こんにちは!岡山・倉敷・福山・鳥取・広島の解体工事業者ACTIVE(アクティブ)のブログ担当です。
「古いカーポートが台風で壊れそうで心配」「車を手放したからカーポートが不要になったけど、撤去ってどれくらい費用がかかるの?」といった疑問や不安をお持ちではありませんか?
カーポートは車を守る上で非常に便利な設備ですが、老朽化やライフスタイルの変化によって、その撤去を検討される方も多くいらっしゃいます。
カーポート撤去は、解体工事の中でも比較的規模が小さい工事ですが、適切な知識がないと「思っていたより費用が高かった」「基礎が残って後悔した」といったトラブルに繋がりかねません。
この記事では、カーポート撤去にかかる費用の相場、メリット・デメリット、安全で確実な撤去の流れ、そして失敗しない業者の選び方に至るまで、カーポート撤去に関するあらゆる疑問を徹底的に解説していきます。
特に、カーポート撤去において最も重要な「基礎(コンクリート)の扱い」についても詳しく掘り下げていきます。
この記事を読むと、カーポート撤去の適正な費用相場がわかり、後悔しない撤去のタイミングや方法を判断できるようになります。
また、悪徳業者に騙されずに信頼できる業者を選ぶための具体的なチェックポイントも把握できます。
現在、自宅のカーポート撤去を検討している方、費用や手続きに不安を感じている方、安全かつ確実にカーポート撤去を進めたい方はぜひ最後まで読んでみてください!
解体のことなら、
どんな些細なことでもご相談ください
アクティブは岡山で圧倒的な実績と経験を誇る解体業者です。
建物解体工事から内装解体工事、アスベスト調査・除去まで安心してお任せください。

0120-084-085
24時間365日お電話対応!
0120-084-085
24時間365日お電話対応!
カーポート撤去が必要になる主なタイミングと理由
カーポート撤去を検討するきっかけは、お客様の状況やカーポート自体の状態によって様々です。
岡山県内で解体工事をご依頼いただく中で、カーポート撤去を決断される主なタイミングと理由には、大きく分けて「老朽化・損傷による安全性への懸念」「ライフスタイルや用途の変化」「敷地の有効活用」の3つがあります。
まず、カーポートの老朽化や損傷は、撤去を検討する最も大きな理由の一つです。
カーポートの耐用年数は一般的に15年〜20年程度とされていますが、強風や大雪といった自然災害の多い地域では、それよりも早く撤去が必要になることがあります。
例えば、屋根のポリカーボネート板にひびが入ったり、支柱の接続部分が錆びてグラつきが出たりした場合、放置すると強風時にカーポート全体が倒壊する危険性があり、非常に危険です。
特に、台風の多い岡山・広島地域では、お客様が安全性の不安からカーポート撤去を決断されるケースが増えています。
次に、ライフスタイルの変化や用途の変更もカーポート撤去の大きな要因です。
車を運転しなくなり売却または廃車にしたため、カーポートが不要になったというお客様もいらっしゃいます。
また、所有する車のサイズが変わった、特に背の高いカーポートに買い替えたい、といった目的で既存のカーポートを撤去する必要が生じることもあります。
現在のカーポートのサイズが新しく購入した車には小さすぎる場合や、車の乗り降りがしにくいという不満も撤去の理由になるのです。
そして、敷地を有効活用したいという理由も挙げられます。
カーポートの屋根によって自宅の日当たりが悪くなってしまった、庭として利用できるスペースを広げたい、といった要望から撤ポート撤去に至るケースです。
特に、敷地の南側にカーポートがある場合、日当たりの悪化は室内の快適性にも影響するため、撤去によって明るく開放的な空間を取り戻したいというニーズがあります。
カーポート撤去の費用相場を徹底解説!内訳とサイズ別の目安
カーポート撤去にかかる費用は、カーポートのサイズ、構造(柱の数)、基礎の撤去有無、そして業者によって大きく変動します。
ここでは、一般的なカーポート撤去の費用相場と内訳をサイズ別にご紹介します。
カーポート撤去費用の構成要素は主に「カーポート本体の撤去費用」「基礎(コンクリート)の撤去費用」「運搬・処分費用」の3つに分けられます。
それぞれの相場を知ることで、提示された見積もりが適正であるかを判断する手助けになります。
1台用カーポート撤去の費用相場と内訳
1台用のアルミ製カーポートを撤去する場合の費用相場は、基礎を残す場合で約3万円〜5万円、基礎まで完全に撤去する場合で約5万円〜7万円が目安となります。
| 費用項目 | 費用相場(目安) | 備考 |
| カーポート本体の撤去費用 | 20,000円〜30,000円 | 屋根材や柱の解体・取り外し費用です。 |
