倉敷の住宅でのアスベストの健康被害について解説します。
岡山・倉敷・総社・玉野・井原・赤磐のみなさん、こんにちは!
倉敷の解体業者ACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!
倉敷で古い住宅に住んでいる方から、「アスベストが心配」「子どもへの影響は?」という相談を多くいただきます。特に倉敷は昭和築の住宅が多く、アスベストが含まれる建材が今でも残っているケースが非常に多い地域です。また、子ども・高齢者が住んでいる家庭では健康への影響が心配されるケースも増えています。
この記事では、倉敷の家にアスベスト住宅が多いと言われる理由、子ども・高齢者が受けやすい健康被害、見落としがちな危険サイン、相談窓口まで、プロの視点から詳しく解説します。「うちの家、大丈夫かな…?」そんな不安がある方は、この記事を読むだけで何をすれば安全なのかが分かります。
これから倉敷でリフォーム・解体・空き家管理を検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
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アクティブは岡山で圧倒的な実績と経験を誇る解体業者です。
建物解体工事から内装解体工事、アスベスト調査・除去まで安心してお任せください。

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倉敷でアスベスト住宅が多い理由|昭和築に残る建材とは?
倉敷には昭和40〜50年代に建てられた持ち家が多く、当時はアスベスト含有建材が一般的に使われていました。特に倉敷市中心部や水島、玉島エリアでは、造船・工業エリアの需要に合わせて住宅が急増した時期があり、その頃の住宅には屋根・外壁・天井にアスベストが多く採用されています。
当時の建材カタログを見ると、
- スレート屋根
- 成形セメント板(外壁)
- ラムダ・スレートの軒天
- 初期のけい酸カルシウム板
- 吹付け断熱材
など、現在では規制対象となっている建材が日常的に選ばれていました。昭和の倉敷の住宅では、「安価で施工しやすい」という理由から大量に普及し、その名残が今も残っています。
ACTIVEでも倉敷市内の現地調査を行うと、昭和50年以前の住宅は高確率でアスベストの可能性があるため、調査依頼が年々増えています。
アスベストの健康被害|子ども・高齢者が受けやすい症状とは?
アスベストは繊維が肺に入り込み、体外に排出されにくい特性があります。特に子どもと高齢者は、呼吸機能や免疫力が弱いため被害が出やすいとされています。
子どもが受けやすい健康被害
子どもの肺はまだ成長途中であり、少量のアスベストでも影響が出やすいと言われています。倉敷でも「リフォーム中に子どもが現場に入った」という相談が実際にあるので注意が必要です。
主な症状
- 乾いた咳が続く
- 息がゼーゼーする
- 軽い運動で息切れ
- 倦怠感が続く
初期症状が風邪に似ているため、見落としがちな点が注意ポイントです。
高齢者が受けやすい健康被害
高齢者は肺機能の低下や免疫力の低下があるため、アスベストの影響をより強く受ける可能性があります。
主な症状
- 胸の痛み
- 呼吸困難
- 慢性的な咳
- 体重減少
長期的には「肺がん」「中皮腫」などの重篤な病気に繋がる可能性もあるため、早めの対策が重要です。潜伏期間は20〜40年と言われており、若い頃に吸ったアスベストが高齢になってから発症するケースが多いのも特徴です。
倉敷で注意すべきアスベストの危険サイン3つ|劣化で飛散しやすい箇所
昭和築の家では、建材の劣化によってアスベストが飛散しやすい状態になっている可能性があります。特に倉敷の住宅で多いアスベストの危険サインは以下の3つです。
1|軒天井がボロボロ・剥がれて落ちている
倉敷市内の調査で最も多いケースです。ラムダやスレートの軒天はアスベスト含有率が高く、劣化すると繊維が飛びやすくなります。
2|外壁が粉のように落ちてくる
古い成形板(外壁)は、経年劣化によって粉状になりやすく、この粉にアスベストが含まれていることがあります。
3|スレート屋根が割れて粉状になっている
倉敷の昭和築住宅でよく使用されていたスレート屋根は、アスベスト入りが多く、割れた部分から飛散しやすい状態になります。
アスベストが疑われる時の対処法【倉敷版】|絶対にやってはいけない行動
倉敷でアスベストを疑った場合、勝手に触ったり壊したりすることは絶対に避ける必要があります。建材を破損すると一気に飛散する恐れがあるためです。
1.自分で剥がす・掃除するのは危険
倉敷で多いトラブルが、
- 劣化した軒天を掃除した
- ボロボロの外壁を自分で剥がした
というケース。
劣化した建材は、破損した瞬間に飛散するため非常に危険です。見た目が軽い劣化でも飛散の可能性があります。
2.専門の「石綿含有建材調査者」に調査を依頼する
アスベストを正確に調査できるのは、石綿含有建材調査者の資格を持つ専門家だけです。当社ACTIVEでも軒天・外壁・スレート屋根などのサンプル採取→分析を多数行っています。倉敷市内で多数の調査を担当しており、最短1日で現地確認が可能です。
3.劣化箇所には近づかない
劣化が疑われる箇所は、家族が触れないように立ち入りを制限することが大切です。倉敷の現場でも、「軒天の落下片を子どもが拾って遊んでいた」という事例もあり、早めの安全確保が必要です。
4.リフォーム・解体の前には必ず事前調査を行う
2022年の法改正により、倉敷での解体・リフォームにはアスベスト事前調査の実施が義務になっています。調査をせずに工事をすると飛散リスクが高まるため、必ず専門業者に依頼しましょう。
アスベスト調査・相談ができる窓口一覧|市役所・保健所・専門業者
倉敷市内でアスベストに関して相談できる窓口はこちらです。
- 倉敷市 環境衛生課
- 倉敷市 建築指導課
- 岡山県環境保全課
- 倉敷保健所(健康相談)
- 解体工事業者(調査・除去工事の相談)
行政の相談は基本的に無料で、手続きや対応方法を案内してもらえます。
よくある質問(FAQ)
A1:見た目だけで判断することはできません。正確に判定できるのは、石綿含有建材調査者による目視確認と、専門機関での分析だけです。
A2:現地調査は30分〜1時間ほどで完了します。倉敷市内なら最短当日または翌日の対応も可能で、分析結果は最短2〜3日で出ます。
A3:まずは医療機関へ相談し、建材を触らないようにすることが重要です。体調に変化がなくても医療機関に相談し、建材に触れないようにすることが大切です。
まとめ|倉敷の解体工事はACTIVEにお任せ!
倉敷の住宅は昭和築が多く、アスベスト建材が今も多く残っています。特に、子ども・高齢者がいる家庭では軒天・外壁・屋根の劣化がある場合は早めの調査が安心につながります。アスベストは見た目では判断できません。倉敷でリフォーム・解体・空き家管理を検討している場合は、必ず専門業者の事前調査を行い、安全な工事を進めましょう。
ACTIVE(アクティブ)では、岡山県全域でお客様に最適な解体工事を提案しています。岡山市・倉敷市・総社市・井原市・玉野市など、解体工事・アスベスト調査はACTIVE(アクティブ)にお任せください!!
アスベスト調査については、こちらのページで詳細をご覧ください。
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お困りのことがあればお気軽にご相談ください。
Writer この記事を書いた人
菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役
岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。





