シロアリで解体後に必ず行うべき対策について詳しく解説します。
香川・高松・丸亀・坂出・観音寺・三豊・善通寺・さぬき・東かがわのみなさん、こんにちは!
解体工事のACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!
シロアリ被害は、一見気づきにくいですが、建物の安全性を大きく損なう恐ろしい問題です。
「柱がスカスカになっている」「床が沈む感じがする」そんな兆候があれば要注意!
本記事では、シロアリ被害の基礎知識から、解体工事が必要な場合の対応、そして解体後に行うべき予防策まで詳しくご紹介します。記事を読むことで、香川県でのシロアリ対策の全体像がつかめ、適切な対応方法が明確になります。
「これから解体工事を考えている」「シロアリの被害を防ぎたい」という方。香川・高松・丸亀・坂出・観音寺・三豊・善通寺・さぬき・東かがわのみなさん、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
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シロアリ被害とは?
シロアリ被害とは、木材を主食とするシロアリが建物の構造材を食害することで、建物の安全性や機能性を損なう現象を指します。特に住宅の柱や床など、建物の主要部分が影響を受けます。そのため、放置すると大規模な修繕や解体が必要になる場合もあります。
シロアリ被害の主な特徴
- 木材の劣化
シロアリは木材内部を食い荒らすため、外見上は正常に見えても、内部が空洞化していることがあります。これによって、柱や梁が構造的に脆弱になります。 - 建物の安全性低下
シロアリ被害が進行すると、家全体の耐久性が低下し、地震や強風で倒壊する危険性が高まります。 - 発見が遅れやすい
シロアリの活動は目に見えない場所(床下や壁の中など)で行われます。そのため、被害が拡大するまで気づかれないことが多いです。 - 湿気が被害を加速
湿気が多い環境を好むシロアリは、通気性が悪く湿度の高い場所に発生しやすく、こうした条件が被害を広げる原因となります。
シロアリが発生しやすい環境
- 湿度が高い場所
特に床下や水回りはシロアリが好む環境です。 - 木材が地面に接触している場合
基礎部分に直接木材を使用していると、シロアリが侵入しやすくなります。 - 古い建物
築年数が経過している建物は、防蟻処理が弱まっている場合が多いです。
被害に遭いやすい建物の特徴
- 防蟻処理がされていない、または古い建物
- 基礎部分のコンクリートが脆弱で、シロアリの侵入を防ぎきれていない
- 湿気の多い地域や風通しが悪い構造の住宅
シロアリ被害の早期発見のポイント
以下の兆候がある場合、シロアリ被害の可能性があります。
- 木材がスカスカしている音がする
- 床や柱の一部がへこんだり、浮き上がる異常がある
- 羽アリを見かける(特に春~初夏にかけて)
- 小さな泥のようなトンネル(蟻道)が基礎部分に見られる
シロアリ被害は、放置すると修繕費用や建物の価値に大きな影響を与えます。
早期の発見と対策が、被害を最小限に抑える鍵となります。
解体工事が必要になる理由
シロアリ被害が進行した場合、建物の安全性や機能性が損なわれ、修繕では解決できないケースもあります。シロアリ被害がある場合、解体工事を行い、被害を根本から解消する必要があります。次に、解体工事が必要になる主な理由を解説します。
1. 建物全体の構造的な安全性が損なわれる
シロアリは建物の柱や梁といった構造材を食害するため、建物全体の耐久性が著しく低下します。
以下のような状況では、修繕では対応しきれず解体工事が必要になります。
- 柱が内部から空洞化し、倒壊のリスクがある。
- 耐震性が大きく低下し、地震などの自然災害で崩れる可能性がある。
2. 局所修繕では問題が解決しない
被害が家全体に広がっている場合、部分的な修繕では完全にシロアリを駆除することが難しいです。
特に以下のような場合、解体工事が適切です。
- シロアリの被害が壁、床、天井など複数箇所に広がっている。