| 基礎の撤去費用(1ヶ所あたり) | 8,000円〜15,000円 | 基礎の大きさや埋め戻しの有無で変動します。1台用は通常2〜4ヶ所です。 |
| 運搬・処分費用 | 10,000円〜20,000円 | 廃材(アルミ、ポリカなど)の収集運搬と処分費用です。 |
1台用カーポートは支柱が2〜4本と少なく、作業も比較的短時間で済むため、解体工事の中でも安価に撤去が可能です。
ただし、支柱の根元にあるコンクリート基礎をどこまで撤去するかによって、最終的な総額には2万円前後の差が出ることがあります。
2台用・3台用カーポート撤去の費用相場と内訳
2台用や3台用の大型カーポートは、1台用と比較して屋根の面積が広く、支柱の数も増えるため、当然ながら撤去費用は高くなります。
- 2台用(支柱4〜6本)のカーポート撤去費用相場は、基礎を残す場合で約5万円〜8万円、基礎まで完全に撤去する場合で約8万円〜12万円が目安です。
- 3台用(支柱6〜8本)のカーポート撤去費用相場は、基礎を残す場合で約7万円〜10万円、基礎まで完全に撤去する場合で約10万円〜15万円が目安となります。
作業員の増員や作業時間の延長が必要となるため、本体の撤去費用自体が高くなります。
また、基礎の撤去箇所が増えるため、基礎撤去費用も比例して増加します。
広い面積のカーポートの撤去では、現場の状況によっては重機が必要となり、重機回送費や養生費が別途計上される可能性も考慮しておく必要があります。
カーポート撤去で追加費用が発生するケース
一般的なカーポート撤去費用相場から追加費用が発生する主なケースとしては、
「カーポートの材質が特殊な場合」
「アスベスト含有の屋根材が使われている場合」
「設置場所の条件が悪い場合」が挙げられます。
例えば、アルミ製ではなく鉄骨製のカーポートは、解体に手間がかかるため費用が高くなる傾向があります。
また、古いカーポートの中には、屋根材としてアスベストを含むスレートが使用されているものがあり、その場合は飛散防止措置を講じた特別な撤去作業が必要となり、数十万円の追加費用が発生する可能性があります。
実際に過去に建てられたカーポートの屋根材を分析した結果、アスベストが含まれていたという事例も岡山で確認されています。
さらに、カーポートが狭い路地沿いにあり、重機やトラックの乗り入れが難しい場合や、隣家との境界線ギリギリに建っている場合は、手作業での撤去が増えるため、人件費が割高になることもあります。
見積もりを取得する際は、これらの追加要因がないかを業者と事前に確認し、不明瞭な点がないか質問することが非常に重要です。
カーポート撤去のメリットとデメリットを徹底比較
カーポート撤去は単に建物を壊すだけでなく、住環境や敷地の利用方法に大きな変化をもたらします。
カーポート撤去を決断する前に、メリットとデメリットの両方を理解しておくことが、後悔しないための重要なステップとなります。
敷地内のカーポート撤去の判断は、お客様のライフスタイルや将来の土地利用計画に基づいて総合的に行う必要があります。
カーポート撤去のメリット
カーポート撤去の最大のメリットの一つは、自宅の日当たりや風通しが改善されることです。
大きな屋根が太陽光を遮っていた南側や東側のカーポートを撤去することで、室内や庭に光が差し込むようになり、以前より明るい住空間を取り戻すことができます。
次に、敷地の利用用途が広がることもカーポート撤去の大きなメリットです。
カーポートが占有していたスペースは、家庭菜園やウッドデッキ、あるいは別の外構設備を設置するための自由な空間として活用できるようになります。
また、老朽化したカーポートを撤去することで、台風などの自然災害時における倒壊リスクや隣家への被害リスクを完全に排除できるため、安心感が得られます。
さらに、車の買い替えを検討している際、カーポートの高さや幅を気にすることなく、より大きな車や希望の車種を選べるようになるという選択肢の広がりも得られます。
カーポート撤去のデメリット
カーポート撤去のデメリットとしてまず挙げられるのは、車が雨風や紫外線に直接晒されることです。
屋根や壁がなくなることで、車のボディや塗装が太陽の紫外線や酸性雨の影響を受けやすくなり、結果として車の劣化が早まる可能性があります。
次に、車の乗り降りの際の快適性が失われるという点です。雨の日や雪の日に傘を差さずに乗り降りできていた利便性がなくなり、買い物帰りなどに荷物の積み下ろしが不便になるという生活上の変化が生じます。
また、カーポート撤去にかかる費用が一時的に発生するため、予算の確保が必要になるという金銭的なデメリットもあります。
最後に、撤去後に基礎部分のコンクリートの跡が残った場合、土地の美観が損なわれることがあり、再度舗装工事を行う場合は追加の費用と手間がかかることになります。
カーポート撤去の流れと基礎(コンクリート)撤去の重要性
