兵庫でオフィスを退去する際、「原状回復工事」 という言葉を聞いたことはありますか?
姫路・加古川・明石・神戸のみなさん、こんにちは!
解体工事のACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!
オフィスを退去する際、「原状回復工事って何をすればいいの?」「費用はどれくらいかかるの?」 と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?また、貸主との交渉や業者選びなど、慣れない作業が多く、不安を抱えている方もいるでしょう。
この記事では、兵庫県におけるオフィス退去時の原状回復工事の流れや費用相場、トラブルを防ぐポイントについて詳しく解説します。「スムーズに退去したい」と考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!
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オフィスの原状回復工事とは?
オフィスの原状回復工事とは、オフィスを退去する際に、契約時の状態に戻すために行う工事のこと です。賃貸契約では、多くの場合、借主(テナント)が退去時に原状回復を行う義務があります。オフィスのレイアウト変更や設備の追加をしていた場合、それらを撤去し、入居時の状態に戻さなければなりません。しかし、原状回復の範囲は契約内容によって異なります。そのため、事前に契約書を確認し、貸主(オーナー)と相談することが重要です。

原状回復工事の主な内容
原状回復工事では、以下のような作業が一般的に行われます。
1. 内装の撤去・修復
- 壁紙(クロス)の張替え、塗装
- カーペットやフローリングの張替え
- パーテーション(間仕切り)の撤去
- 天井や壁の補修
2. 設備の撤去
- エアコンや照明器具の撤去
- 電源コンセントやLAN配線の撤去
- 造作家具(カウンターや棚)の撤去
3. スケルトン解体
- スケルトン解体とは?
原状回復の範囲が広く、天井・壁・床・設備などをすべて撤去して、コンクリートの躯体(スケルトン)状態に戻す工事。
スケルトン解体は費用が高額になる傾向があるため、契約内容をよく確認することが重要。
【退去前に必読】オフィスの原状回復工事の流れとチェックポイント
オフィスをスムーズに退去するためには、計画的に原状回復工事を進めることが重要です。特に、契約書の確認や貸主との交渉を怠ると、予想外の追加費用が発生するリスク があります。次にオフィス退去時の原状回復工事の基本的な流れを詳しく解説します。

1.退去通知の提出
まず、オフィスを退去する場合は、契約書に記載された期日までに貸主へ退去通知を提出する必要があります。
退去通知のポイント
- 一般的には退去の3〜6か月前までに通知が必要(契約内容による)
- 通知が遅れると契約延長になり、余計な賃料が発生する可能性がある
- 解約の申し出方法(書面やメールなど)は契約書を確認
2.事前確認・貸主との打ち合わせ
退去通知を提出したら、貸主(オーナー)や管理会社と打ち合わせを行い、原状回復の範囲を確認します。
貸主との打ち合わせで確認すべきポイント
- 原状回復工事の具体的な範囲
- 居抜き退去(次のテナントが設備を引き継ぐ形)にできるか
- 契約書の原状回復規定と相違がないか
- スケルトン解体が必要かどうか
この段階で、貸主と交渉し、不要な工事を減らすことで費用を削減できる場合があります。
3.見積もりの取得と業者選び
貸主との打ち合わせが完了したら、原状回復工事を行う業者を選定し、見積もりを取得します。
見積もりを取る際のポイント
- 複数の業者(最低3社以上)から見積もりを取る
- 「追加料金なし」の業者を選ぶ
- 実績が豊富な業者を選ぶ
- 施工スケジュールと費用を明確に提示できるか確認
業者によって費用が大きく異なるため、適正価格で工事を進めるために相見積もりを取ることが重要です。
4.原状回復工事の実施
業者が決定したら、実際の原状回復工事を実施します。工事内容は、契約内容や貸主との合意によって異なりますが、一般的な作業は以下の通りです。
主な工事内容
- 壁・床・天井の修復(クロス張替え、塗装、床の張替え)
- 設備の撤去(エアコン・照明・ブラインドの取り外し)
- パーテーションや造作物の撤去
- 配線・LAN設備の撤去
- スケルトン解体が必要な場合は全面撤去
工期の目安
- 小規模な補修工事:3〜7日
- 中規模なオフィスの原状回復:1〜2週間
- スケルトン解体を含む場合:2週間〜1か月以上
