こんにちは！岡山・倉敷・福山・鳥取・広島の解体工事業者ACTIVE（アクティブ）のブログ担当です。
「解体工事の費用ってどうなってるの？」「見積書の内訳って何を見ればいいの？」そういった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。この記事では、解体工事の費用内訳について詳しく解説します。 建物の構造や敷地の状況によって、解体工事の費用は大きく異なります。見積書の見方や、どこにどんな費用がかかっているのかを理解することで、無駄な出費を防ぎ、安心して工事に臨むことができます。 この記事を読むことで、解体工事にかかる費用内訳の基本、構造別の相場、費用を抑えるための具体的なポイント、見積書のチェック方法まで把握できます。 これから解体工事を検討している方、見積書をもらったけどよく分からない方、費用の相場を知りたい方はぜひ最後まで読んでみてください！
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解体工事の費用内訳とは？
解体工事の費用は、単に「壊すだけ」の金額ではありません。実際には複数の項目で構成されており、総合的なコストとして積み上がっていきます。 たとえば、建物そのものの解体費用に加え、足場・養生費、廃材の運搬処分費、人件費、重機の使用料、届出書類の手数料などが含まれます。 これらを見積書で「一式」とだけ表記してしまう業者もありますが、費用内訳をしっかり把握することで、納得感ある工事につながります。
建物本体の解体費用
建物の構造（木造・鉄骨造・RC造）によって解体の難易度や必要な重機、人件費が異なります。木造住宅であれば1坪あたり2万〜3万円程度、鉄骨造で3万〜4万円、RC造では4万〜6万円ほどが相場です。 建物の老朽化や地盤の状況によっても金額は増減します。建物本体の解体費が総額の中でも最も大きなウエイトを占めるため、詳細な見積もり確認が重要です。
付帯工事（基礎・塀・庭木など）の費用
付帯工事には、基礎の撤去、ブロック塀やフェンスの解体、庭木や倉庫の撤去などが含まれます。これらは建物解体と別途で費用が加算されることが一般的です。 基礎の深さや庭の広さによっては、費用に数十万円の差が出ることもあります。見積書にこれらの項目がきちんと記載されているか確認しましょう。
養生・足場設置費用
隣家との距離が近い住宅密集地では、防音・防塵シートによる養生や足場設置が必須です。これらの費用は10万〜30万円前後が目安です。 安全管理と近隣配慮の観点から必要な項目ですので、費用のかかる工程でも手を抜かないことが大切です。
重機・人件費の費用
解体現場では、油圧ショベルやクレーンなどの重機を使用します。機材ごとに使用料が日単位で設定され、人件費も含めて15万〜50万円ほどかかるケースが多いです。 工期が延びるとその分コストもかさむため、効率的なスケジュールが求められます。
廃材処分・運搬費用
建物の廃材は「産業廃棄物」として法令に従い処理されます。木くず、金属、コンクリートなどを分別・運搬し、適切な施設へと処分します。 費用は処分物の種類・量によって異なりますが、1立米あたり5,000円〜15,000円前後が目安です。見積もりでは廃棄物の内容ごとに項目が明記されているか確認を。
届出・手続きに伴う諸費用
解体工事には市町村への事前届出や、マニフェスト制度に基づく書類作成・管理が義務付けられています。 この作業にも手間と費用が発生し、5,000円〜数万円程度が請求されるケースがあります。法令遵守の面でも非常に重要な工程です。
構造別・建物種類別の解体費用相場
建物の構造や種類によって、解体費用は大きく異なります。ここでは主要な建物タイプごとの相場を解説します。
木造住宅
1坪あたり2万円〜3万円が相場です。比較的安価ですが、築年数が古く廃材が多い場合は追加費用が発生する可能性があります。
鉄骨造住宅
1坪あたり3万円〜4万円。鉄骨の切断や撤去に手間がかかるため、木造よりも費用が高くなります。
RC造（鉄筋コンクリート造）住宅
最も費用がかかる構造で、1坪あたり4万円〜6万円が一般的です。コンクリートの破砕や鉄筋の処理が複雑で、工期も長めになります。
見積書から読み解く「費用内訳」のチェックポイント
見積書の内容をしっかり読み取ることは、適正価格での工事を実現するために不可欠です。
「一式表示」に注意
「解体工事一式」とだけ書かれている見積書は注意が必要です。どの部分にどのくらい費用がかかっているかが不明確で、後から追加請求される恐れもあります。
複数見積もりで比較する
必ず2社以上から見積もりを取り、内訳の明細を比較しましょう。同じ坪数・構造でも費用に差が出るのは、各社の工事範囲や計上方法が異なるためです。
内訳に不明点があれば質問する
「この費用は何ですか？」と聞くことをためらわず、納得できるまで確認することが大切です。誠実な業者ほど丁寧に説明してくれます。
費用を抑えるために知っておくべきポイント
解体工事費用は、少しの工夫で大きく差が出ます。無駄な出費を抑えるためのポイントをいくつか紹介します。
残置物はできる限り自分で処分する
家具や家電などが残っていると「残置物処分費」が追加されます。処分できるものは事前に整理しておきましょう。
不要な付帯工事を削減する
塀や庭木、土間コンクリートなど、解体しなくても良い部分は除外することで費用を削減できます。
補助金制度の活用
自治体によっては、空き家解体に補助金が出る制度があります。事前に市区町村に確認し、申請しておくと10〜100万円程度の助成を受けられることもあります。
まとめ
解体工事の費用内訳は「建物解体費」「付帯工事費」「養生・足場費」「重機・人件費」「廃材処分費」「届出関連費用」など多岐にわたります。建物の構造や規模、周辺環境によって費用は変動しますが、見積書の内訳をしっかり読み解けば適正価格を把握できます。 複数の見積もりを比較し、信頼できる業者と納得のいく契約を結ぶことで、スムーズな解体工事を実現できるでしょう。費用を抑えたい場合は、残置物処分の工夫や補助金制度の活用も重要なポイントです。
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Writer この記事を書いた人
菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役
岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。
