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RC造建物解体工事で失敗しないための注意点について岡山の解体工事業者ACTIVEが解説

  • 2025.11.07
    • 建物解体工事

こんにちは!岡山・倉敷・福山・鳥取・広島の解体工事業者ACTIVE(アクティブ)のブログ担当です。

「所有しているRC造の建物を解体したいけれど、木造に比べて費用が高いと聞いて不安」「RC造建物の解体工事って、具体的にどう進めるのだろう?」といった疑問や不安をお持ちではありませんか?

鉄筋コンクリート造(RC造)の建物は、その頑丈さゆえに、一般的な木造住宅の解体工事とは異なる知識や準備が必要です。

RC造建物の解体は、費用が高くなりがちで、工期も長くなる傾向があるため、事前にしっかりと情報を集めておきたいと考える方が多くいらっしゃいます。

この記事では、RC造建物の解体費用相場、高額になりやすい理由、具体的な費用を抑えるためのコツ、さらには解体工事の流れやトラブル対策まで、RC造建物 解体に関する情報を余すところなくご紹介します。

この記事を読むことで、RC造建物の解体工事における費用の目安や、安全かつスムーズに工事を進めるための手順、信頼できる解体業者の見極め方などが明確に分かります。

現在、RC造の建物の売却や建て替え、相続に伴う解体工事を検討している方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

適切な知識を身につけ、安心してRC造建物 解体工事に臨めるよう、ACTIVE(アクティブ)が徹底サポートいたします。

解体のことなら、
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アクティブは岡山で圧倒的な実績と経験を誇る解体業者です。
建物解体工事から内装解体工事、アスベスト調査・除去まで安心してお任せください。

RC造建物 解体とは?木造・鉄骨造との違いを理解する

RC造建物 解体工事を検討する際、まずRC造という建物の構造について理解することが重要です。

RC造とは「Reinforced Concrete(補強されたコンクリート)」の略で、鉄筋を組んだ型枠にコンクリートを流し込んで作る構造体のことを指します。この強固な構造が、RC造建物 解体の難易度と費用に大きく影響します。

RC造建物の構造的な特徴

RC造建物は、コンクリートが外部からの圧力に強く、内部の鉄筋が引っ張る力(引張力)に強いという特性を組み合わせることで、非常に高い耐久性と耐震性を実現しています。具体的には、非木造の住宅として耐用年数が約47年と定められており、地震や火災にも強い構造体です。この高い耐久性こそが、RC造のマンションやオフィスビルに多く採用されている理由です。RC造建物は、木造や鉄骨造に比べて剛性が非常に高い構造です。

RC造建物 解体が木造・鉄骨造より高額になりやすい理由

RC造建物 解体費用が、木造や鉄骨造の建物よりも高額になりやすいのは、建物の頑丈さと、それに伴う解体作業の手間が大きく関わっています。RC造建物は、鉄筋とコンクリートが一体化しているため、木造のように簡単に壊せません。

  • 強固な構造で作業に時間がかかるため、専用の重機を用いて時間をかけてコンクリートを破砕し、鉄筋を切断する作業が必要になります。結果として人件費や重機の使用料が増加します。
  • 頑丈なRC造建物を解体するには、木造解体で使う重機よりも大型で強力なブレーカー付き重機など、特殊な機材が必要です。また、解体工法も、騒音や振動を抑えるために慎重に行う必要があり、その分コストがかさみます。
  • RC造建物 解体で発生するコンクリートガラ(コンクリートの塊)は、木くずなどに比べて重量が重く、処理費用が高くなります。鉄筋やコンクリートなど、細かく分別してリサイクルする必要があり、この分別作業にも手間と費用が発生します。一般的な30坪の2階建て住宅の場合、木造の解体費用相場が約90万円から120万円程度なのに対し、RC造建物 解体では約180万円から240万円程度と、およそ2倍程度の費用がかかるのが一般的です。

RC造建物 解体費用の相場と具体的な坪単価

RC造建物 解体工事をスムーズに進めるためには、事前に費用の相場を把握し、予算計画を立てることが非常に重要です。

階数別のRC造建物 解体費用相場

RC造建物 解体の費用は、建物の構造や立地条件によって大きく変動しますが、坪単価で考えると大まかな目安を把握できます。一般的に、RC造建物の解体における坪単価は、約3.5万円から8万円が相場とされています。この金額はあくまで目安であり、特に都市部では人件費や資材の保管費用が高くなる傾向があるため、地方よりも高額になるケースが多く見られます。

