こんにちは、岡山で住宅解体工事を手がけるACTIVE(アクティブ)です。
「建物はそのまま使いたいけれど、古くなったブロック塀や門扉、カーポートなどの外構だけを解体したい」とお考えの方はいませんか?
外構だけの解体は、一見簡単そうに見えても、建物への影響を最小限に抑えるために注意すべきポイントがいくつもあります。
この記事では、外構のみを解体する際の注意点や進め方、費用相場などを詳しく解説します。
岡山で部分解体を検討している方や、将来的なリフォーム・建て替えを見据えて外構の整理を進めたい方は、ぜひ参考にしてください。
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外構の解体工事とは?

外構の解体工事とは、建物の周囲にある構造物や設備を撤去・整理する工事です。
対象となるのは、塀、門扉、ブロック塀、フェンス、庭木、カーポート、倉庫、庭石など多岐にわたります。
解体工事というと「家屋そのものの撤去」をイメージしがちですが、実際には外構部分だけを解体するケースも多く、目的やタイミングによって対応内容が異なります。
外構とは?具体的にどの部分を指す?
外構とは、建物以外の敷地内の設備や構造物を指します。
たとえば次のような部分が該当します
外構の具体例
・門柱・門扉・塀・ブロック塀・フェンス・カーポート・ガレージ・物置・庭木・庭石・植栽・芝生・アプローチ・タイル・舗装面
これらは景観・防犯・利便性のために設けられていますが、老朽化や建て替え、用途変更のタイミングで撤去が必要になることもあります。
外構解体でよくある対象:塀・門・カーポート・庭石など
外構解体で実際に工事対象となる例は以下のようなものがあります。
ブロック塀やフェンス
倒壊の危険がある老朽化したブロック塀は、近隣への被害や事故のリスクも高く、撤去が推奨されます。
門柱・門扉の撤去
門周りは解体時の重機の進入口として障害になりやすく、建て替え時などに撤去されることが多いです。
カーポート・物置
鉄骨製・アルミ製のカーポートは解体と搬出が可能です。屋根材の種類によっては追加費用が発生する場合もあります。
庭木・庭石
大型の庭石や根の深い庭木は、重機を使って撤去する必要があります。撤去後は整地作業まで行われるのが一般的です。
外構だけ解体するケースも多い
建物はそのままで、外構部分だけを解体するケースも多く見られます。以下のようなケースで外構のみ解体が行われます。
駐車場拡張のための外構解体
狭い駐車スペースを広げるために、ブロック塀や植栽を撤去する工事は非常に多い事例です。
空き家の管理・売却のため
荒れた庭や倒壊寸前の塀は、売却時の印象を悪くするため、解体・整地を行ってから売りに出すケースが増えています。
老朽化による安全確保
塀のヒビ割れや傾き、屋根の飛散などのリスクがある場合、安全のため早めの外構解体が推奨されます。
外構解体工事の費用相場と内訳のポイント
外構の解体費用は、対象物の種類や面積、材質によって大きく異なります。以下は主な目安です。
費用相場(あくまで目安)
・ブロック塀(1mあたり):約3,000~8,000円
・門扉:約10,000~30,000円
・カーポート:約20,000~50,000円
・庭木1本:約5,000~15,000円
・庭石1個:約10,000円~(重機使用時は追加)
費用を左右するポイント
・重機が入れるかどうか
・撤去物の処分費(コンクリート・金属・木材等)
・地中埋設物の有無(基礎・配管など)
・周辺道路の幅・作業スペースの有無
実際の金額は現地調査をして初めて正確に算出できます。
外構解体工事の流れと工期の目安
外構解体の一般的な流れは以下の通りです。
①現地調査・見積もり
現地にて対象箇所を確認し、写真・測量を行ったうえで、見積書が作成されます。
②契約・着工前の準備
契約締結後は、近隣あいさつや道路使用許可の申請、養生などの準備を行います。
③解体工事の実施
対象の外構部分を手作業または重機で撤去し、残材を搬出します。工事範囲により1日~3日程度で完了します。
④整地作業と引き渡し
解体後は土地を平らに整地して完了です。再利用や新設を予定している場合もこのタイミングで相談します。
外構解体時の注意点とトラブル対策
外構解体は思わぬトラブルが発生することもあるため、事前の対策が重要です。
騒音・振動・粉じんの影響
近隣から苦情が寄せられることも多いため、作業時間の配慮や防音・散水などの対策が必要です。
境界トラブル
隣地との境界を越えて解体してしまうとトラブルのもとになります。事前に境界確認を行いましょう。
埋設物・配管破損
外構の下には水道管や排水桝があるケースもあります。図面がない場合は事前に埋設物調査を行うことが安全です。
外構解体を依頼する業者の選び方とチェックポイント
外構解体工事をスムーズかつ安全に行うには、信頼できる業者選びが欠かせません。
経験豊富な解体業者を選ぶ
外構専門の業者か、住宅解体とセットで対応できる解体業者がおすすめです。過去の施工実績も確認しましょう。
見積もり項目の明確さ
項目が「一式」だけの業者は注意が必要です。ブロック塀撤去、カーポート分解、整地、残材処分など、詳細に記載されているかをチェックしましょう。
産業廃棄物収集運搬業の許可
解体で発生する廃材を適切に処分するには、収集運搬の許可が必要です。許認可の有無を必ず確認しましょう。
まとめ
外構解体工事は、塀や門扉、庭木、カーポートなど敷地内の構造物を安全に撤去し、次の土地活用につなげる大切なステップです。
費用は対象や敷地条件により変動するため、信頼できる業者に現地調査と見積もりを依頼し、トラブルのない進行を目指しましょう。
岡山・倉敷・福山・鳥取・広島で解体工事・建替・相続を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!
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Writer この記事を書いた人
菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役
岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。





