倉敷での解体工事における「基礎撤去」の重要性について解説します。
岡山・倉敷・総社・玉野・井原・赤磐のみなさん、こんにちは!
倉敷の解体業者ACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!
倉敷市で住宅や倉庫の解体工事を検討中の方から、「基礎だけ残しても大丈夫?」というご相談をよくいただきます。一見すると、基礎を撤去しない分、費用が安く済みそうに思えます。しかし実際には、地盤沈下・雨水滞留・再建築トラブルなど、後々のリスクが非常に大きいのです。
この記事では、倉敷での解体工事における基礎の役割や、基礎を残すことで起こるリスク、撤去費用の目安、整地工事の流れまで詳しく解説します。現在、倉敷・総社・浅口などで建て替えや土地売却を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
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倉敷での解体工事における「基礎」とは?構造と撤去の基本を解説
「基礎」とは、建物を支えるために地面に設けられたコンクリート構造です。建物の荷重を地盤に分散させ、沈下や傾きを防ぐ非常に重要な部分です。
倉敷市内の住宅では、主に以下のような基礎構造が多く見られます。
- ベタ基礎:地盤全体にコンクリートを打設する構造。地盤が軟らかい地域に多い。
- 布基礎:昭和〜平成初期に建てられた木造住宅に多い。基礎が建物の外周を囲う形。
- 独立基礎:カーポートや物置など小規模構造物に用いられる。
解体見積書では、「建物本体の解体費」と「基礎撤去費」が別項目になる場合もあります。基礎部分の撤去が含まれているかどうかは、必ず見積もり段階で確認しておきましょう。
倉敷の解体工事で基礎を残すと起こる3つのリスク(地盤沈下・再建築・売却トラブル)
倉敷市では「費用を抑えるために基礎だけ残したい」というご相談もありますが、実際には大きなトラブルの原因になることが多いです。次に、代表的な3つのリスクを紹介します。
1.地盤沈下・雨水滞留の原因になる
古い基礎が地中に残っていると、土地の高さが均一でなくなり、沈下しやすくなります。特に倉敷市の低地エリア(玉島・真備地区など)は雨水が溜まりやすく、排水不良・湿気・害虫発生などの二次被害を引き起こすこともあります。実際、玉島地区では再整地に10万円以上の追加費用が発生した事例もあります。
2.再建築時に地盤調査が正確にできない
基礎が地中に残っていると、地盤調査機器が正しく測定できず、不要な地盤改良工事が発生するケースがあります。倉敷市中庄の現場では、既存基礎の後撤去により工期が3日延びた事例もありました。
3.売却時に「更地」として扱われない
不動産取引において、基礎が残っている土地は“更地”とみなされません。その結果、評価額が下がる、買主から追加撤去を求められるなどの問題が起きます。また、「住宅用地特例(固定資産税の軽減措置)」の対象外となるケースもあり、残した基礎が将来的にコスト増となることもあるのです。
倉敷で基礎撤去をおすすめする3つの理由|整地・補助金・土地価値の向上
倉敷での解体工事では、「基礎を撤去した方がいい」と言われるのには明確な理由があります。次に、撤去をおすすめする3つのポイントをわかりやすく解説します。

1.地盤を均一に整え、沈下トラブルを防ぐ
倉敷市内の真備町や玉島地区は地盤が軟らかい地域も多く、基礎を撤去しないと雨水の排水不良や地盤のムラが起きやすくなります。撤去後に整地を行うことで、地面を均一に保ち、沈下リスクを抑えられます。
2.再建築・売却時に有利
基礎を撤去すると「更地証明書」の発行がスムーズになり、土地売却時の印象も良くなります。建て替え時も新しい基礎設計が自由にでき、設計変更や地盤調査の手間が省けるというメリットも。
3.倉敷市の空き家補助金が活用できる
倉敷市では、老朽化した空き家の除却に対して最大50万円の補助金が交付される制度があります。この補助金は基礎撤去まで含む解体工事も対象となるため、費用負担を抑えることが可能です。
このように、基礎撤去は単なる解体作業ではなく、「将来の土地価値を守るための投資」といえます。倉敷での土地活用を考えるなら、基礎撤去までをワンセットで検討しましょう。
倉敷での基礎撤去費用の目安|構造別の坪単価と注意点
| 構造 | 坪単価の目安 | 30坪住宅の概算費用 |
| 木造(ベタ基礎) | 約5,000~8,000円/㎡ | 約15万~25万円 |
| 鉄骨造 | 約7,000~10,000円/㎡ | 約20万~30万円 |
| RC造(鉄筋コンクリート) | 約10,000~15,000円/㎡ | 約30万~45万円 |
※地中のコンクリート量や地盤の硬さによって変動します。
※住宅密集地や狭小地では、重機が入らず手作業解体が必要になる場合もあります。
倉敷での基礎撤去後は「整地工事」までがセット|仕上げ方法と選び方を解説
基礎を撤去しただけでは、地面がデコボコのままになり、雨水が溜まったり雑草が生える原因になります。倉敷で基礎を撤去したあとは、「整地工事」までを行うのが基本です。
主な整地工事の主な種類と特徴
- 粗整地(そせいち)仕上げ:建て替えを予定している場合におすすめ。表面の凹凸を重機で均し、転圧して整える。
- 真砂土(まさど)仕上げ:見た目がきれいで排水性が高く、売却や庭用地に人気。
- 砕石(さいせき)仕上げ:倉敷で特に多い整地方法。耐久性が高く、駐車場や資材置き場に最適。
- アスファルト仕上げ:商業用地や月極駐車場向け。コストは高めだが長持ちする。
倉敷市では、住宅跡地を「月極駐車場」や「資材置き場」として再利用するケースが増えています。そのため、基礎撤去後に整地までセットで依頼する方が多く、見た目の印象アップ・雨水対策・地盤の安定化という3つの効果が期待できます。
よくある質問(FAQ)
A1:発見された場合、追加処分費(1〜3万円前後)が発生することがあります。倉敷市では、昭和期の住宅に古い浄化槽や排水管が残っていることが多いため、事前の現地調査で確認することが重要です。
A2:コンクリートを砕く際に一時的に振動・騒音が発生します。ACTIVEでは近隣あいさつ・養生対策・時間制限作業を徹底しています。
A3:整地内容にもよりますが、真砂土仕上げで5万〜10万円前後が目安です。砕石仕上げなど高耐久タイプはやや高めになります。
A4:一般的な木造住宅(30坪前後)で1〜2日程度が目安です。鉄筋コンクリート造や杭基礎の場合は数日かかる場合もあります。
まとめ|倉敷の解体工事はACTIVEにお任せ!
基礎撤去は単なる解体作業ではなく、「未来の土地価値を守るための投資」です。残したままにすると、再建築や売却時に余分な費用や工期がかかるリスクがあります。倉敷市での解体工事は、最初にしっかり基礎まで撤去し、整地仕上げまで丁寧に仕上げることで土地の資産価値を高めることができます。
ACTIVE(アクティブ)では、岡山市・倉敷市を中心に、住宅・倉庫・空き家の基礎撤去から整地仕上げまでを一貫対応しています。岡山市・倉敷市・総社市・井原市・玉野市など、解体工事・アスベスト調査はACTIVE(アクティブ)にお任せください!!
アスベスト調査については、こちらのページで詳細をご覧ください。
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Writer この記事を書いた人
菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役
岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。