工期は、オフィスの広さや原状回復の範囲によって変動します。そのため、退去期限に間に合うよう早めに計画を立てましょう。
5.貸主と最終確認・引き渡し
工事が完了したら、貸主(オーナー)や管理会社と最終確認を行い、問題がなければオフィスを引き渡し ます。
最終確認のチェックポイント
- 契約書の規定どおりに原状回復が完了しているか
- 貸主から追加工事の指摘がないか
- 鍵やセキュリティカードなどの返却を忘れない
万が一、貸主から追加工事を求められた場合は、工事範囲が契約内容と合致しているかを確認し、不要な追加工事を防ぐ ようにしましょう。
兵庫県のオフィス原状回復工事の費用相場とコスト削減のコツ
オフィスの原状回復工事の費用は、オフィスの広さ・原状回復の範囲・工事の内容によって大きく異なります。特に兵庫県では、神戸市・姫路市・尼崎市などのエリアごとに工事費用の相場が異なる 傾向があります。次に、兵庫県内におけるオフィスの原状回復工事の費用相場 を詳しく解説します。
オフィス原状回復工事の費用相場(㎡単価別)
一般的なオフィスの原状回復工事にかかる費用は、1㎡あたり3,000円〜80,000円です。
工事項目 | 費用相場(㎡あたり) | 主な内容 |
壁・床の補修 | 3,000円~7,000円 | クロスの張替え、壁の塗装、カーペット・フローリングの張替え |
天井の補修・塗装 | 2,000円~5,000円 | 天井ボードの補修、塗装のやり直し |
エアコン・照明撤去 | 10,000円~50,000円 | エアコン・照明器具・ブラインドの撤去 |
配線・LAN設備の撤去 | 5,000円~20,000円 | コンセント・電話配線・LANケーブルの撤去 |
パーテーションの撤去 | 5,000円~15,000円 | パーテーションの取り外し |
スケルトン解体 | 30,000円~80,000円 | 内装・設備をすべて撤去し、コンクリート状態に戻す |
費用を抑えるためのポイント
1.居抜き退去を検討する
次のテナントがオフィスの設備をそのまま使用できる場合、原状回復工事が不要になるケースもあります。そのため、貸主と交渉してみる価値があります。
2.複数の業者に見積もりを依頼する
原状回復工事の費用は業者によって異なります。そのため、最低3社以上に見積もりを依頼し、適正価格を見極めることが重要です。
3.不要な工事を省く
貸主との交渉で、不要な工事を削減できるか確認することが費用削減のカギになります。例えば、壁紙の張替えを部分補修にするだけで数十万円削減できるケースもあります。
オフィス退去時の原状回復でよくあるトラブルと対処法
1.貸主との認識違い
→ 契約時の状態を事前に写真で記録し、証拠を残す。
2.追加費用が発生する
→ 見積もりの際に、追加費用が発生しないよう明確に契約する。
3.工事がスケジュール通りに進まない
→ 早めに業者と日程を調整し、余裕をもった計画を立てる。
よくある質問(FAQ)
A:工事規模によりますが、目安として以下の通りです。
・小規模な補修工事(クロス張替え・カーペット交換):3日~1週間
・中規模な原状回復工事(設備撤去・パーテーション撤去):1週間~2週間
・スケルトン解体(内装すべて撤去):2週間~1か月以上
退去期限に間に合うよう、余裕を持ったスケジュールを立てることが重要です。
A:軽微な補修なら可能ですが、基本的には業者に依頼するのがベストです。
・クロスの張替えや簡単な塗装などはDIYも可能ですが、配線撤去・設備解体などの専門工事は資格が必要 です。
・貸主の確認なしに自分で修復した場合、やり直しを求められることもあります。
・専門業者に依頼することで、工事の品質が保証され、貸主とのトラブルを防ぐことができます。
まとめ:オフィスの原状回復・解体工事はACTIVEにお任せ!
この記事では、兵庫でオフィス退去時の原状回復工事の流れと費用相場 について詳しく解説しました。
- 原状回復工事とは、オフィスを契約時の状態に戻す工事のこと。
- 貸主との打ち合わせをしっかり行い、工事範囲を明確にすることが重要。
- 費用相場は1㎡あたり3,000円~80,000円で、スケルトン解体は高額になる。
- 費用を抑えるには、居抜き退去・貸主との交渉・複数見積もりの取得がポイント。
兵庫・姫路・加古川・明石・神戸で解体工事・建替・相続を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!
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