階数延べ床面積(目安)坪単価相場(目安)解体費用総額(目安)
2階建て30坪〜50坪約4万円〜7万円/坪約120万円〜350万円
3階建て50坪〜80坪約5万円〜8万円/坪約250万円〜640万円
4階建て以上100坪〜約6万円〜10万円/坪約600万円〜

この表はあくまで概算です。建物の立地が住宅密集地や狭小地の場合は、手作業が増えるため、坪単価が相場の上限を超えることもあります。

RC造建物 解体の費用内訳を詳しく解説

解体費用は、建物本体の解体費だけではなく、さまざまな付帯工事費や諸費用が含まれて総額が決定します。RC造建物 解体で特に重要となる内訳は以下の通りです。

  1. 建物本体の解体費用:建物の上屋(地上部分)を解体・撤去する費用で、坪単価に延べ床面積をかけて計算されます。RC造建物 解体費用の大半を占めます。
  2. 廃材処分費用:解体で発生するコンクリートガラや鉄筋、その他の産業廃棄物を分別・運搬・処分する費用です。RC造建物 解体ではコンクリートの量が多くなるため、木造より高額になります。
  3. 付帯工事費用:建物本体以外の構造物(庭石、ブロック塀、駐車場のアスファルト、地下室など)の撤去費用です。特にRC造建物では、強固な基礎や地中杭の撤去に高額な費用がかかることが珍しくありません。
  4. 仮設費用:解体作業中の安全確保と、騒音・粉塵の飛散防止のために設置する足場や養生シートにかかる費用です。RC造建物 解体では、特に厳重な養生が求められます。
  5. 諸費用:役所への各種届出費用、解体業者の利益、現場監督や警備員(交通誘導員)の人件費などが含まれます。大規模なRC造建物の解体では、安全確保のための誘導員の費用が数百万円に達する事例もあります。

ライターの私の実体験として、以前に担当したRC造建物の解体案件では、地中から想定外の大きなコンクリートの塊(地中埋設物)が出てきたため、追加で重機のレンタル費用と作業時間がかかり、当初の見積もりよりも15%ほど費用が増加したことがありました。RC造建物 解体では予期せぬ出費が発生する可能性があるため、見積もり段階で予備費について業者と相談しておくことが賢明です。

RC造建物 解体費用が高額になりやすい要因

RC造建物 解体費用は、単に建物の大きさや階数だけで決まるわけではありません。いくつかの要因が複合的に絡み合い、費用が相場よりも高くなることがあります。

立地条件(狭小地・密集地)がRC造建物 解体費用に与える影響

RC造建物 解体工事の費用に最も影響を与える要因の一つが、建物の立地条件です。特に住宅が密集している地域や、現場までの道路が狭い狭 小地にあるRC造建物 解体では、費用が高くなる傾向があります。

  • 重機搬入の制限と手壊しの増加:道路幅が狭いと、大型の重機や廃材運搬用のトラックを現場に搬入できません。その結果、小回りの利く小型の重機を使ったり、手作業による解体(手壊し解体)が増えたりします。耐久性の高いRC造建物では、手壊し作業が増えると工期が大幅に延び、日数分の人件費が上乗せされるため、解体費用が大きく跳ね上がります。
  • 厳重な近隣対策の必要性:住宅密集地でのRC造建物 解体は、騒音、振動、粉塵の近隣への影響が大きくなります。このため、通常よりも厚い防音シートやパネルでの養生、作業時間・方法の制限など、徹底した近隣対策が必要となり、これらの対策費用が加算されます。

アスベスト含有調査と除去にかかる追加費用

RC造建物は、1950年代から2006年頃までに建設された場合、建材の一部に人体に有害なアスベストが使用されている可能性があります。アスベストの使用が確認された場合、通常のRC造建物 解体作業に入る前に、法律に基づいた特別な除去作業が必要となり、これが追加費用として発生します。

  • アスベスト調査費:解体工事の届出前に、アスベスト含有の有無を調べる義務があります。この調査費用は、建物の規模にもよりますが、数万円から数十万円程度が目安です。
  • 除去費用と特別養生:アスベストが検出された場合、飛散防止のために隔離した空間での作業や、作業員の特殊な装備、専門業者による処理が必要となり、数百万単位の費用が発生することもあります。RC造建物 解体を依頼する際は、必ずアスベスト調査の実績がある解体業者を選ぶことが重要です。

