倉敷で老朽化したブロック塀撤去や安全性について、プロの視点からわかりやすく解説します。
岡山・倉敷・総社・玉野・井原・赤磐のみなさん、こんにちは!
倉敷の解体業者ACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!
近年、倉敷では「うちの古いブロック塀が地震で倒れないか不安」「昔に作った塀だから今の基準に合っているかわからない」という相談が急増しています。特に昭和40〜50年代に建てられた住宅が多い倉敷市では、古いブロック塀がそのまま残っているケースが多く、地震時の倒壊リスクが大きな問題となっています。
この記事では、倉敷で危険なブロック塀が多い理由、地震で倒れやすい塀の特徴、撤去すべきか判断できるセルフチェック、倉敷の撤去費用相場、安全かつ安く撤去するポイントまで、わかりやすく解説します。あなたの家のブロック塀が“危険かどうか”がはっきりわかるようにまとめました。
これから倉敷で解体工事を検討している方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
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倉敷で“危険なブロック塀”が多い理由【昭和築×地盤×旧基準】
倉敷市で危険なブロック塀が多いのは、次の3つの要因が重なっているためです。
1. 昭和築の住宅が多く、老朽化した塀が現存している
倉敷市は昭和40〜50年代に住宅開発が一気に進んだ地域です。そのため、築40〜50年を超えるブロック塀が大量に残っているのが現状です。特に、中庄・茶屋町・玉島・真備などは昭和築が多く、老朽化した塀が残ったままのケースが多く見られます。雨水侵入、内部鉄筋の腐食、基礎の沈下によって、昔の塀は急速に耐久性を失っています。
2. 昭和の施工基準は“現代より甘い”
昭和時代のブロック塀は、今では考えられないような基準で作られていました。
当時によくあった問題
- 鉄筋の本数不足
- 控え壁(補強)がない
- 基礎が浅い
- モルタルの強度不足
現代の建築基準法に照らすと違反レベルの塀でも、当時は一般的に施工されていました。そのまま残っていることが、現在の倒壊リスクを大きく高めています。
3. 倉敷特有の“粘土質の地盤”が揺れを増幅
倉敷市はエリアによって粘土質の地盤が多く、揺れが増幅しやすい特徴があります。特に水島・連島・玉島エリアは、地盤が沈下しやすい傾向があります。
この地盤特性が、
- 塀の傾き
- 基礎のズレ
- 沈下によるひび割れ
につながり、危険度をさらに増加させています。
地震で倒壊しやすいブロック塀の危険な特徴【ひび割れ・控え壁不足・高さ超過】
倉敷のあなたの家のブロック塀が以下に当てはまる場合、地震時に倒れる危険性が高いと考えてください。

1. 大きなひび割れがある(縦・横・斜め)
ひび割れは見た目より危険です。
ひびの内部から雨水が入り、
→ 鉄筋が腐食
→ 膨張してブロックが浮く
→ 地震で一気に崩壊
という流れで強度が急激に低下します。
実際、倉敷市真備町で施工した現場では「表面は細いひび」でも内部は完全に腐食しており、手で押しても揺れるほど危険な状態でした。
2. 控え壁(補強)が3.4mごとに設置されていない
建築基準法では長さ3.4mごとに控え壁が必要ですが、昭和築の塀はついていないものが大半です。控え壁なしの長い塀は、地震で面全体が道路側に倒れ込む典型的なパターン。家の境界に長い塀が続く場合は要注意です。
3. 高さ1.2mを超えている(特に2m超えは危険)
高さが高いほど重心が上がり、少しの揺れでも倒れやすくなります。倉敷市中庄では、高さ2.0m超の塀が大きく傾いていた例もあり、非常に危険な状態でした。
4. 基礎が浅い・劣化している
基礎がしっかりしていない塀は、地震で“根本から倒れます”。
- 基礎のひび
- 基礎の沈下
- 鉄筋の腐食
は非常に危険なサインです。
撤去すべきブロック塀の判断基準【セルフチェック7項目】
倉敷でブロック塀撤去を検討すべき場合のセルフチェック項目は次の通りです。
- 高さが1.2mを超えている
- 控え壁が長さ3.4mごとに設置されていない
- ブロックに大きなひび割れがある
- 塀が左右どちらかに傾いている
- 基礎が露出している、または劣化している
- 叩くと「空洞音」がする
- 鉄筋が露出している
この項目のうち2つ以上当てはまる場合、撤去を検討すべきレベルです。家族や通行人に危険が及ぶ前に、早めの対策が必要です。
倉敷のブロック塀撤去の費用相場【1mあたりの単価・追加費用の目安】
倉敷市で老朽化したブロック塀の撤去する際、まず押さえておきたいのが費用の“目安”です。塀の長さ・高さ・基礎の状況・重機の有無・搬入搬出経路などによって大きく変わります。
1mあたりの撤去費用:8,000〜15,000円
例:10mなら 80,000〜150,000円
高さ・構造別の目安
- 高さ1.2m・長さ5m:5万〜10万円
- 高さ1.5〜2.0m:10万〜20万円
- 基礎が深い場合:+3万〜8万円
- フェンス一体型:+5万〜15万円
費用に影響する主な要因
- 高さが大きい塀(2m超など) → 足場・養生が必要になってコスト増。
- 基礎の深さ・鉄筋の状況不明 → 撤去が複雑になりやすい。
- 搬出経路が狭い、交通規制が必要な場所 → 人力作業・時間増。
- 廃材の処分量・分別が必要な“特別管理産業廃棄物”該当の可能性 → 処分費高。
倉敷は前面道路が狭い地域が多いため、重機が入れない現場では手作業解体になり、費用が20〜30%ほど上がるケースもあります。
倉敷でブロック塀撤去をスムーズ&安く進めるコツ【補助金・境界確認】
プロの経験から、倉敷のブロック塀を無駄な費用をかけず安全に撤去するポイントをまとめます。
- 1. 現地調査を丁寧にする業者を選ぶ
塀の状態だけでなく、基礎の深さ・土質・搬入経路を細かく確認できる業者であれば追加費用が出にくくなります。
- 2. 倉敷市の補助金を確認する
年度によって“危険ブロック塀撤去補助金”出る場合があります。対象は道路に面した危険な塀など。
- 3. 境界トラブルを避けるため事前説明
越境している塀は倉敷でも非常に多く、後々トラブルになりやすいため注意が必要です。
- 4. 見積書の内訳が細かい業者を選ぶ
人件費・処分費・重機費・追加費用の条件などこれらが明確な業者は信頼できます。
よくある質問(FAQ)
A1:可能です。ただし、古い塀は部分撤去で耐久性が落ちるため事前調査が必要です。
A2:倉敷市では、年度によってブロック塀撤去の補助金が実施される場合があります。対象となるのは「道路に面した危険なブロック塀」など条件あります。最新情報は「倉敷市役所 建築指導課・危機管理室」で必ず確認してください。
A3:アルミフェンス・メッシュ・目隠しパネルなど同時施工も可能です。撤去と設置を一度に行うことで、工期短縮・搬入費の削減ができ、結果として費用を抑えられることが多いです。
まとめ|倉敷の解体工事はACTIVEにお任せ!
倉敷には昭和築の古いブロック塀が多く、地震時に倒壊する危険が高いケースが数多く見られます。ひび割れ・傾き・控え壁不足などの危険サインがある塀は、早めに撤去を行うことで安心して暮らせる環境が整います。
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Writer この記事を書いた人
菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役
岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。





