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コンクリートブロックの老朽化による倒壊リスクと補修・解体の判断基準について岡山の解体工事業者ACTIVE(アクティブ)が解説

  • 2025.07.27
    • その他

こんにちは!岡山・倉敷・福山・鳥取・広島の解体工事業者ACTIVE(アクティブ)のブログ担当です。

「コンクリートブロック造 老朽化」というキーワードで検索されている方は、「自宅のブロック住宅が古くなってきて心配…」「ひび割れが出てきたけど放置して大丈夫?」などの不安をお持ちではありませんか?

この記事では、コンクリートブロック造の特徴や寿命、老朽化の見分け方、補修や解体の判断基準、さらにはアスベストのリスクや費用まで、わかりやすく丁寧に解説していきます。

この記事を読むことで、「老朽化が進んだブロック造の安全性や今後の対処法」が明確になります。

コンクリートブロック造の建物に住んでいる方、解体やリフォームを検討している方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

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コンクリートブロック造の特徴と寿命

コンクリートブロック造は、安価で施工がしやすいことから、昭和中期以降に多く採用された建築構造です。壁の一部や塀、場合によっては住宅全体がコンクリートブロックで作られているケースもあります。

この構造の最大の特徴は「軽量かつ安価」である点ですが、その一方で「耐久性」や「耐震性」に課題があるとされています。

特に築30年以上経過している建物では、ブロックの劣化や構造的な不安が表面化してきます。

一般的に、コンクリートブロック造の寿命は30〜40年程度とされており、木造住宅と同程度かやや短いケースもあります。

定期的な点検を行っていない場合、劣化が見逃される恐れもあるため、築年数が経過している建物は早めのチェックが必要です。

老朽化のサインと見分け方

老朽化したコンクリートブロック造は、さまざまなサインでその劣化を知らせてくれます。

ここでは、特に注意すべき見分け方を紹介します。

ブロックのひび割れ・クラックが目立つ

外壁や塀のブロックに細かなヒビが入っていたり、縦方向・横方向にクラックが走っている場合、構造の内部まで劣化している可能性があります。

髪の毛ほどのヒビでも、水分の侵入により内部から腐食が進行する恐れがあります。

ブロックが崩れやすくなっている

触ったときにポロポロと表面が剥がれたり、モルタル部分が浮いていたりする場合は、すでに老朽化がかなり進行しています。

放置すると台風や地震時に倒壊のリスクが高まります。

水の染み・白華現象が見られる

雨水が浸透してコンクリート表面に白い粉(白華現象=エフロレッセンス)が浮いている場合、内部への水分侵入が進んでいます。

この状態は強度の低下や鉄筋腐食を招くため、早急な対策が必要です。

老朽化によるリスクと放置の危険性

老朽化したコンクリートブロック造を放置すると、さまざまなリスクがあります。

倒壊や事故、資産価値の低下といった深刻な問題に繋がる恐れがあります。

地震や台風での倒壊リスク

老朽化が進行したブロック造は、耐震性能が大幅に低下しており、地震や強風によって一部が崩れたり、全体が倒壊する危険性があります。

過去にもブロック塀の倒壊で命を落とす事故が発生しており、特に人通りの多い道路沿いでは重大な事故につながる可能性があります。

近隣トラブルや法的責任

隣家や道路にブロックが倒れた場合、所有者には損害賠償責任が発生するケースもあります。老朽化による事故は「予見できた」と見なされるため、対処を怠ると法的リスクが生じます。

補修すべきか?解体すべきか?判断基準と対策

コンクリートブロック造が老朽化してきた場合、「補修で対応できるのか」「解体すべきか」で迷う方も多いです。ここではその判断基準と対策を紹介します。

劣化診断は専門業者に依頼する

老朽化の進行具合は、素人では正確に判断できません。

構造内部の劣化や鉄筋の腐食、アスベストの有無などを含め、専門業者に調査を依頼することで正確な状態が把握できます。

軽度の劣化なら補修も可能

ヒビが浅く、構造に大きなダメージがない場合は、部分補修による対応が可能です。モルタル補修や防水塗装を施すことで寿命を延ばすこともできます。

耐震性・劣化進行が著しい場合は解体を検討

劣化が深刻である場合や、耐震診断で危険と判断された場合は、早急な解体が必要です。特に築40年以上経過している建物は、建て替えも視野に入れた方が安全です。

コンクリートブロック造の解体費用と注意点

解体を検討する場合、費用や注意点を事前に理解しておくことが大切です。

解体費用の相場は?

コンクリートブロック造住宅の解体費用は、1坪あたり2万〜3.5万円程度が相場です。ブロック塀のみの撤去であれば、1mあたり1,500円〜3,000円が目安となります。

アスベストの有無を確認

昭和中期〜後期に建てられたブロック造の建物には、アスベストを含む建材が使われていることもあります。解体前には必ずアスベスト調査を行い、安全な方法で除去・処分を行いましょう。

解体前の届け出や近隣配慮も重要

解体工事を行う際には、事前に市区町村への届け出が必要な場合があります。また、騒音や粉じんが発生するため、近隣への丁寧な挨拶・説明がトラブル回避の鍵となります。

老朽化したブロック造住宅の今後の対策と活用法

老朽化が進行したブロック造住宅は、解体後の活用も含めたトータルな視点で検討することが大切です。

空き家対策としての解体・更地化

住む予定がない場合、倒壊リスクを避けるためにも解体し、更地として管理する方法があります。草刈りや簡易舗装で土地の価値を保てます。

解体後に土地活用・売却する

更地にすることで、駐車場や家庭菜園、太陽光発電スペースなど、さまざまな用途に転用が可能です。土地売却の際も買い手が付きやすくなります。

まとめ

コンクリートブロック造は、コストパフォーマンスに優れる一方で、老朽化による構造劣化やアスベストリスクを抱えやすい建物です。

ひび割れや剥がれ、水の染みなどのサインが現れたら、早めに診断・対策を行いましょう。

補修で済むケースもあれば、安全のために解体が最適な場合もあります。

岡山・倉敷・福山・鳥取・広島で解体工事・建替・相続を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!

ACTIVE(アクティブ)では、岡山・倉敷・福山・鳥取・広島でお客様にピッタリの解体工事を提案しています。

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Writer この記事を書いた人

菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役

岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。

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