香川県の住宅にもよく見られるアスベスト入り断熱材について解説します。
高松・丸亀・坂出・観音寺・三豊・善通寺・さぬき・東かがわのみなさん、こんにちは!
解体工事のACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!
「我が家も築30年以上だけど、アスベストが使われていないか不安…」「断熱材にアスベストって本当に入ってるの?」そんな疑問や不安をお持ちではありませんか?
この記事では、香川県で築古住宅に多く見られる「アスベスト入り断熱材」について、その使用実態や健康リスク、調査方法、除去の流れまで分かりやすく解説します。これから香川で古い住宅のリフォーム・解体を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください!
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築30年以上の住宅でアスベスト断熱材が使われた理由とは?【香川対応】
かつて「奇跡の鉱物」と呼ばれたアスベストは、昭和30~50年代の住宅建築で幅広く使用されました。特に断熱材としての利用が多く、香川県内でも多くの住宅に残っています。
高性能で安価だったアスベスト
- 断熱性・耐火性・防音性に優れた特性を持ち、屋根裏・壁・床下などで使用
- グラスウールやロックウールと似ており、素人では判別困難
- 経年劣化により粉じん化 → 空気中に飛散しやすい
香川県でアスベスト入り断熱材が見つかりやすい住宅部位とは?
香川県内では、高松市・丸亀市・善通寺市などを中心に、築30年以上の住宅が多く残っています。こうした地域では、アスベスト含有断熱材が使用されている可能性が高いため注意が必要です。

アスベストが使われている可能性がある住宅の場所
アスベストが使用されやすい箇所として、以下の部位が挙げられます。
- 屋根裏の吹付け断熱材
- 壁の内側にある保温材・石膏ボード
- 床下のパイプ回りや配管周辺の断熱材
- ボイラー室の壁や天井の断熱材
これらの場所は、リフォームや解体時に開けて初めて発見されることが多く、事前調査が極めて重要です。
アスベスト断熱材が健康に及ぼすリスクとは?【香川の住宅でも注意】
アスベストが劣化して繊維が飛散すると、空気中に吸い込まれる可能性があり、健康リスクを伴います。香川県でも古い住宅でこうしたケースが報告されており、特に解体やリフォーム時には注意が必要です。
アスベスト曝露による主な健康リスク
代表的な健康被害として、以下の3つが挙げられます。
- 中皮腫:肺や腹膜にできるがんで、アスベストによる唯一の原因疾患とされる
- 肺がん:長期的なアスベスト吸引により発症リスクが高まる
- 石綿肺(じん肺):アスベスト繊維が肺に蓄積し、呼吸困難や咳を引き起こす
これらの症状は数十年後に発症することも多く、発見が遅れる傾向があります。
少量でも長期間曝露すれば危険
一度に多量を吸い込まなくても、少量でも繰り返し吸うことで発症するリスクがあります。香川のように湿気が多い地域では劣化スピードも早く、飛散リスクが高まる傾向があります。
間接曝露の危険性も
作業者の衣服に繊維が付着し、家族へ持ち込まれる「二次曝露」の事例も。知らぬ間にリスクを抱えてしまう可能性もあります。
香川でアスベスト断熱材を調査するには?確認ポイントと調査費用の目安
「我が家の断熱材は大丈夫?」と不安な方に向けて、香川県内でできる確認・調査の流れをご紹介します。

1.建築図面と建築年数を確認
- 昭和50年代以前の住宅は要注意(1989年以前)
- 図面やリフォーム履歴から建材の種類をチェック
2.専門業者によるアスベスト分析調査の依頼
断熱材の成分を確認するには、分析調査(定性分析・定量分析)が必要です。香川県内でも、石綿分析の資格を持った業者が複数あり、調査から報告書作成まで一貫して対応可能です。
調査方法には以下の2つがあります。
| 調査方法 | 内容 | 費用相場 |
| 定性分析 | 目視+簡易検査 | 約2~5万円 |
| 定量分析 | 顕微鏡・化学検査 | 約5~10万円 |
検体を採取し、分析結果が出るまでに1週間前後かかるのが一般的です。
アスベスト断熱材が見つかったときの対応手順と除去方法【香川対応】
香川県内の住宅でアスベストを含む断熱材が発見された場合、適切な方法で除去・処分を行うことが法律で義務づけられています。放置や誤った対応をすると、健康被害や行政指導のリスクもあります。
1.まずはアスベスト除去の専門業者に相談
調査の結果、アスベストが確認された場合は、石綿作業主任者が在籍する専門業者に除去工事を依頼します。安全確保のため、防護服や飛散防止措置を行いながらの作業が必要です。
2.飛散防止措置を講じて安全に除去作業を実施
除去作業では、以下のような工程が行われます。
- 飛散防止剤の散布
- 負圧集じん機の設置
- 作業区域の密閉(隔離)
- 保護具を装着した作業員による除去
3.特別管理産業廃棄物として法令に基づき処分
除去した断熱材は、香川県の認可を受けた処分施設で、特別管理産業廃棄物として適切に処分されます。廃棄物管理票(マニフェスト)も法的に必要です。
除去費用の目安とスケジュール感
除去費用は、30㎡程度で15万〜40万円程度が目安です。規模や建物構造により変動しますが、工期は1〜3日が一般的です。
アスベスト断熱材が見つかった場合は、早めに信頼できる業者に相談し、段階を踏んで安全に処理することが何より大切です。見積もりや工程表の説明を受け、納得してから契約しましょう。
よくある質問(FAQ)
A1:必ずしもすべての古い家にあるとは限りません。ただし、断熱材やスレート板などに含まれている可能性が高いため、事前調査をおすすめします。
A2:粉じんを吸い込んだ可能性がある場合は、念のため医師に相談してください。今後の対策として、専門業者に調査・処理を依頼しましょう。
A3:一般的な住宅の断熱材除去であれば、1日〜3日程度で作業は完了します。ただし、事前調査・施工準備・マニフェスト処理・事後報告などを含めると、全体で1〜2週間のスケジュールになることが多いです。早めのご相談・段取りが安心につながります。
A4:はい、アスベストが見つかった時点で法的な処理義務が発生するため、除去費用が追加されます。あらかじめ調査を行っておけば、こうした予期せぬ出費を抑えることが可能です。
まとめ|香川のアスベスト調査・除去・解体工事はACTIVEにお任せ!
香川県で築30年以上の住宅には、アスベスト断熱材が使われている可能性があります。健康被害や法的リスクを回避するためにも、早めの調査と専門業者への依頼が大切です。
ACTIVE(アクティブ)では、香川県全域でアスベストの調査・除去・解体工事に対応しています。
高松市・丸亀市・坂出市・観音寺市・善通寺市・三豊市などで、確かな実績を持つ当社へお気軽にご相談ください!
アスベスト調査については、こちらのページで詳細をご覧ください。
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Writer この記事を書いた人
菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役
岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。





