倉敷で知っておきたいアスベストのレベルについて解説します。
岡山・倉敷・総社・玉野・井原・赤磐のみなさん、こんにちは!
倉敷の解体業者ACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!
倉敷市で古い住宅や工場の解体を検討中の方の多くが、「アスベストが使われているか心配」と不安を抱えています。アスベストはレベル1〜3に分類され、それぞれ飛散性・健康リスク・除去方法が異なります。
この記事では、倉敷市で解体工事を進める際に知っておきたいアスベストのレベル分類と、危険性・除去費用・補助金活用法・業者選びのポイントまで詳しく解説します。現在、倉敷市で解体工事を計画中の方は、ぜひ最後までお読みください。
解体のことなら、
どんな些細なことでもご相談ください
アクティブは岡山で圧倒的な実績と経験を誇る解体業者です。
建物解体工事から内装解体工事、アスベスト調査・除去まで安心してお任せください。

0120-084-085
24時間365日お電話対応!
0120-084-085
24時間365日お電話対応!
倉敷で注目されるアスベスト問題と法改正の背景
倉敷市には昭和40年代〜平成初期に建てられた住宅や工場が多く、当時一般的に使用されていたアスベスト建材が今も残っています。特に水島地区の工業地帯では古い倉庫や工場の解体時にアスベストが発見される事例も少なくありません。2022年4月施行の改正大気汚染防止法では、工事前のアスベスト事前調査と電子報告が義務化され、施主(依頼者)にも一定の責任が課せられました。
- 古い建物に残るリスク:昭和期の住宅や工場はアスベストを含む建材が多い
- 法改正による義務化:2022年以降は調査と電子報告が必須
- 施主の責任:依頼者も適切な調査・報告の確認義務あり
アスベストのレベル分類とは?レベル1〜3の基礎知識
アスベストは飛散性の違いでレベル1〜3に分類されます。これは、レベルが高いほど空気中へ微細な繊維が舞いやすく、健康被害リスクが大きいため、解体工事の養生や防護の方法・費用に直結します。

- レベル1:最も飛散性が高く、健康被害のリスクが非常に大きい
- レベル2:中程度の危険性。切断や撤去時に粉じんが発生
- レベル3:非飛散性。通常使用時は安全性が高いが解体時に粉じんが出る可能性
レベル1アスベスト|吹き付け材の危険性と除去費用の目安
レベル1に分類されるアスベストは、飛散性が最も高い高危険度の建材です。昭和40年代から50年代にかけて、倉敷市内でも工場や学校の天井・柱の耐火被覆材として多く使われました。
特徴
吹き付けアスベストや耐火被覆材は、わずかな衝撃や振動でも微細な繊維が空気中に舞いやすい性質を持ちます。経年劣化が進むとさらに飛散しやすく、解体工事の際には特に注意が必要です。
除去工事と費用
- 負圧隔離養生・専用集じん機設置など厳重な安全対策が必須
- 費用目安:1㎡あたり約1万5千円〜2万5千円
- 条件を満たせば倉敷市・岡山県の補助金制度で費用負担を軽減可能
レベル2アスベスト|保温材・断熱材・耐火被覆材の特徴と費用相場
レベル2に分類されるアスベストは、通常時は比較的飛散性が低いものの、切断や撤去時に粉じんが発生しやすい中程度の危険性を持っています。倉敷市内の古い住宅や工場でも多く確認され、解体や改修の現場で注意が必要です。
特徴
レベル2アスベストは主に配管保温材・ボイラー周辺の断熱材・耐火被覆材として使用されてきました。外観からは判別が難しく、経年劣化や施工年代だけでは判断できません。専門のアスベスト調査者によるサンプリングと分析が不可欠です。
除去工事と費用
- 費用目安:1㎡あたり約1万円前後
- 防護服・専用集じん機を用いた養生と安全対策が必須
レベル3アスベスト|非飛散性建材の特徴と解体時の注意点
レベル3に分類されるアスベストは、通常使用時の飛散リスクが最も低い建材です。倉敷市内でも昭和後期から平成初期に建築された住宅や店舗のスレート屋根・窯業系サイディング・フレキシブルボードなどに多く使われています。
