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倉敷の古いキッチンに潜むアスベスト|築年数別リスクとリフォーム前の注意点

  • 2025.10.21
    • アスベスト調査・除去
    • 倉敷

倉敷でのキッチンにおけるアスベスト使用について詳しく解説します。

岡山・倉敷・総社・玉野・井原・赤磐のみなさん、こんにちは!
倉敷の解体業者ACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!  

「キッチンリフォームをしたいけど、築年数が古くてアスベストが心配…」そんなご相談を倉敷市内で多くいただきます。実際、昭和40〜60年代に建てられた住宅では、防火や断熱を目的にアスベストを含む建材がキッチンで使用されていたケースが多くあります。

この記事では、倉敷市の住宅を対象に、キッチンでのアスベスト使用箇所・築年数別リスク・調査方法・補助金制度までをわかりやすく解説します。これから倉敷でリフォームを検討されている方は、ぜひ最後までお読みください。

解体のことなら、
どんな些細なことでもご相談ください

アクティブは岡山で圧倒的な実績と経験を誇る解体業者です。
建物解体工事から内装解体工事、アスベスト調査・除去まで安心してお任せください。

倉敷でアスベストが使われていたキッチンの特徴とは?

アスベストは、耐熱性・防火性・断熱性に優れた建材として、1970〜1990年代の住宅に多く使われていました。特に火気を扱うキッチン周辺は、火災防止を目的にアスベストを含む素材が多用されていたのです。

当時キッチンでアスベストが使われた主な理由

  • 高温・油煙に強い耐熱性
  • 湿気に強くカビや腐食を防ぐ特性
  • 火災時の延焼防止

そのため、防火ボード・断熱パネル・換気ダクト内の保温材・床下接着剤など、さまざまな箇所で使用されていました。

見た目から分かる特徴の一例

  • 壁や天井が石膏ボード風の硬い板
  • ダクトまわりにザラザラした防火板
  • クッションフロアが分厚く劣化している

こうした特徴がある場合、築30年以上の住宅ではアスベストが含まれている可能性が高く、倉敷市内の昭和築住宅では特に注意が必要です。

倉敷の住宅における築年数別アスベストリスク

倉敷市内では、建築年代によってアスベスト使用のリスクが大きく異なります。次に、年代ごとのリスクと注意点をわかりやすくまとめます。

1960〜1980年代(昭和中期〜後期)|最もリスクが高い時期

この時期は、アスベスト建材の全盛期。耐火ボード・吹付材・断熱材などに広く使われていました。倉敷でも高度成長期に建てられた住宅が多く、キッチン・浴室・ボイラー室は特に高リスクです。

1990年代(平成初期))|一部建材に残存

1995年ごろまで緩やかな規制のもと、一部の床材・接着剤・下地材などにアスベストが含まれていました。リフォーム済みの住宅でも、天井裏や壁内に古い建材が残っているケースがあります。

2000年代以降|使用は大幅減少

2004年以降は、法律でアスベスト使用が禁止。また2006年以降の新築では原則として使われていませんが、中古住宅や増改築物件では注意が必要です。

キッチンでアスベストが使われていた主な建材と箇所

倉敷や岡山市の昭和〜平成初期築の住宅では、キッチン周辺に多くのアスベスト建材が見られます。次に、具体的な部位と建材の例を紹介します。

倉敷のキッチンでアスベストが使われていた主な建材

壁・天井まわり

耐火・防湿性能を重視して使われたケイカル板(ケイ酸カルシウム板)やスレート板。特にコンロ周辺や天井の防火材に多く採用されました。

床材

古いクッションフロア・ビニルタイルの裏面や接着剤に含まれていたケースがあります。剥がす際の粉じん飛散に注意が必要です。

換気ダクト・レンジフード周辺

ダクト内部の断熱材や防火被覆材・パッキンにアスベストが含まれていました。特に金属ダクトと壁の接合部や排気口まわりに使用されることが多く、解体時には粉じん飛散のリスクが高まります。