- 修繕を繰り返すことで費用が増大し、新築や全面的な解体のほうがコストパフォーマンスが良い場合。
3. 被害の再発リスクを抑えるため
シロアリの被害箇所を残したままにしておくと、再びシロアリが繁殖し、被害が拡大する可能性があります。特に以下の場合、解体後に防蟻処理を徹底することで再発を防ぐことができます。
- 地盤部分や基礎がシロアリの侵入口になっている場合。
- 修繕後も湿気や通気性の問題が解決しない場合。
4. 新築や建替えを検討している場合
シロアリ被害が進行している家屋をそのまま利用するのはリスクが高いです。
そのため、以下のような状況では解体工事が選ばれることが多いです。
- 家の寿命が近づいており、被害を機に新築を計画している。
- 現在の建物がシロアリ対策を施しにくい構造である。
5. 健康リスクを回避するため
シロアリ被害が進行した建物では、健康に悪影響を及ぼす以下のようなリスクがあります。
- カビの発生
シロアリの被害箇所は湿気がたまりやすく、カビが発生しやすい環境となります。 - 建材の劣化粉じん
解体しない場合、被害箇所から発生する粉じんや有害物質が健康に影響を及ぼす可能性があります。
解体工事の必要性の判断ポイント
- 柱や床が大きく損傷し、居住に危険がある。
- 被害が地盤や基礎まで到達している。
- 修繕費用が新築の費用に匹敵するか、それ以上になる。
シロアリ被害は放置すると状況が悪化し、修繕が不可能になる場合もあります。
解体工事を適切なタイミングで行うことで、家の安全性や居住環境を取り戻すことができます。
解体後の注意点
解体工事後、シロアリ被害を根本的に解消し、新たな建物の安全性を確保するためには、いくつかの重要な注意点があります。解体後に適切な対策を講じることで、再びシロアリ被害やその他のトラブルを防ぐことが可能です。
1. シロアリの完全駆除
解体後もシロアリが地盤や周囲に残っている可能性があります。
そのため、以下の駆除作業を徹底的に行うことが重要です。
- 地盤処理
解体後の地面にシロアリ用の薬剤を散布し、巣や侵入口を完全に駆除します。 - 周辺環境の確認
隣接する土地や建物にもシロアリの痕跡がないか確認します。
2. 湿気対策
シロアリは湿気を好むため、解体後の湿気対策が再発防止の鍵となります。
- 排水対策の強化
地盤が雨水で湿ることを防ぐため、排水設備を整えます。
雨樋や排水管を点検し、適切な場所に排水が流れるようにします。 - 地盤の乾燥化
風通しを良くするために、基礎部分や地盤を乾燥させる工夫をします。
3. 防蟻処理
新築や再利用する土地には、防蟻処理を施すことが重要です。
これによって、シロアリの侵入を長期間防止できます。
- 防蟻剤の使用
基礎部分や地盤に防蟻剤を塗布し、シロアリが侵入できない環境を作ります。 - 耐シロアリ建材の選択
新築時には防蟻加工が施された木材や耐久性の高い建材を使用するのがおすすめです。
4. 土壌改良
解体後の土地は、シロアリが再び巣を作りやすい状態になっている可能性があります。
- 地盤の強化
防湿シートを敷いたり、防蟻処理を行うことで、地盤の安全性を高めます。 - 周辺環境の整備
木材や湿気を含むゴミを完全に撤去し、シロアリの住処となる材料を取り除きます。
5. 定期点検の計画
解体後の土地や新築建物を長期間安全に保つためには、定期的な点検が不可欠です。
- 専門業者による点検
防蟻処理や湿気対策の効果を確認するため、1~2年に一度は専門業者に点検を依頼します。 - セルフチェック
自分でも床下や基礎部分を観察し、異常があれば早期に対処します。
6. 建築計画との連携
解体後に建築を予定している場合、解体工事と新築工事のスケジュールを慎重に調整する必要があります。
- 地盤の安定化
解体直後に建築を始めると、地盤が不安定なままになる可能性があるため、十分な期間を確保します。 - 防蟻処理の反映
設計段階から防蟻処理や湿気対策を取り入れるよう建築業者と連携します。
7. 周辺環境への配慮
解体後の処理が不十分だと、シロアリが隣接する建物や土地に侵入する可能性があります。
