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実家じまいと解体工事の基本|やるべきことと進めるコツ

実家じまいと解体工事の進め方をわかりやすく解説します。

鳥取・米子・倉吉・境港のみなさん、こんにちは!
解体工事のACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!  

親が住んでいた実家をどうするか、考え始めた方も多いのではないでしょうか?「誰が管理するのか?」「売却や解体のタイミングは?」など、実家じまいにはさまざまな悩みや疑問がつきものです。

この記事では、実家じまいの進め方や、解体工事のポイント進め方まで詳しくご紹介します。この記事を読めば、鳥取県内でスムーズに計画を立てるヒントが得られます。鳥取・米子・倉吉・境港で実家じまいや解体工事を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください!

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実家じまいとは?

実家じまいとは、親が住んでいた家を片付け、最終的に解体や売却、または管理方法を決めるプロセスのことを指します。近年、少子高齢化や核家族化の進行により、空き家の増加が社会問題となっており、実家じまいの重要性が高まっています。実家じまいを行う理由はさまざまで、主に以下のようなものがあります。

  • 相続や財産整理のため
    親が亡くなった後、実家を相続する際に維持管理の負担固定資産税の問題から、家を処分するケースが増えています。
  • 空き家によるトラブル防止
    空き家は放置することで老朽化が進み、近隣トラブル犯罪の温床になるリスクがあります。そのため、早めに対策を講じることが重要です。
  • 遠方に住んでいて管理が難しい
    実家が遠方にある場合、定期的な管理が困難なため、手放す決断をする人が多くなっています。
  • 建て替えや土地の有効活用
    古くなった実家を解体し、駐車場やアパート経営など、新たな用途として活用する選択肢もあります。

実家じまいの主な方法

整理する際には、いくつかの選択肢があります。
それぞれの特徴を理解し、自分たちに最適な方法を選ぶことが大切です。

1. 解体して更地にする
古くなった家を取り壊し、更地にすることで土地の売却や再利用がしやすくなります。
また、固定資産税の増加に注意が必要です。

2. リフォーム・リノベーションを行う
建物の状態が良好な場合、リフォームして賃貸や民泊として活用する方法もあります。
費用対効果を考慮する必要があります。

3. そのまま売却する
解体せずに現状のままで売却する方法です。
買い手が見つかれば手続きがスムーズに進み、解体費用を抑えられます。

4. 賃貸物件として活用する
賃貸に出すことで収益を得ることが可能です。
しかし、管理や維持費用の負担を考慮する必要があります。

実家じまいのタイミング

実家じまいは、思い立ったらすぐに進めることが理想ですが、以下のタイミングが適しています。

  • 親が介護施設に入るタイミング
  • 相続手続きの完了後
  • 固定資産税がかかる前の年度末

計画的に実家じまいを進めることで、スムーズに手続きを完了させることができます。

実家じまいを決める際のポイント

実家じまいは、一生に一度の大きな決断です。感情的な面や金銭的な負担、手続きの煩雑さなど、様々な要素を考慮する必要があります。スムーズに進めるためには、以下のポイントを押さえておくことが重要です。

実家じまいと解体工事を決めるポイント

1. 家族との話し合いを十分に行う

実家じまいを成功させるためには、家族間の意見をしっかりと共有し、納得できる方向性を決めることが不可欠です。親族の意見が分かれることもあるため、早い段階で以下の点について話し合いましょう。

  • 実家の今後の活用方針(解体、売却、リフォームなど)
  • 残しておきたい物や思い出の整理方法
  • 財産分与の方針や法的な手続きの進め方

家族が集まりやすいタイミングで、複数回のミーティングを設けることをおすすめします。

2. 実家の現状を把握し、解体や売却の選択肢を検討する

実家の築年数や建物の老朽化、周辺環境などを考慮し、次の選択肢を比較検討します。

  • 解体して更地にする場合のメリット・デメリット
    • メリット:固定資産税の軽減、売却が容易
    • デメリット:解体費用がかかる、固定資産税の増額
  • そのまま売却する場合のメリット・デメリット
    • メリット:解体費用の負担が不要、早期売却が可能
    • デメリット:買い手が見つかりにくい可能性
  • リフォームして活用する場合のメリット・デメリット
    • メリット:思い出を残せる、収益化の可能性
    • デメリット:リフォーム費用が高額、管理の手間

専門家(不動産業者や解体業者)に相談し、最適な方法を決めましょう。

3. 解体や売却にかかる費用を把握する

実家じまいを進める際には、解体工事や売却にかかる費用を事前に把握し、資金計画を立てることが重要です。一般的な費用の目安は以下のとおりです。

  • 解体工事の費用相場(30坪の木造住宅の場合)
    • 約90万円〜150万円
    • 費用に影響する要因:建物の構造、立地、廃材処分費など
  • 売却時の諸費用
    • 不動産仲介手数料:約3%+6万円
    • 登記費用、税金なども発生するため、事前に見積もりを取得しましょう。