ボイラー・給湯器付近

古いガス給湯器やボイラー室では、断熱パッキンや保温材にアスベストが使われていました。見た目は白い綿のような素材で、一見するとただの断熱材に見えるため注意が必要です。

このように、キッチンは防火・防湿性能を重視する空間であるため、複数の建材にアスベストが含まれている可能性があります。倉敷市内の古い木造住宅では、こうした建材が複数箇所に残っているケースが多く、事前調査が必須です。

倉敷でリフォーム前に必ず行うべきアスベスト調査の流れ

2022年の大気汚染防止法改正により、倉敷市でのキッチン改修・リフォーム時もアスベスト調査が義務化されています。延床80㎡未満でも、キッチンなど部分改修が対象になる場合があります。

アスベスト調査の流れ

  1. 建築年・図面の確認:施工時期や使用建材を特定
  2. 現地調査:有資格者(石綿含有建材調査者)が目視確認
  3. 試料採取・分析:必要に応じて建材を採取し分析機関で判定
  4. 結果報告:「岡山県石綿事前調査報告システム」へ電子報告

ACTIVEでは、この調査・報告を一括代行可能。倉敷市内の住宅調査経験も豊富で、行政報告までスムーズに対応いたします。

アスベストが見つかった場合の正しい対応方法(倉敷市対応)

倉敷市でキッチンのリフォームや解体を行う際、アスベストが検出された場合は、建材の種類に応じた除去手順が法律で定められています。

レベル主な建材危険度対応方法
レベル1吹付材密閉除去・専門業者限定
レベル2断熱材・保温材負圧・隔離養生・防護服着用
レベル3成形板・ボード類切断・破砕時は散水・防じん必須

倉敷・岡山エリアではアスベスト除去の許可を持つ専門業者のみ施工可能です。DIYや未許可業者による除去は法令違反となるため注意しましょう。

倉敷市のアスベスト除去補助金・助成制度(2025年最新版)

  • 岡山県の石綿対策補助金

アスベスト除去工事にかかる費用の一部を助成。年度ごとに金額が変わるため、最新情報は倉敷市環境政策課または岡山県庁HPを確認しましょう。

  • 倉敷市老朽住宅除却補助制度

対象:倉敷市内の個人住宅または併用住宅
補助金額:解体費の1/3以内(上限50万円)
条件:老朽化住宅であること(アスベスト有無は問わない)

ACTIVEでは、補助金申請のサポートも行っており、書類作成・提出代行も可能です。

よくある質問(FAQ)

Q1:築何年くらいの家がリスクありますか?

A1:一般的に1989年以前の住宅はアスベストが使われている可能性が高いです。倉敷市内では昭和50〜60年代に建てられた住宅が多く、特にキッチンの壁や天井、床材、換気ダクトなどに注意が必要です。

Q2:アスベスト調査の費用はどれくらいですか?

A2:部分調査(キッチンのみ)の場合は1検体3〜5万円前後、住宅全体を調査する場合は10〜15万円前後が相場です。

Q3:調査結果はどのくらいで出ますか?

A3:現地調査は半日程度、分析結果は通常3〜7日以内に判明します。急ぎの場合は、事前に調査会社へ納期を確認しておくと安心です。

まとめ|倉敷の解体工事はACTIVEにお任せ!

倉敷の古い住宅では、キッチンの壁や天井・床下にアスベスト(石綿)が含まれている場合があります。見た目では判断が難しいため、リフォームや解体の前には必ず専門業者によるアスベスト調査を行いましょう。

ACTIVE(アクティブ)では、岡山県全域でお客様に最適な解体工事を提案しています。岡山市・倉敷市・総社市・井原市・玉野市など、解体工事・アスベスト調査ACTIVE(アクティブ)にお任せください!!アスベスト調査については、こちらのページで詳細をご覧ください。

建物解体のことでお困りごとはありませんか?

アクティブは圧倒的な実績と経験を誇る解体業者です。
建物解体工事から内装解体工事、アスベスト調査・除去まで安心してお任せください。
お困りのことがあればお気軽にご相談ください。

Writer この記事を書いた人

菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役

岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。

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