特徴
レベル3アスベストは非飛散性建材として施工されており、通常の居住環境では繊維が空気中に舞う心配がほとんどありません。外観から見ただけでは判別できないため、施工年代や設計図面の確認と専門機関での分析が大切です。通常時は安全性が高いものの、解体・改修工事で切断や破砕を行う際には粉じんが発生します。
注意点と除去費用
- 解体時は資格を持つ専門業者による適切な処理が必要
- 費用目安:1㎡あたり約5千円〜1万円
倉敷でアスベスト除去を依頼する際のチェックポイント
倉敷でアスベスト除去を依頼する場合は、まずアスベスト調査者の資格を持つ業者に事前調査を依頼します。調査結果は国の電子システムで報告する義務があり、未報告の場合は罰則を受ける可能性があります。
依頼時の確認事項
- 資格保有業者への依頼:アスベスト調査者の資格確認は必須
- 見積もり比較:養生費・廃棄物処理費・重機回送費などの費用内訳を明確に確認
- 補助金の活用:倉敷市や岡山県の環境課に早めに相談し、申請期限や必要書類を事前確認
倉敷市・岡山県の補助金でアスベスト除去費用を抑える方法
倉敷市や岡山県では、アスベスト調査や除去にかかる費用を支援する補助金・助成金制度が用意されています。これらを上手に活用することで、施主の自己負担を大幅に軽減できます。
ポイント
- 自治体ごとの制度確認:倉敷市・岡山県では年度ごとに予算枠や申請期間が設定されています。工事計画の初期段階で環境課に相談しましょう。
- 対象工事の条件:アスベスト調査費や除去工事費、廃棄物処理費など、補助対象は制度ごとに異なります。
- 必要書類の事前準備:申請には見積書・工事計画書・写真などが必要。着工前の申請が必須となる場合が多いため、早めの準備が重要です。
- 専門業者との連携:補助金活用に詳しい解体業者へ相談すると、申請手続きがスムーズになります。
補助金制度は毎年度予算に限りがあるため、早めの情報収集と申請が費用削減のカギとなります。
よくある質問(FAQ)
A1:アスベスト調査者が現場でサンプリング(試料採取)を行い、専門機関で顕微鏡分析を実施します。吹き付け材・保温材・スレート屋根など使用部位と飛散性を総合的に評価して、レベル1〜3に分類します。
A2:建物の規模や採取箇所によりますが、1検体あたり約3万円〜5万円が目安です。採取箇所が増えるほど費用は上がりますが、倉敷市や岡山県では補助金制度を活用できる場合があります。
A3:はい、延床面積に関わらずアスベストを含む可能性がある建材を扱う場合は事前調査が必要です。2022年4月施行の改正大気汚染防止法により、規模の大小を問わず調査と電子報告が義務化されています。
まとめ|倉敷の解体工事はACTIVEにお任せ!
倉敷で住宅や倉庫の解体・改修を行う際、アスベストのレベル分類を理解することは安全対策と費用計画の第一歩です。レベル1〜3の特徴と危険性を把握し、資格を持つ専門業者に依頼することでリスクを最小限に抑えた工事が可能になります。
ACTIVE(アクティブ)では、岡山県全域(倉敷市・岡山市・総社市・井原市・玉野市など)でアスベスト調査・除去・解体工事を幅広くサポート。補助金活用や費用のご相談もお気軽にお問合せください。
アスベスト調査については、こちらのページで詳細をご覧ください。
建物解体のことでお困りごとはありませんか?
アクティブは圧倒的な実績と経験を誇る解体業者です。
建物解体工事から内装解体工事、アスベスト調査・除去まで安心してお任せください。
お困りのことがあればお気軽にご相談ください。
Writer この記事を書いた人
菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役
岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。





