びます。
  • 下地材の撤去
    銅板の下にある防水シートや木材もすべて撤去します。
    これによって、屋根全体が完全に解体されます。

4. 廃材の分別と処理

撤去した材料を分別し、適切な処理を行います。

  • 銅板のリサイクル
    銅は高いリサイクル価値があるため、業者が適切に回収します。
  • 防水シートや木材の処分
    再利用できない素材は、産業廃棄物として処理します。
  • 廃材の運搬
    廃材を専門の処分場に運び、処理を行います。

5. 現場の仕上げと清掃

撤去作業後には以下の工程が行われます。

  • 掃除と点検
    撤去現場を清掃し、次の作業(新しい屋根材の施工など)に支障がないようにします。
  • 残存物の確認
    釘や小さな廃材が残っていないかをチェックします。
  • 近隣への報告
    撤去作業が無事に完了したことを近隣住民に報告します。

6. 次の工事への引き渡し

銅板屋根撤去が完了した後、新しい屋根材の施工や建物の解体が行える状態で引き渡します。
適切な準備が整っていることで、次の作業がスムーズに進みます。

作業時の注意点

  • 専門技術の必要性
    銅板は金属特有の滑りやすさがあり、作業には高い技術が求められます。
  • 環境への配慮
    銅板のリサイクル率を高め、廃材を適切に処理することで環境負荷を低減します。
  • 近隣への影響
    騒音や振動が発生するため、事前の挨拶や工事スケジュールの共有が大切です。

この手順を踏むことで、銅板屋根の撤去を安全かつ効率的に行えます。
特に、リサイクル可能な銅板を活用することで、環境に優しく経済的な撤去が実現します。

銅板屋根撤去の費用相場

銅板屋根の撤去の費用相場を解説する男性の図

銅板屋根の撤去費用は、屋根の面積、劣化状況、建物の構造、地域によって異なります。
一般的な解体工事の費用は、木造建築物の場合、1坪あたり約30,000円から60,000円とされています。
ただし、銅板屋根の撤去に関しては、金属類の処分費用が別途発生する可能性があります。

また、既存の屋根材を撤去せずに新たな屋根材を重ねる「カバー工法」を選択することで、解体撤去の手間を省き、工期や費用を抑えることが可能です。銅板屋根は軽量であるため、カバー工法に適している場合があります。

最終的な費用は、現地調査や業者の見積もりによって決定されます。
複数の業者から見積もりを取り、詳細を比較検討することをおすすめします。

費用に影響する要因

銅板屋根の撤去費用は、以下の要因によって異なります。

  • 屋根の面積(1㎡あたりの単価)
  • 銅板の厚みや状態
  • 作業の難易度(屋根の傾斜や立地条件)
  • 廃材処分費用(リサイクル可能な銅板の量)
  • 廃材の種類と量
  • 処理方法(リサイクルか廃棄か)
  • 地域の処分場までの運搬コスト

費用の目安

一般的な銅板屋根の撤去費用は、1㎡あたり5,000円〜10,000円程度が相場です。
ただし、リサイクルできる銅板が多い場合は、費用が軽減されることもあります。
銅板はリサイクル可能なため、他の廃材に比べて費用負担が少ない場合があります。
一方で、防水シートや木材の処分には別途費用が発生します。
そのため、事前に見積もりを確認することが重要です。

銅板屋根撤去後の廃材処理とリサイクル

撤去後、発生する廃材を適切に処理することは、環境に配慮した工事を行うために重要です。
銅板はリサイクル性が高く、適切に処理すれば資源として再利用が可能です。
撤去した銅板を売却することで、撤去費用の一部を補うこともできます。
一方で、木材や防水シートは適切な廃棄が必要です。
環境に配慮した廃材処理を行う業者を選ぶことで、廃棄コストを抑えつつエコな選択ができます。
次に、廃材処理の流れや注意点について詳しく解説します。

銅板屋根の撤去後の廃材処理とリサイクル

1. 廃材の種類と特性

銅板屋根の撤去で発生する主な廃材は以下の通りです。

  • 銅板材
    銅はリサイクル可能な金属で、高い再利用価値があります。
    撤去した銅板は専門のリサイクル業者に引き渡され、新たな資源として活用されます。
  • 防水シート
    銅板の下に敷かれている防水シートは、一般的に廃棄処理が必要です。
    素材に応じて適切な処理が求められます。
  • 木材(下地材)
    屋根の下地に使用されている木材は、劣化具合によっては再利用が難しいです。
    そのため、産業廃棄物として処理されることが一般的です。
  • 釘やビスなどの金具
    金属製の固定具も廃材として発生し、分別して処理する必要があります。

2. 銅板のリサイクル

銅はリサイクル可能な金属で、再利用率が高い素材です。

  • リサイクルのメリット
    1. 資源の無駄を減らし、環境負荷を軽減します。
    2. リサイクル業者に銅を引き渡すことで、撤去費用の一部を補える可能性があります。
  • 市場価値
    銅のスクラップ価格は、世界的な金属相場に左右されます。
    ただし、他の金属に比べて高値で取引されることが多いです。
    業者を選ぶ際は、適正価格での取引を確認することが重要です。

3. その他の廃材処理

  • 防水シートの処分
    防水シートは、素材により処分方法が異なります。
    プラスチック系の素材は、産業廃棄物処理業者によって焼却または埋立処分されます。
  • 木材の処分
    木材は再利用可能な場合もありますが、腐食やシロアリ被害がある場合は廃棄されます。
    焼却やチップ化などの方法で処理されることが多いです。
  • 金具類の処分
    銅板を固定していた釘やビスなどは、鉄や金属としてリサイクルされることが可能です。

4. 環境に優しい処理方法

環境への配慮を考えた廃材処理方法を選択することで、持続可能な建設業界の発展に貢献できます。

  • 分別の徹底
    銅板、木材、防水シートなどの廃材を現場で徹底的に分別することで、リサイクル可能な資源を最大限活用できます。
  • 専門業者の選定
    環境基準を満たした産業廃棄物処理業者を選ぶことで、廃材処理の信頼性を高めることができます。
  • 地域のリサイクルプログラム活用
    地域のリサイクルプログラムに参加することで、廃材処理のコストを抑えつつ、環境保護に貢献できます。

5. 近隣への配慮

廃材処理中に発生する騒音や粉塵について、近隣住民への影響を最小限に抑えることも大切です。
そのため、作業前に挨拶を行い、作業中は防塵シートや防音対策を徹底しましょう。

銅板屋根撤去を依頼する業者選びのポイント

業者を選ぶ際のチェック項目

  1. 経験と実績
    銅板屋根撤去の実績が豊富な業者を選びましょう。
  2. 見積もりの明確さ
    料金の内訳が分かりやすい業者を選ぶことが大切です。
  3. 保証の有無
    作業後のトラブルに備え、保証がある業者を選びましょう。
  4. 口コミや評判
    ネットの口コミや評判をチェックすることで信頼性を確認できます。

まとめ|銅板屋根撤去で失敗しないためのポイント

今回は、銅板屋根撤去の必要性から具体的な手順、費用、廃材処理、そして業者選びのコツまでを総合的にご紹介しました。大切なお住まいの屋根工事を成功させるためには、正しい知識と信頼できるパートナーが不可欠です。ぜひ本記事を参考に、最適な選択をしてください。山口・下関・宇部・周南・岩国・防府で解体工事・建替・相続を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!

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Writer この記事を書いた人

菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役

岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。

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