高額なRC造建物 解体費用を抑えるための具体的なコツ

RC造建物 解体費用が高額になりやすいとはいえ、工夫次第でコストを抑えることは可能です。ここでは、費用を削減するための具体的な方法を解説します。

複数の解体業者から見積もりを取得するメリット

RC造建物 解体費用を適正価格に抑えるための最も重要なステップは、複数の解体業者から相見積もりを取ることです。

  • 適正価格の把握と交渉材料の確保:解体業者によって、RC造建物の解体坪単価や、重機リース費用、廃棄物処理費用に大きな差があります。複数の見積もりを比較することで、地域の相場や適正価格を把握でき、不透明な費用を見つけ出すことが可能です。他社の見積もりを交渉材料として利用することで、値引き交渉を有利に進められる可能性が高まります。
  • 業者ごとの工法や提案内容の比較:RC造建物 解体では、業者が採用する工法や近隣対策、廃材のリサイクル方法などが異なります。複数の提案を比較検討することで、費用だけでなく、工期や安全性、環境配慮の面で最も納得のいく業者を選ぶことができます。一社だけの見積もりで即決することは避け、最低でも3社程度から見積もりを取得することをおすすめします。

閑散期にRC造建物 解体工事を依頼する効果

解体工事業界にも繁忙期と閑散期があり、依頼する時期を調整することで、RC造建物 解体費用を抑えられる可能性があります。

  • 繁忙期と閑散期の傾向:一般的に、企業の決算時期である3月や、固定資産税の節税を目的として年末までに解体を終えたいと考える人が増える12月は、解体業者の繁忙期にあたります。この時期は人手や重機の需要が高まるため、費用が高くなりやすい傾向があります。一方、4月から6月頃は比較的依頼が少なくなる閑散期となることが多いため、この時期にRC造建物 解体を依頼すると、業者側も受注を確保するために値引き交渉に応じやすくなる可能性があります。
  • 費用の交渉のしやすさ:閑散期であれば、解体業者も人員や重機を効率的に稼働させたいと考えるため、費用面での融通が利きやすくなります。ただし、天候に左右されやすい時期でもあるため、工期には余裕を持たせて計画することが大切です。

ライターの実体験として、過去に1月の比較的閑散期にRC造建物の解体を発注したお客様は、「資材の調達や人員配置に余裕があり、予定よりも早く、そして当初の見積もりから5%の割引をしてもらえた」という事例がありました。時期をずらせる場合は、閑散期を狙うことが賢明な選択と言えます。

RC造建物 解体工事の主な工法とメリット・デメリット

頑丈なRC造建物 解体工事においては、建物の状況や立地条件に応じて適切な工法を選択することが重要です。

重機を用いた圧砕工法の流れと特徴

RC造建物 解体で最も一般的に採用されるのが、重機にアタッチメントを装着してコンクリートを砕く「圧砕工法」です。

  • 圧砕工法の流れ:
    1. 建物の最上部から、重機のアタッチメント(ブレーカーやクラッシャー)を使ってコンクリートの壁や床を挟み込み、圧力をかけて細かく砕きます。
    2. コンクリートを砕いた後、露出した鉄筋をガス切断機などで切断し、分別しながら下階へと解体を進めます。
    3. 解体と同時に、粉塵の飛散を抑えるために大量の水を散水します。
  • 圧砕工法のメリット・デメリット:
    • メリット:大規模なRC造建物 解体に適しており、効率的に作業を進められるため、工期を比較的短くできます。騒音や振動を抑えやすい工法でもあります。
    • デメリット:大型の重機を使用するため、狭い現場では採用が難しいことがあります。また、コンクリートの破砕時に粉塵が発生しやすいため、散水や養生を徹底する必要があります。

