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基礎を残す解体工事とは?メリット・デメリットと注意点を解説!

基礎を残す解体工事がどのようなものか、知っていますか?

鳥取・米子・倉吉・境港のみなさん、こんにちは!
解体工事のACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!  

建物を壊してすべて新しくするのが解体工事の一般的なイメージかもしれません。
しかし、実は基礎部分を残して再利用するという選択肢もあることをご存じですか?

この記事では、基礎を残す解体工事の基本的な考え方や、そのメリット・デメリット注意すべき点についてお伝えします。この記事を読むことで、基礎を残す選択が自分のプロジェクトに合っているかどうかを判断できるようになります。

鳥取・米子・倉吉・境港で建て替えや解体工事をお考えの方は、ぜひこの記事を参考にしてください!

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基礎を残す解体工事とは?

基礎を残す解体工事とは、建物を解体した後に基礎部分をそのまま残す工事方法を指します。
通常の解体工事では建物全体を取り壊します。しかし、基礎を残すことで次の建設プロセスを効率化したり、コストを削減したりすることが可能になります。この方法は、特に建て替えやリフォームを計画している場合に採用されることが多いです。再利用することで、環境への負荷を減らし、全体的な工事の時間や費用を抑えることができる点が特徴です。

基礎を残す理由

解体工事で基礎を残すことが選ばれる理由には、以下のようなポイントがあります。

  1. コスト削減
    基礎部分を新設する費用を削減できるため、特に予算が限られている場合に有効です。
  2. 工期短縮
    新しい基礎を作る時間が不要になるため、解体から建て替えまでのスケジュールを短縮できます。
  3. 環境への配慮
    既存の基礎を再利用することで廃棄物を減らし、資源を有効に活用することができます。
  4. 周辺への影響を最小化
    基礎工事に伴う振動や騒音を避けることができ、近隣住民への影響を抑えることが可能です。

基礎を残す解体工事が適している場合

基礎を残す解体工事は、次のような状況で特に有効です。

  • 建て替えを計画しているが、現行の基礎が健全である場合
  • リフォームや増築を前提としている場合
  • 既存の基礎が現行の耐震基準を満たしている場合
  • 費用を削減したいが、品質や安全性を確保したい場合

解体工事で基礎を残すことは、すべての建物に適しているわけではありません。
まず、事前の診断や計画が重要です。
次の項目では、メリットとデメリットについてさらに詳しく解説します。

基礎を残すメリットとデメリット

基礎を残す解体工事には多くの利点があります。
一方で、いくつかの課題も存在します。
それぞれを理解することで、自分のプロジェクトに適しているかどうかを判断できます。

基礎を残すメリットとデメリット

メリット

コスト削減

・基礎を新設する場合、材料費や施工費で数十万から百万円以上かかることがあります。
 ただし、既存の基礎を再利用することで、この費用を大幅に削減できます。
・特に小規模な住宅の建て替えでは、基礎を残すことで解体費用全体が30%以上削減されるケースもあります。

工期の短縮

・新しい基礎を作る必要がないため、建て替え全体のスケジュールを1〜2週間以上短縮できます。
・時間的な制約があるプロジェクトや急ぎの工事において非常に有効です。

環境への配慮

・基礎を再利用することで、廃材の発生量を減らし、環境負荷を軽減できます。
・建築廃棄物の削減により、持続可能な建設を目指す取り組みにも貢献できます。

周辺環境への影響を軽減

・基礎を新設する工事に伴う振動や騒音が発生しないため、近隣住民への影響が少なくなります。
・特に住宅密集地での工事では、大きな利点となります。

デメリット

基礎の状態に左右される

・既存の基礎が劣化している場合や耐震性が不足している場合には、補修や補強が必要となり、追加費用が発生します。
・補強が必要になると、場合によっては新設と同程度のコストがかかることもあります。

設計の自由度が制限される

・新しい建物を建設する際、既存の基礎の形状や配置に合わせる必要があるため、設計の自由度が低下します。
・特に、基礎の位置や寸法が新しい建物のプランに合わない場合、計画の調整が必要になります。

耐震基準の適合確認が必要

・日本では建築基準法や耐震基準が頻繁に改定されており、古い基礎が現行基準を満たしていないことがあります。
・この場合、基礎の再利用は難しくなるため、別の工法を検討する必要があります。