自治体の補助金制度を活用できる場合もあるため、自治体の公式サイトを確認することも大切です。

4. 思い出の品や相続に関する整理を進める

実家には、家族の思い出が詰まった品が数多く残されています。
片付け作業を円滑に進めるためには、以下の手順を意識しましょう。

  1. 大切なものと不要なものを分別する
    • 写真や手紙などの思い出の品は、デジタル化して保管するのも一つの方法です。
  2. 親の意思を尊重する
    • 実家じまいを進める際は、親の気持ちをしっかり聞きながら進めましょう。
  3. 遺品整理業者の活用
    • 大量の家具や家財道具を処分する場合は、専門業者に依頼すると効率的です。

5. 法的手続きや相続問題を確認する

実家じまいには、相続登記や不動産売却に関する法的手続きが必要です。
スムーズに手続きを進めるために、次の点に注意しましょう。

  • 名義変更の確認
    • 親の名義のままでは、売却や解体が進められないため、相続登記を早めに行う。
  • 相続人の同意を得る
    • 相続人全員の合意が必要になるため、円滑な話し合いを心がけましょう。
  • 税金の確認
    • 売却時には譲渡所得税が発生する場合があるため、税理士に相談するのがおすすめです。

6. 近隣住民への配慮を忘れない

実家じまいを進める際には、近隣住民とのトラブルを避けるため、事前に周囲へ説明し、理解を得ることが重要です。

  • 解体工事前に挨拶を行い、工事期間や騒音について説明する。
  • 粉じんや騒音対策をしっかり行う信頼できる解体業者を選ぶ。
  • 近隣トラブルが起きた際の窓口を設ける。

7. 信頼できる業者を選ぶ

解体工事や不動産売却を行う際は、信頼できる業者を選ぶことが成功のカギとなります。選定時のポイントは以下のとおりです。

  • 複数の業者から相見積もりを取る
    • 適正価格を知るために、2~3社の見積もりを比較する。
  • 許可や資格を確認する
    • 解体業者は「建設業許可」「産業廃棄物収集運搬許可」を持っているか確認。
  • 口コミや評判をチェックする
    • 実際の利用者の声を参考にし、信頼できる業者を選ぶ。

実家の解体工事を依頼する流れ

実家じまいの解体工事は、適切な手順を踏むことでスムーズに進めることができます。解体工事には法的な手続きや近隣対応、業者選びなど様々な準備が必要です。次に、解体工事を依頼する際の具体的な流れを解説します。

実家の解体工事を依頼する流れ

1. 事前準備を行う

実家じまいで解体工事をスムーズに進めるためには、まず事前準備が重要です。
解体する目的や今後の土地利用について明確にし、家族や関係者と話し合いを行いましょう。

確認すべきポイント

  • 解体後の土地の用途(売却、再利用、駐車場など)
  • 解体工事に関わる予算の確保
  • 相続手続きの完了(名義変更など)
  • 近隣住民への説明準備

2. 解体業者の選定と見積もりの取得

解体工事の成否は、業者選びにかかっています。信頼できる業者を選ぶために、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。

業者選びのポイント

  • 建設業許可証の有無(適正な資格を持っているか確認)
  • 産業廃棄物の処理許可の有無(不法投棄防止のため)
  • 過去の施工実績や口コミの確認
  • 相見積もりを取る(最低2社)
  • 費用の明細が細かく記載されているかチェック

見積もりのチェックポイント

  1. 解体費用(坪単価の相場と比較)
  2. 廃材処理費用(リサイクル率の確認)
  3. 仮設養生費(周辺住宅への防塵対策)
  4. 地中埋設物の処理費(追加費用の可能性)

3. 各種届出・手続きの準備

解体工事を行う際は、法律で定められた各種届出や手続きが必要です。これを怠ると、罰則や近隣トラブルにつながる可能性があります。

必要な手続き

  1. 建設リサイクル法の届出(延べ床面積80㎡以上の場合)
    • 解体工事着手の7日前までに自治体へ提出。
  2. 建築物除却届の提出
    • 建築基準法に基づき、役所へ提出。
  3. ライフラインの解約手続き
    • 電気・水道・ガスの停止(業者と連携して行う)
  4. 近隣住民への説明・挨拶回り
    • 解体工事のスケジュールや騒音、振動対策について説明。

4. 解体工事の契約とスケジュール調整

業者との契約締結後、解体工事のスケジュールを調整します。特に、以下の点を事前に確認しておくことが重要です。

契約時のチェックポイント

  • 工事の開始日と終了予定日
  • 撤去範囲の明確化(庭や塀、地中障害物の処理)
  • 追加費用の有無(想定外の事態への対応)
  • 廃材の処理方法とリサイクル状況
  • 近隣への対応策(騒音・振動対策)

工事中は業者と定期的に連絡を取り、進捗状況を把握しましょう。

5. 解体工事の実施

工事は、以下の手順で進められます。

解体工事の流れ

  1. 仮設工事(防音シート・足場設置)
    • 近隣住宅への配慮として、粉じんや騒音対策を行う。
  2. 内部解体(家財・内装材の撤去)
    • 建物内部の設備や配線などを撤去し、建材ごとに分別処理。
  3. 重機による本体解体
    • 建物を順序立てて解体し、ダンプカーで運搬。
  4. 廃材の分別と処理
    • 木材、コンクリート、金属などを分別し、リサイクル処理。
  5. 整地作業(地ならし・更地化)
    • 工事完了後、土地を平らに整える。