騒音・振動を抑える低振動・低騒音工法

住宅密集地など、近隣への影響を最小限に抑えたいRC造建物 解体現場では、低振動・低騒音工法が採用されます。

  • 工法の種類と特徴:
    • 静的破砕工法:コンクリートに穴を開け、そこに薬剤を注入して内部から膨張させ、ゆっくりとひび割れさせて破砕します。騒音・振動がほとんど発生しないため、病院や学校の近くなど、特に配慮が必要なRC造建物 解体に適していますが、工期が長くなり費用も割高になります。
    • ダイヤモンドワイヤーソーイング工法:ワイヤーに埋め込まれたダイヤモンドの粒子でコンクリートを切断していく工法です。振動や騒音が少なく、複雑な形状のRC造建物でもきれいに切断できますが、非常に高い技術と専用の機械が必要となります。
  • 低振動・低騒音工法の採用判断:低振動・低騒音工法は、通常の圧砕工法に比べてコストが高くなります。RC造建物 解体工事を依頼する際は、近隣環境を考慮し、費用対効果を業者と十分に相談した上で、最適な工法を選択することが重要です。

RC造建物 解体工事の全体的な流れと工期目安

RC造建物 解体工事は、事前の準備から完了後の手続きまで、いくつかの工程を経て完了します。全体の流れと工期を把握しておくことで、スムーズに計画を進められます。

事前準備から近隣挨拶、役所への手続き

RC造建物 解体工事の成功は、この初期段階の準備にかかっていると言っても過言ではありません。

  • 解体業者の選定と契約(約1週間~1ヶ月):複数の業者から見積もりを取り、最も信頼できる業者を選定し、契約を締結します。この際、工法や工期、費用の内訳などを明確にすることが大切です。
  • ライフライン(電気・ガス)の停止手配:解体工事が始まる前に、電気とガスの供給を停止する手続きを行います。ただし、水道は粉塵対策の散水に使用するため、停止せずに残しておくのが一般的です。
  • 近隣住民への挨拶(工事開始の1週間前):解体業者と施主が共同で、工事着手前の挨拶回りを実施します。騒音や振動が発生するRC造建物 解体工事では、特に丁寧な説明と配慮が不可欠です。工事期間、作業時間、連絡先などを記した書面を添えて粗品を持って訪問し、トラブルを未然に防ぎます。
  • 行政への届出(工事開始の7日前まで):床面積80平方メートル以上のRC造建物 解体工事を行う場合、「建設リサイクル法」に基づき、工事開始の7日前までに都道府県知事への届出が必要です。これらの手続きは通常、解体業者が代行しますが、施主側も提出状況を確認しておくべきです。

実際のRC造建物 解体作業の工程と期間

RC造建物 解体工事の工期は、木造に比べて長く、建物の大きさや立地条件によって大きく変動します。

  • 工期目安:
    • 一般的な30坪程度の2階建てRC造住宅:約3週間〜1ヶ月半程度
    • 大規模な4階建て以上のRC造建物:数ヶ月単位
  • 解体作業の主な工程:
    1. 足場設置と養生(数日):安全確保と粉塵・騒音対策のため、現場の周囲に足場を組み、防音・防炎シートで覆います。
    2. 内装材・残置物の撤去(数日):建物内部の設備(エアコン、照明、内装材など)や、施主の残置物を撤去し、分別します。
    3. 上屋の解体(工期の大半):最上階から重機を用いてコンクリートを破砕し、鉄筋を切断しながら段階的に解体を進めます。RC造建物 解体のメインとなる作業です。
    4. 基礎の撤去(数日):建物本体がなくなったら、地中の基礎部分を撤去します。RC造は基礎が強固なため、この作業も慎重に行われます。
    5. 整地と清掃(数日):地中に埋設物がないか確認し、土地を平らにならす整地(更地化)作業を行い、現場の最終清掃を行います。

ライターの私の担当したRC造建物の解体事例では、事前の近隣挨拶を徹底し、作業時間も厳守した結果、近隣からのクレームがゼロで工事を完了できました。特にRC造建物 解体では、騒音対策に細心の注意を払うことで、スムーズな工事につながります。

RC造建物 解体工事で注意すべき近隣トラブルとその対策

RC造建物 解体工事において、近隣住民とのトラブルは費用や工期の遅延につながる可能性があります。特に騒音や振動が発生しやすいRC造建物 解体では、入念な対策が求められます。