地盤の状況による影響

・基礎が劣化していなくても、地盤が弱い場合には新しい基礎工事が必要になることがあります。
・地盤調査を行い、地耐力が十分であるか確認する必要があります。

メリットとデメリットの比較まとめ

項目メリットデメリット
コスト新設費用を大幅に削減補修・補強で費用がかさむ可能性あり
工期工期短縮でスケジュール管理が楽に状況によっては追加作業が必要
環境への配慮廃材削減で環境負荷軽減地盤や基礎の劣化状況に左右される
設計の自由度設計コストを抑えられる設計の選択肢が狭まる

基礎を残す解体工事は、コストや効率性の面で大きな利点があります。
ただし、事前調査や計画の精度が成功の鍵となります。
次に、具体的な施工手順について解説します。

基礎を残す解体工事の手順

1. 現地調査
解体工事を行う前に、基礎の状態や耐久性を専門家が調査します。
ここで基礎の再利用が可能か判断します。

2. 解体計画の作成
建物部分のみを取り除き、基礎を傷つけないように計画を立てます。
特に重機の使用方法や解体順序が重要です。

3. 解体作業の実施
慎重に建物部分を撤去します。
基礎にダメージを与えないよう、解体作業は専門技術が求められます。

4. 基礎の補修・整備
必要に応じて基礎の補強や修繕を行います。
これによって、新しい建物を安全に支えられる状態にします。

注意点と成功のためのポイント

基礎を残す解体工事を成功させるためには、事前の計画や注意が重要です。
最後に、工事を進める上で押さえておきたい注意点と、成功するためのポイントを解説します。

基礎を残す解体の注意点と成功のためのポイント

注意点

基礎の劣化や耐震性の確認

基礎がひび割れている、または老朽化している場合には再利用が難しいことがあります。
・特に現行の耐震基準を満たしていない場合、補強や新設が必要となる場合もあります。
・解体工事を進める前に、専門家による詳細な診断を行いましょう。

設計との整合性

・基礎を再利用する場合、新しい建物の設計が基礎の形状や配置に影響を受ける可能性があります。
・設計の自由度が制限される場合があるため、設計士や建築業者と十分に協議する必要があります。

法律や規制の遵守

・日本では、建築基準法耐震基準などの規制が厳格に定められています。
 基礎を再利用する場合でも、これらの基準に適合しているか確認する必要があります。
・不適合が見つかった場合は、解体後に新たな対応が必要になることがあります。

地盤の状況

・基礎が健全でも、地盤が弱い場合には再利用が難しい場合があります。
・地盤調査を行い、基礎が十分に支持されるかを確認する必要があります。

成功のためのポイント

事前の調査を徹底する

・基礎の劣化状況や耐震性、地盤の状態を徹底的に調査し、再利用が可能かどうかを判断します。
・調査結果に基づき、最適な解体計画を立てることで、無駄な手戻りを防ぎます。

経験豊富な解体業者に依頼する

・基礎を残す解体工事は、通常の解体工事よりも高い技術力が必要です。
・過去の実績が豊富で信頼できる解体業者を選ぶことが成功のカギとなります。

必要に応じて基礎の補強を行う

・再利用可能な基礎でも、使用に際しては補強が必要になることがあります。
・耐震基準を満たすよう適切な補修や補強を施すことで、安全性を確保できます。

透明性のある見積もりを確認する

・解体費用、補修費用、基礎再利用によるコスト削減額を明確に示した見積もりを受け取るようにします。
・不明瞭な点は事前に解消し、想定外の追加費用を防ぎます。

設計士や建築業者との連携を強化する

・解体工事だけでなく、その後の建設プロセスも見据えて、設計士や建築業者と綿密に連携します。
・設計段階で基礎の再利用に問題がないか確認し、スムーズな建築プロセスを目指します。

近隣住民への配慮を忘れない

・解体工事中の騒音や振動は、近隣住民にとって負担になることがあります。
・工事開始前に挨拶を行い、防音・防振対策を徹底することで、トラブルを未然に防ぎます。

成功への重要な視点

基礎を残す解体工事では、現場の状況や工事内容に応じた柔軟な対応が求められます。
そのため、事前準備の徹底と、専門家や業者との協力が何よりも大切です。
これらのポイントを押さえることで、スムーズかつ効率的な工事を実現できます。

まとめ

基礎を残す解体工事は、環境にも家計にもやさしい選択肢です。ただし、基礎の状態や地盤の強度など、適切な条件が揃っている場合に限られるため、専門家による診断が欠かせません。この記事を参考に、基礎を残す方法がご自宅に適しているかどうか、ぜひ検討してみてください。
鳥取・米子・倉吉・境港で解体工事・建替・相続を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!

鳥取・米子・倉吉・境港で解体工事をご検討中の方は、ACTIVEにお問い合わせください!
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Writer この記事を書いた人

菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役

岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。

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