工事中は騒音や振動が発生するため、近隣住民への対応を怠らないようにしましょう。

6. 工事完了後の確認と手続き

解体工事が完了したら、工事内容を業者と一緒に確認し、問題がないかチェックします。

確認すべきポイント

  • 地中に埋設物が残っていないか
  • 整地状態が適切か
  • 廃材の処分が適切に行われたか(マニフェストの確認)
  • 近隣からの苦情がないか

また、解体後の土地活用に向けて、以下の手続きも進めましょう。

  • 建物滅失登記の申請(法務局にて建物の登記抹消)
  • 固定資産税の変更手続き(更地になると課税額が変わる)
  • 土地売却や活用の準備

7. 解体後の土地の活用を検討する

解体後の土地の活用方法も、事前に検討しておくことが重要です。代表的な活用方法として、以下のような選択肢があります。

  • 売却して現金化する(不動産会社に相談)
  • 駐車場として運用する(収益化を目指す)
  • 新築を建てるために活用する(注文住宅など)

将来の計画に合わせて、最適な方法を選びましょう。

実家じまいの注意点と失敗しないコツ

実家じまいは、感情的にも金銭的にも大きな決断です。スムーズに進めるためには、家族との調整や費用の把握、信頼できる業者選びなど、いくつかのポイントを押さえることが大切です。最後に、後悔しない実家じまいを行うための注意点とコツをご紹介します。

実家じまいと解体工事の注意点

家族との意見調整は慎重に行う

実家じまいを進める際には、家族全員の意見をしっかりと共有し、納得のいく形を目指すことが重要です。誰が主導するのかを明確にし、財産分与や相続の方針を早めに決めておくとスムーズです。特に、遠方に住んでいる家族とは定期的な連絡を取り合い、情報を共有しましょう。不動産や相続に関する専門家に相談することで、冷静かつ公平な判断ができます。

感情面の整理と心の準備を忘れずに

実家は思い出が詰まった大切な場所です。そのため、いざ処分となると感情的な葛藤が生じることも少なくありません。親や家族が実家じまいに対して抵抗を示すこともあります。そのため、時間をかけて気持ちを整理し、焦らずに進めることが大切です。思い出の品を写真やデジタルデータとして残しておくと、手放す決断もしやすくなります。

解体工事の適切な業者を選ぶ

解体工事では、信頼できる業者選びが最も重要です。相場より極端に安い業者には注意が必要で、不適切な処理やトラブルの原因となる可能性があります。実績や口コミを確認し、複数の業者から見積もりを取り比較することで、適正価格とサービスのバランスを見極めましょう。また、事前に近隣住民への配慮ができる業者を選ぶことも大切です。

解体費用を事前に把握し、予算を立てる

解体工事には、建物の構造や立地条件によって異なる費用がかかります。一般的に、木造住宅では坪単価3〜5万円が目安ですが、解体後の整地や廃材処分費用などが別途必要になる場合があります。また、解体後の土地の固定資産税が上がる可能性も考慮し、早めに自治体の補助金や助成金を調べて活用しましょう。

不要なものは計画的に処分する

実家には長年の生活の中で増えた家財が多く、片付けには思った以上に時間がかかります。不要品の処分は、自治体の粗大ごみ回収リサイクルサービスを活用すると、コストを抑えつつ効率的に進めることができます。早めに整理を始め、残すものと手放すものを見極めることが、円滑な実家じまいにつながります。

近隣住民への対応も忘れずに

解体工事は騒音や振動、粉じんが発生するため、近隣住民への配慮が欠かせません。工事開始前に挨拶を行い、工事内容や期間について説明することで、トラブルを未然に防ぐことができます。また、解体業者と協力し、防音シートの設置や作業時間の調整など、近隣への負担を最小限にする努力も重要です。

よくある質問(FAQ)

Q:実家の解体工事にはどれくらいの期間がかかりますか?

A:一般的な木造住宅(30坪程度)の解体工事には、約1週間から2週間程度かかります。
以下の流れで進行します。
1.事前準備(届出・ライフライン撤去など):1~2週間
2.解体工事(建物解体・廃材処理):1~2週間
3.整地作業:2~3日

鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨造の場合、工期はさらに長くなる傾向があります。
天候や地中埋設物の有無によっても工期が延びる可能性がありますので、早めの計画が大切です。

まとめ:鳥取・米子・倉吉・境港の解体工事ならACTIVEへ

この記事では、実家じまいと解体工事の基本から、具体的な流れや注意点について詳しく解説しました。実家じまいには、思い出の整理や家族との調整など、多くのステップが必要です。実家じまいと解体工事の流れや費用について知識を得ることで、不安を少しでも軽減できます。焦らず、じっくりと向き合いながら、家族の気持ちを大切にして進めていきましょう。鳥取・米子・倉吉・境港で解体工事・建替・相続を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!

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Writer この記事を書いた人

菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役

岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。

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