こんにちは！岡山・倉敷・福山・鳥取・広島の解体工事業者ACTIVE（アクティブ）のブログ担当です。
「プレハブの解体費用っていくらかかるの？」「簡易建物だからすぐ解体できる？」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
プレハブ建物は一般住宅や鉄筋コンクリート造と比べると構造がシンプルな反面、アスベストや基礎、隣地との距離など、注意すべき点もいくつか存在します。
この記事では、プレハブ解体の費用相場、解体の流れ、注意点や法的手続き、業者選びのポイントまで、幅広く丁寧に解説しています。
この記事を読むことで、プレハブ解体の基本的な知識から、具体的な費用や工期、解体後の土地活用まで、まるごと理解できるようになります。
「古いプレハブを撤去したい」「空き家になったプレハブ小屋を解体したい」「土地を整地して再利用したい」とお考えの方は、ぜひ最後まで読んでみてください！
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プレハブ解体とは？
プレハブ解体とは、工場などであらかじめ加工された部材を現場で組み立てて造られたプレハブ建物を撤去する工事のことです。
プレハブは、「プレファブリケーション（prefabrication）」の略で、軽量鉄骨や木材を使用した簡易構造の建物が多く、組立・解体が比較的容易であることが特徴です。
プレハブ建物の主な種類
プレハブには、木造プレハブ、軽量鉄骨プレハブ、ユニットハウス型など複数の種類があります。 木造プレハブは古くから住宅や作業小屋に使われ、断熱性に優れています。軽量鉄骨プレハブは事務所や倉庫、店舗に多く、耐久性が高いのが特徴です。ユニットハウスは工場などで完全に完成したモジュールを運搬して設置するタイプで、解体も比較的容易です。
プレハブ解体にかかる費用相場と内訳
プレハブ解体の費用は、構造・面積・立地・基礎の有無などにより大きく変動します。一般的な相場は以下の通りです。
構造・坪数別の解体費用相場
・木造プレハブ：1坪あたり20,000円〜30,000円
・軽量鉄骨プレハブ：1坪あたり25,000円〜35,000円
・ユニットハウス：1棟あたり150,000円〜300,000円（大きさにより変動）
たとえば、20坪の軽量鉄骨プレハブなら、解体費用は50万円〜70万円が相場となります。
費用に含まれる内訳と追加費用の例
基本料金には、建物解体費・重機費・廃材処分費・人件費が含まれます。
ただし以下のような追加費用が発生することがあります。
・アスベスト調査・除去費（5万円〜30万円）
・基礎コンクリートの撤去（10万円〜20万円） ・附帯工事（ブロック塀・物置・植栽撤去など）
・遠方や狭小地での搬出対応費 見積もり時に「何が含まれているか」をしっかり確認しましょう。
プレハブ解体の流れと工期の目安
プレハブ解体の一般的な工程は以下のとおりです。
流れを知っておくことで、計画がスムーズに進みます。
プレハブ解体工事の基本的な流れ
1. 現地調査・見積もり依頼
2. 契約・日程調整
3. 届出書類の提出（必要に応じて）
4. 足場の設置・電気ガス水道の撤去
5. 建物の手壊し・重機による撤去
6. 廃材の分別・搬出・マニフェスト管理
7. 基礎撤去・整地作業
8. 完了報告と確認
工期の目安と変動要因
10坪程度のプレハブ小屋であれば、2日〜4日程度が標準的な工期です。
ただし、基礎の深さ・地中埋設物・天候・隣接建物の有無によっては1週間以上かかることもあります。
工期に余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。
解体前に知っておきたい手続き・届出・法律
解体工事を行うにあたっては、建設リサイクル法など法的な届出が必要なケースがあります。
知らずに進めると行政指導や罰則の対象になることもあるため注意が必要です。
建設リサイクル法の届出義務
延床面積80㎡を超えるプレハブ建物を解体する場合、「建設リサイクル法」に基づく届出が必要です。
解体業者が行政に提出しますが、施主側でも概要を理解しておくと安心です。
マニフェスト制度と産業廃棄物管理
プレハブ解体では廃棄物が多く出るため、マニフェスト制度により廃棄物の流れを記録・管理する義務があります。
適切に管理しないと不法投棄や処分違反につながるため、対応経験が豊富な業者に依頼することが重要です。
プレハブ解体時の注意点とよくあるトラブル対策
プレハブ解体は比較的シンプルな工事に見えて、実はトラブルが多いジャンルでもあります。
事前に知っておくことで防止できます。
アスベストの有無を確認しよう
古いプレハブ（特に昭和50年代以前の建物）には、屋根や壁材にアスベストが使用されている可能性があります。
事前調査や分析が必要で、含有している場合は専門業者による除去が必須となります。
近隣トラブルを防ぐための配慮
騒音・振動・粉じんなどにより、近隣住民とのトラブルが発生しやすいため、あいさつ回りや防塵シートの設置など、事前の対応が重要です。
信頼できる業者であれば、近隣対策まで丁寧に行ってくれます。
境界線や敷地外構への影響
隣接地との境界ギリギリに建てられたプレハブを解体する場合、重機が使えなかったり、境界トラブルに発展するリスクがあります。
現地調査と事前の調整がカギになります。
解体後の土地活用と整地の重要性
プレハブ解体後は、土地の有効活用を視野に入れて整地まで行うと、後の用途が広がります。
整地の内容と目的
整地とは、建物撤去後に地面を平らに整える作業です。砕石を敷いたり、凹凸をならして水はけを良くすることで、次の建築や売却に備えることができます。
プレハブ解体後の活用例
・月極駐車場として運用 ・新築住宅用地として売却 ・家庭菜園・資材置き場として自用 解体後の活用プランによって、整地方法や費用も変わるため、事前に目的を明確にしておきましょう。
プレハブ解体を成功させる業者選びのポイント
プレハブ解体の成否は、業者選びにかかっているといっても過言ではありません。
許可・実績・対応力をチェック
解体業の登録や建設業許可を持っているか、プレハブ解体の実績があるか、見積もりや対応が丁寧かなど、総合的に比較検討しましょう。
相見積もりで費用と対応を比較
最低2〜3社から相見積もりをとり、金額の妥当性や対応の差を確認することで、納得のいく依頼先を選べます。
地元密着業者のメリット
岡山・倉敷・福山・鳥取・広島など地域密着の解体業者であれば、地元事情に精通しており、補助金情報や近隣対応もスムーズです。
まとめ
プレハブ解体は、構造がシンプルな一方で、アスベストの有無や附帯工事、基礎の撤去などさまざまな注意点があります。
費用相場を知り、工事の流れを理解し、信頼できる業者に依頼することで、トラブルのない解体が可能です。
また、解体後の土地活用や整地もあわせて考えることで、より有効に資産を活かせるようになります。プレハブの解体を検討中の方は、ぜひこの記事を参考にして、安心で納得のいく一歩を踏み出してください。
岡山・倉敷・福山・鳥取・広島で解体工事・建替・相続を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね！
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Writer この記事を書いた人
菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役
岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。
