倉敷で土壁の家や古民家を解体予定の方へ。
岡山・倉敷・総社・玉野・井原・赤磐のみなさん、こんにちは!
倉敷の解体業者ACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!
倉敷市や総社市など、岡山県内には築50年以上の木造住宅や古民家が今も数多く残っています。その多くに使われているのが「土壁(つちかべ)」構造です。自然素材で温かみがありますが、解体時にはアスベスト・シロアリ・廃材処分といったリスクが潜んでいます。
この記事では、倉敷で土壁住宅を安全に解体するために知っておきたい3つのリスクと、信頼できる業者選びのポイントを詳しく解説します。「古い土壁の家をどう壊せばいいのか分からない」「費用や届出は必要?」という方はぜひ最後までご覧ください!
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倉敷で土壁の家を解体するのが難しい理由
土壁は、木と土・藁(わら)・竹を組み合わせた伝統構法です。自然素材を多用しているため一見簡単に壊せそうに見えますが、実際の現場では多くの手間と注意が必要です。特に倉敷市の住宅地では隣家との距離が近く、粉じんや騒音のトラブルを防ぐための養生や散水が欠かせません。さらに、壁の中に石灰・漆喰・アスベストが含まれている場合もあり、建材を見極める専門知識が不可欠です。現場によっては柱が腐食していることも多く、重機ではなく手壊し(人力)での安全施工が求められます。
倉敷の土壁解体で注意すべきアスベストの危険性
倉敷市内には、昭和40〜60年代に建てられた住宅が多く残っています。この時期の建物では、防火・断熱目的でアスベスト(石綿)を含む建材が使われているケースが少なくありません。土壁や漆喰(しっくい)仕上げも例外ではなく、見た目では分からないため注意が必要です。
アスベストが使われていた可能性がある箇所
- 漆喰壁・天井の下地(ラスボード等)
- モルタルや外壁塗装の下地層
- パテ材・接着剤
- 屋根裏の断熱材・ボード
アスベストは吸入すると健康被害をもたらすため、資格者による事前調査が法的に義務化されています。
倉敷市でのアスベスト調査と届出の流れ
2022年4月の法改正以降、すべての解体・改修工事でアスベスト事前調査の実施と報告が必須になりました。倉敷市では以下の流れで手続きが進められます。
- 調査:建築物石綿含有建材調査者が現場を確認
- 届出:岡山県石綿事前調査報告システムへ電子報告
- 施工:除去・解体を安全対策の上で実施
- 報告:工事完了後に行政へ結果を提出
安全に解体するためのポイント
- 解体前に資格者が必ず調査を実施
- アスベストが見つかった場合は専門除去業者へ依頼する
- 作業中は散水・密閉養生など粉じん防止対策を徹底
倉敷の土壁住宅で多いシロアリ被害と安全な解体方法
倉敷市では湿気の多い気候もあり、シロアリによる構造劣化が頻繁に見られます。築40年以上の家では、柱や梁が内部から食われてスカスカになっていることもあります。
土壁住宅がシロアリ被害を受けやすい理由
- 竹や藁が湿気を吸いやすく、床下に湿気がこもる
- 倉敷市の沿岸部(玉島・連島など)は湿度が高い
- 通気性の悪い基礎構造が多く、シロアリの温床になりやすい
解体時に起こりやすいトラブル
- 木材が脆くなり、解体時に倒壊リスクが高い
- 重機による一括解体ができない場合がある
- シロアリや巣が粉じんとともに周辺に飛散するリスク
こうした構造不安を防ぐため、倉敷市では支保工(しほこう)で補強しながらの手壊し解体が基本です。安全確保のため、現場ごとに構造を確認し、解体順序や荷重分散の計画を立てることが大切です。
対策のポイント
- 解体前に床下や柱の調査を実施し、被害箇所を把握する
- 被害が見つかった場合は、薬剤処理と木部補強を行ってから解体
- 解体後は防蟻処理(ぼうぎしょり)や地盤改良を行い、再発を防止
倉敷での土壁廃材処理と費用を抑える方法
倉敷市で土壁住宅を解体する際に見落とされがちなのが、「廃材処理」の問題です。自然素材中心の家でも、実際は混合廃棄物扱いとなり、処理コストが高くなります。
分別が難しい理由
土壁の廃材は、「土」「藁」「竹」「木くず」などが混ざり、機械での分離が困難。建設リサイクル法に基づき、分別解体・再資源化が義務化されています。そのため、木造解体より約1.2〜1.5倍の費用がかかることも。
リサイクル・再利用の取り組み
- 一部の土や木材は盛土や堆肥材として再利用可能
- アスベストや薬剤混入材は再利用不可のため専用処分ルートが必要
コストを抑えるコツ
- 解体前に分別計画を立てる
- リサイクル可能な資材を事前に選別する
- 倉敷市内の中間処理場と連携して処理ルートを確保
倉敷で信頼できる土壁解体業者を選ぶポイント
倉敷で土壁住宅の解体を依頼する場合、次のような業者を選ぶことが重要です。
- アスベスト事前調査者資格を保有している
- 建設リサイクル法届出・JWNET電子マニフェストに対応できる
- 粉じん対策・散水計画・近隣挨拶まで提案してくれる
- 倉敷市内(中庄・茶屋町・玉島・真備など)で施工実績がある
特に、木造解体だけでなく古民家・土壁構造に精通した業者を選ぶことで、安全・コスト・近隣配慮の3拍子が揃った施工が可能です。
よくある質問(FAQ)
A1:倉敷市内での土壁住宅の解体費用は、坪あたり約4万円〜6万円が目安です。ただし、構造の複雑さ・立地条件・廃材の分別量によって費用は変わります。特に、アスベストや混合廃棄物が多い場合は処分費が上がる傾向にあります。
A2:薬剤処理や構造補強を行ってから解体を進めます。放置すると建物が突然崩れる危険があるため、早期対応が重要です。
A3:解体後は、建物の基礎を撤去し、ご希望がある場合は真砂土や砕石での整地仕上げを行います。そのまま駐車場や売却用地として活用できます。
まとめ|倉敷の解体工事はACTIVEにお任せ!
倉敷で土壁の家を解体する際は、アスベスト・シロアリ・廃材処理の3大リスクをしっかり理解することが重要です。古い建物ほど構造が複雑で、思わぬ危険が潜んでいます。専門知識を持つ業者に相談し、調査・届出・施工・処分までワンストップで対応できるかを確認することで、安心して工事を進められます。
ACTIVE(アクティブ)では、岡山県全域でお客様に最適な解体工事を提案しています。岡山市・倉敷市・総社市・井原市・玉野市など、解体工事・アスベスト調査はACTIVE(アクティブ)にお任せください!!
アスベスト調査については、こちらのページで詳細をご覧ください。
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お困りのことがあればお気軽にご相談ください。
Writer この記事を書いた人
菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役
岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。





