広島で解体時のアスベストの飛散防止対策が気になる方へ。
東広島・三原・尾道・福山・広島のみなさん、こんにちは!
解体工事のACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!
「うちの建物にアスベストが含まれているか分からない…」「解体工事でアスベストが飛散しないか心配…」そんな不安を抱えていませんか?特に広島県では、昭和の時代に建てられた建物がまだ多く残っており、解体時のアスベスト対策が非常に重要です。
この記事では、広島で解体工事を行う際に気を付けるべきアスベストの飛散防止対策について詳しく解説します。読んでいただくことで、安全な解体工事を進めるための知識が身に付きます。広島で解体工事を検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
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なぜアスベストの飛散防止が重要なのか?健康被害と法律規制
アスベストは、その耐熱性や耐久性から建材として広く使用されてきました。
しかし、微細な繊維が空気中に飛散し、吸入すると深刻な健康被害を引き起こすことが明らかになっています。具体的には、中皮腫や肺がん、アスベスト肺などの疾患が知られています。
これらの疾患は潜伏期間が長く、発症すると治療が難しいことが多いです。そのため、アスベストの飛散防止は極めて重要です。また、日本では大気汚染防止法や石綿障害予防規則などの法律により、アスベストの適切な処理が義務付けられています。これらの法律に違反すると、罰則が科されるだけでなく、社会的信用を失う可能性もあります。
さらに、広島県内では、人口密集地が多く、解体工事によるアスベストの飛散は周辺住民への影響が大きいため、特に注意が必要です。
広島のアスベスト解体工事|飛散防止対策と具体的な方法
広島県内で解体工事を行う際、アスベストの飛散を防ぐための対策は、法律で義務付けられているだけではありません。周辺住民の健康や環境保護の観点からも非常に重要です。特に広島は住宅密集地や沿岸部が多いため、適切な飛散防止措置を講じなければ、遠方まで影響を及ぼす可能性があります。次に、広島で具体的なアスベスト飛散防止対策について詳しく解説します。

1. 事前調査の徹底(アスベスト含有の有無を確認)
解体工事を行う前に、対象建築物にアスベストが使用されているかどうかを確認するための事前調査が必須です。2023年10月1日以降、国の法律により 「建築物石綿含有建材調査者」 などの有資格者が調査を実施しなければならなくなりました。
(1) 調査の流れ
- 建物の設計図や施工記録を確認
設計図や施工記録からアスベスト含有建材が使用されている可能性を探る。 - 現地調査の実施
建物の壁材、天井材、断熱材などを詳細にチェックし、アスベストの有無を確認。 - サンプル採取と分析検査
疑わしい材料を専門機関で分析し、アスベスト含有の有無を確定。 - 調査結果を報告し、広島県や市町村に必要な届出を行う
アスベストが含まれていた場合、適切な処理計画を策定し、行政に報告。
(2) 広島県の事前調査に関するポイント
- 広島市・福山市などの大都市でも、事前調査の厳格化が進められているため、早めの対応が必要。
- 調査結果によっては大気汚染防止法に基づく届出が求められる。
2. 適切な解体方法を採用する(飛散防止措置の実施)
アスベストが含まれていることが判明した場合、解体方法の選択が飛散防止の重要なポイントとなります。特に湿潤化工法の利用が推奨されています。
(1) 湿潤化工法(散水による飛散防止)
- 解体前・作業中に水を散布し、アスベストの繊維を抑え込む。
- 粉じんを吸着させる専用薬剤(封じ込め剤)を使用し、飛散リスクを低減。
- 解体後も散水を継続し、アスベストが残留しないようにする。
(2) 密閉・隔離作業の実施
- 負圧隔離措置を導入し、解体エリアを密閉する。
- 防じんシートで囲い込むことで、粉じんの外部流出を防ぐ。
- 作業区域への立ち入り制限を実施し、関係者以外の曝露を防ぐ。
(3) 手作業解体の活用
- 一般的な解体工事では重機を使用することが多い。