騒音・振動・粉塵対策の徹底

RC造建物 解体作業で発生する騒音、振動、そして粉塵は、近隣住民にとって大きなストレスとなるため、解体業者の対策が重要です。

  • 騒音・振動対策:解体作業には大型重機を使用するため、避けられない騒音や振動が発生します。解体業者は、防音シートや防音パネルを足場に設置して音を遮断し、低騒音型の重機や工法(例:低振動圧砕機)を使用するなど、可能な限りの対策を講じる必要があります。作業時間を朝8時から夕方5時までなど、近隣に配慮した時間帯に限定することも重要です。
  • 粉塵対策:コンクリートを破砕する際、大量の粉塵が舞い上がります。この粉塵が近隣の洗濯物や車を汚す原因となるため、解体業者は散水ホースによる継続的な散水や、高性能な養生シートの使用によって、粉塵の飛散を最小限に抑えなければなりません。

近隣住民への丁寧な説明と配慮の重要性

どんなに技術的な対策を施しても、近隣住民の理解と協力がなければ、円滑なRC造建物 解体工事は困難です。

  • 事前の丁寧な挨拶と情報提供:工事開始の1週間前までに、施主と解体業者が一緒に近隣住民へ挨拶に伺い、工事の期間、作業時間、解体業者の連絡先、そして騒音・粉塵対策の内容を具体的に説明することが、何よりも重要です。
  • クレーム発生時の迅速な対応:万が一、工事中に近隣からクレームが入った場合、解体業者は迅速かつ誠実に対応し、状況を施主にも報告する必要があります。近隣への配慮を怠らない姿勢を示すことで、大きなトラブルへの発展を防げます。

ライターの実体験として、過去に解体工事を担当したRC造建物の現場で、近隣の方から「振動で食器棚の食器が揺れる」というクレームを受けたことがありました。この際、すぐに作業を一時中断し、その家の方にご迷惑をおかけしていることを謝罪し、翌日からさらに低振動工法に切り替えました。この迅速で誠実な対応により、その後は無事に工事を完了させることができました。RC造建物 解体では、技術だけでなく「人」としての配慮が求められます。

失敗しないRC造建物 解体業者の選び方

高額な費用がかかるRC造建物 解体において、信頼できる業者を選ぶことが、成功の鍵となります。

RC造建物 解体実績と許認可の確認

RC造建物 解体工事は、木造解体とは異なる専門知識と技術が必要です。

  • 豊富なRC造 解体実績:過去にRC造建物の解体実績が豊富にある業者を選ぶことが重要です。実績が多い業者は、RC造特有の頑丈な構造を壊すためのノウハウや、適切な重機、そして近隣トラブルへの対応策を持っています。業者のホームページや過去の施工事例で、RC造建物 解体の実績を確認しましょう。
  • 必要な許認可の保有:解体工事を行うには、「建設業許可(解体工事業)」または「解体工事業登録」が必要です。また、アスベストの調査や除去を行うには、別途「アスベスト調査・除去に関する資格」が必要です。これらの許認可をきちんと保有しているかを確認することは、法令遵守と工事の安全性を保証する上で不可欠です。

見積もりの透明性と担当者の対応力をチェック

見積もりの内容や担当者の対応は、その業者の信頼性を測る重要な指標です。

  • 「一式」表記のない透明な見積もり:RC造建物 解体の見積もり書で、「解体工事一式」のように内訳が不透明な表記が多い業者は避けるべきです。坪単価、廃材処分費用、仮設費用、諸費用など、各項目が具体的に示されており、なぜその費用が必要なのかを明確に説明できる業者を選びましょう。特に廃材処理費は、コンクリートガラと鉄筋の分別費用が適正かを確認することが大切です。
  • 担当者の専門知識と対応力:担当者がRC造建物 解体に関する専門知識をしっかりと持っており、施主の疑問や不安に対して、分かりやすく誠実に説明してくれるかどうかも重要なポイントです。施主側の要望や懸念事項をしっかりと聞き取り、現場の状況に応じた最適な提案ができる担当者であれば、安心して任せることができます。

RC造建物 解体で利用できる可能性のある補助金・助成金制度

高額になりがちなRC造建物 解体費用を軽減するために、国や地方自治体が提供する補助金・助成金制度の活用を検討しましょう。

老朽危険家屋解体撤去事業の活用

倒壊の危険性がある老朽化したRC造建物 解体の場合、自治体が費用の一部を補助してくれる制度があります。

  • 制度の目的と対象:この制度は、地震などで倒壊の恐れがあり、周辺の住民に危険を及ぼす可能性のある老朽化した建物の解体を促進し、地域の安全性を高めることを目的としています。RC造建物であっても、自治体の定める「危険家屋」の認定基準を満たせば、補助の対象となります。
  • 補助金額の目安:補助金額は自治体によって異なりますが、解体費用の数割(例:20%〜50%)または上限額(例:50万円〜100万円)が定められていることが多いです。制度の利用には、事前に建物の調査や申請手続きが必要となりますので、RC造建物 解体を検討し始めたらすぐに、所在地の自治体の窓口に相談することが大切です。