周囲に迷惑をかけないためにも、以下の点に注意します。
- 隣接地への配慮
解体後の土地でシロアリが発生しないように対策を徹底します。 - ゴミの完全撤去
木くずや廃材を放置せず、速やかに撤去します。
シロアリ予防のためのチェックリスト
シロアリは湿気や木材を好むため、日常のちょっとした工夫や対策で予防することができます。最後に、シロアリ予防のための具体的なチェックリストです。新築時やリフォーム時はもちろん、日々の暮らしの中でも役立ててください。
1. 防蟻処理の徹底
- 基礎部分に防蟻剤を塗布する
新築やリフォーム時に柱や土台、基礎部分に防蟻処理を行い、シロアリの侵入を防ぎます。
また、防蟻剤は約5年ごとに再処理を行うのがおすすめです。 - 防蟻建材を使用する
耐久性の高い防蟻加工済みの木材や、シロアリに強いコンクリート基礎を採用することで予防効果を高めます。
2. 湿気対策を行う
- 床下の換気を良くする
シロアリは湿気の多い環境を好むため、床下の通気口を塞がないようにし、風通しを確保します。
また、換気口が塞がれていないか定期的に確認しましょう。 - 排水設備の点検
家の周囲に雨水が溜まらないよう、排水溝や雨樋の掃除を行い、適切に排水が流れる状態を維持します。 - 地盤の乾燥化を促進する
基礎部分や周辺地盤が水分を含まないよう、防湿シートや砂利敷きで対策を行います。
3. 木材管理の注意
- 木材を地面に直接触れさせない
建物の外周に木材や不要な家具を放置すると、シロアリが住み着く原因になります。
木材は常に地面から離れた場所で保管しましょう。 - 庭木や木材をこまめに処理する
庭に放置された切り株や枯れ木はシロアリの温床になるため、速やかに撤去してください。
4. 建物の構造をチェック
- 基礎のひび割れを修復する
基礎部分のひび割れからシロアリが侵入することがあるため、小さなひびでも早めに修復します。 - 水回りの配管を確認する
キッチンや浴室などの水回りの配管が漏れていないかを定期的に点検し、漏水を防ぎます。
5. 定期点検を実施する
- 専門業者による点検
年に1回はシロアリ専門業者に点検を依頼し、早期発見に努めます。
業者によるプロの点検は、目に見えない部分の被害を見逃さないために重要です。 - セルフチェック
以下のポイントを自分でも確認しましょう。- 床下や基礎部分に蟻道(シロアリが通る土の道)がないか。
- 羽アリを家の周囲で見かけていないか。
- 木材がスカスカして音が変わっていないか。
6. DIY予防対策
- 市販の防蟻剤を使用する
手軽にできる防蟻スプレーを定期的に使用し、侵入口になりやすい部分を保護します。 - 害虫忌避植物を植える
ローズマリーやミントなどの忌避効果がある植物を庭に植えることで、シロアリの発生を抑える効果があります。
7. 家の周辺環境を整える
- 湿気をためない土地整備
建物周辺に水たまりを作らないように整地し、排水路を設けます。 - ゴミや不要物を放置しない
廃材やダンボールなどのゴミを建物の近くに放置すると、シロアリが巣を作る原因になります。速やかに処分しましょう。
チェックリストで快適な暮らしを!
シロアリ予防は、日常の小さな心がけが大きな効果を生みます。防蟻処理や湿気対策、定期点検を通じて、大切な住まいを守りましょう。特にシロアリ被害が多い地域では、早めの予防と専門業者への相談が被害を未然に防ぐ鍵となります!
まとめ:香川・高松・丸亀・坂出・観音寺での解体工事ならACTIVEへ
シロアリ被害は、家の安全性を脅かす深刻な問題です。被害が進行すると修繕では対応できず、解体工事が必要になることもあります。解体後には、防蟻処理や湿気対策、定期的な点検を行うことで、再発を防ぎ安心して暮らせる環境を整えましょう。高松・丸亀・坂出で解体工事・建替・相続を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!
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