ただし、アスベストが含まれている場合は、手作業で慎重に解体する方法が推奨される。 - 一気に壊さず、徐々に除去していくことで、粉じんの飛散を抑えることが可能。
3. 作業員の安全対策(健康被害の防止)
アスベストを扱う作業員は、適切な防護対策を行わなければ深刻な健康被害を受ける可能性があります。
(1) 保護具の着用
- 防じんマスク(N95・P3規格)を着用し、アスベストを吸い込まないようにする。
- 防護服・手袋・ゴーグルを装着し、皮膚や目の粘膜への接触を防ぐ。
- 作業後は、専用の洗浄設備で徹底的に除染し、服や体に付着したアスベストを除去。
(2) 健康診断の実施
- アスベスト作業従事者には定期健康診断が義務付けられている。
- 肺のX線検査などを受け、健康状態を確認する。
4. 近隣住民への配慮(情報提供と安全管理)
広島県では住宅密集地が多く、アスベスト解体工事による近隣住民への影響を最小限に抑えるため、事前の情報提供と対策が求められます。
(1) 事前説明会の開催
- 解体工事の予定・アスベスト含有の有無・安全対策を説明する。
- 近隣住民の不安を解消するため、質疑応答の時間を設ける。
(2) 工事エリアの安全対策
- 防音・防じんシートを設置し、飛散防止のための物理的なバリアを作る。
- 風の強い日は解体作業を控えるなど、天候による影響を考慮する。
5. 廃棄物の適正処理(法令に基づいた処理)
除去したアスベストは、広島県の適正な処分場で処理する必要があります。違法な不法投棄は、環境への悪影響だけでなく厳しい罰則を受ける可能性があります。
(1) 廃棄物の梱包・輸送
- アスベストを密閉容器に封じ込める。
- 専用の袋(アスベスト専用廃棄物袋)に二重に梱包し、飛散を防止。
- 広島県内の許可を受けた産業廃棄物処理業者に運搬を依頼 する。
(2) 適正処分場への搬入
- 広島県内には、アスベスト廃棄物を受け入れる指定処分場 がある。
- 事前に廃棄物の種類や搬入方法を確認し、適切な処理を行う。
広島でアスベスト解体を依頼する際のポイント
広島県内でアスベストを含む建物の解体を依頼する際は、以下の点に注意することが重要です。
1. 許可を持つ専門業者の選定
解体工事を行う業者が、建設業の許可や解体工事業登録を持っているかを確認することが重要です。
無許可での工事は法律違反となり、依頼主も責任を問われる可能性があります。
2. 過去の実績や評判の確認
業者の過去のアスベスト除去実績や、顧客からの評判を確認することで、信頼性を判断する材料とすることができます。公式サイトや口コミサイトなどを活用すると良いでしょう。
3. 明確な見積もりと契約内容の確認
解体工事の見積もり内容が明確で、アスベスト除去に関する費用や作業内容が詳細に記載されているかを確認することが重要です。また、契約内容にも注意を払い、不明点があれば事前に確認するようにしましょう。
よくある質問(FAQ)
A:アスベストの除去費用は、含有量や建物の規模、作業方法によって異なります。
一般的な費用相場は以下の通りです。
・事前調査費用:5万円〜20万円
・吹き付けアスベスト除去:1平方メートルあたり3万円〜8万円
・石綿含有建材の除去:1平方メートルあたり5千円〜3万円
・廃棄物処理費:10万円〜50万円
工事内容によって大きく異なるため、見積もりを取ることが大切です。
アスベスト除去の助成金制度 がある場合もあるので、行政の補助金情報も確認するとよいでしょう。
まとめ|広島県で解体工事を依頼するならACTIVEへ!
広島での解体工事において、アスベストの飛散防止は非常に重要です。適切な事前調査を行い、安全な解体方法を選択し、信頼できる業者に依頼することで、健康被害や法律違反のリスクを防ぐことができます。アスベストを含む建物の解体を検討されている方は、必ず専門業者と相談し、適切な対策を講じましょう。広島・東広島・三原・尾道・福山で解体工事・建替・相続を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!
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