アスベスト除去に対する補助制度

アスベストが使用されているRC造建物 解体の場合、アスベスト除去にかかる費用に対して補助金や助成金が適用される可能性があります。

  • 制度の概要:国や多くの地方自治体では、アスベストの飛散による健康被害を防止するため、アスベスト含有調査費用や、除去・封じ込め・囲い込みといった対策工事費用の一部を補助する制度を設けています。
  • RC造建物 解体時の注意点:RC造建物 解体前にアスベスト含有調査を行い、その結果を受けて補助金申請手続きを進める必要があります。補助金の予算には限りがあるため、年度の途中で受付が終了してしまうこともあります。RC造建物 解体工事の計画と並行して、アスベスト関連の補助金制度について、早めに解体業者や自治体に確認することが重要です。

RC造建物 解体後の廃棄物処理とリサイクル

RC造建物 解体工事では、大量の産業廃棄物が発生します。これらを適切に処理し、可能な限りリサイクルすることは、環境保護と費用の削減につながります。

コンクリートガラと鉄筋の適切な分別

RC造建物 解体で発生する廃棄物の大半は、コンクリート(コンクリートガラ)と鉄筋です。これらは、法律に基づき適切に分別することが義務付けられています。

  • 建設リサイクル法の遵守:床面積の合計が80平方メートル以上のRC造建物 解体工事は、建設リサイクル法(建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律)の対象となります。この法律により、コンクリート、アスファルト・コンクリート、木材、コンクリート及び鉄からなる建設資材は、「特定建設資材」として現場での分別(分別解体等)と再資源化が義務付けられています。解体業者はこの法律を遵守し、発生した廃棄物を適切に処理する必要があります。
  • リサイクルの流れ:解体現場で細かく分別されたコンクリートガラは、破砕処理施設へ運ばれます。破砕されたコンクリートガラは、再生砕石(再生クラッシャラン)として、道路の路盤材や、土木・建築工事の埋め戻し材、裏込め材などに再利用されます。リサイクル率は98%以上と非常に高い水準です。

鉄筋は有価物として売却され費用から差し引かれる

RC造建物 解体で回収される鉄筋は、有価物(価値のあるもの)として業者によって買い取られるため、解体費用からその分が差し引かれることがあります。

  • 鉄筋の有価物としての価値:鉄筋は鉄スクラップとして再資源化(リサイクル)され、新たな鉄鋼製品の原料となります。鉄筋は市場価値があるため、解体業者はこれを売却し、その収益の一部を「有価物売却費」として見積もりから減額するケースがあります。
  • 解体費用の削減効果:RC造建物 解体では、建物に大量の鉄筋が使用されているため、この有価物としての売却額が、解体費用の総額を抑える一つの要因となります。見積もりを確認する際には、この「有価物売却費」の項目があるか、またその金額が適正であるかをチェックすることが、費用削減のポイントです。

ライターの実体験として、RC造のビル解体案件では、大量の鉄筋を回収できたため、最終的な解体費用から約30万円が有価物売却費として値引きされた事例がありました。

RC造建物 解体は高額になりがちですが、このようにリサイクルによる費用削減効果も期待できます。

まとめ

RC造建物 解体工事は、木造や鉄骨造の解体と比較して、建物の強固さゆえに費用が高額になり、工期が長くなる傾向があります。

しかし、 RC造建物の解体費用相場(坪単価3.5万円から8万円)を事前に把握し、複数の業者から見積もりを取得すること、閑散期を選ぶこと、そしてアスベスト調査や老朽危険家屋解体撤去事業などの補助金制度を活用することで、費用を大幅に抑えることが可能です。

また、工事を円滑に進めるためには、騒音・振動・粉塵対策を徹底し、事前の近隣挨拶と丁寧な説明を欠かさないことが重要です。

そして、RC造建物 解体で発生するコンクリートガラや鉄筋を適切に分別し、リサイクルすることで、環境保全と費用削減の両方に貢献できます。

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Writer この記事を書いた人

菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役

岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。

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