カーポート撤去の工事は、安全かつ効率的に進めるために確立された手順で行われます。
特に、カーポートの安定性を支えている基礎部分をどう扱うかは、撤去後の土地利用に大きく関わる重要なポイントです。
カーポート撤去作業は、高所作業や重量物の取り扱いを伴うため、必ず安全第一で進められます。
ACTIVE(アクティブ)では、作業前の近隣へのご挨拶を徹底し、安全な撤去計画に基づき工事を進めます。
基礎を残すカーポート撤去の流れ
基礎を残すカーポート撤去は、比較的短時間で低コストで完了することがメリットです。新しいカーポートを同じ場所に設置する場合や、撤去後の土地に舗装を施す予定がない場合に選ばれる方法です。
| 事前準備・近隣へのご挨拶 | 作業開始前に、ご近所の方へ工事期間や内容を説明し、ご理解をいただきます。 |
| 屋根材の取り外し | 屋根を構成するポリカーボネート板や金属板を慎重に取り外します。風で飛散しないよう、最も注意を払う工程です。 |
| 骨組み(梁・桁)の解体 | 支柱以外の横方向の骨組みを上部から順番にボルトを緩めて解体していきます。 |
| 支柱の切断 | カーポートの柱を、コンクリート基礎の上面から数センチの高さで切断します。 |
| 廃材の分別・積み込み | 撤去した屋根材(ポリカ、金属)と骨組み(アルミ、鉄)を種類ごとに分別し、トラックに積み込みます。 |
| 最終確認・清掃 | 敷地内の清掃を行い、基礎の切断面を確認して作業完了です。 |
基礎まで完全に撤去するカーポート撤去の流れ
基礎まで完全に撤去する方法は、カーポートの跡地に駐車場以外のものを設置したい場合や、土地を平らにして利用したい場合に必須となる工程です。
| 上記1〜5(本体の撤去)を完了させます。 |
| 基礎(コンクリート)の掘り起こし: 支柱が埋まっていた地中のコンクリート基礎を、重機やハンマードリルを使用して周囲の土を掘りながら取り除きます。この作業は非常に重労働で、深い基礎の場合は時間がかかります。 |
| 穴の埋め戻し・整地: 基礎を撤去してできた穴に土を埋め戻し、平らになるよう整地します。将来的な沈下を防ぐため、しっかりと転圧(土を締め固める作業)を行うことが重要です。 |
| 廃材の分別・積み込み(追加): 掘り起こしたコンクリート塊を、産業廃棄物として分別し、運搬・処分します。 |
コンクリート基礎の撤去は、基礎の深さや大きさによって難易度が大きく変わります。
私自身、過去に約1メートル近く埋まっていた基礎を掘り起こす作業に立ち会った際、想像以上のコンクリートの大きさに驚いた経験があります。
この作業こそが、基礎撤去費用が高くなる主な理由であり、専門業者に依頼する最大の価値の一つと言えます。
基礎の撤去が必要か不要かは、撤去後の土地の活用方法を明確にすることで判断できます。
カーポート撤去を業者に依頼するメリットとDIYとの比較
カーポート撤去は、費用を抑えたいという理由からDIYを検討される方もいらっしゃいますが、専門的な作業が多く、安全面や最終的な仕上がりを考えると、業者に依頼する方が確実です。
DIYと業者依頼のそれぞれのメリットとデメリットを比較し、ご自身に最適な撤去方法を選んでください。
専門業者に依頼するカーポート撤去のメリット
専門業者にカーポート撤去を依頼する最大のメリットは、安全かつ確実な工事が保証されることです。
カーポートの屋根は高さがあり、不安定な状態での高所作業や、重い部材の取り扱いを伴うため、知識や経験のない方が行うと重大な事故につながるリスクがあります。
解体のプロは安全対策を徹底し、スムーズに作業を完了させます。
次に、基礎の完全撤去や整地までを一貫して任せられるため、撤去後の土地利用に困ることがありません。
特に、コンクリート基礎をきれいに撤去し、穴を埋め戻して平らにする作業は、重機や専門的な技術が必要であり、DIYでは困難な作業です。
さらに、撤去によって発生した大量の廃材(アルミ、ポリカーボネート、コンクリート塊)を産業廃棄物として法令に従って適切に処分してくれることも大きなメリットです。
自分で処分する場合、手間や費用がかかるだけでなく、不適切な処分は法律違反となる可能性があります。
最後に、万が一、作業中に隣家の物に傷をつけてしまった場合でも、業者が加入している損害賠償保険で対応できるため、お客様自身が責任を負う心配がないという安心感があります。
DIYでカーポート撤去を行う際の注意点
DIYでカーポート撤去を行う最大のメリットは、業者への依頼費用(人件費など)を節約できる点ですが、いくつかの重大なデメリットと注意点があります。
まず、高所作業による転落や、解体部材の下敷きになるなどの重大な事故リスクが伴います。
特に風の強い日の作業は非常に危険です。次に、基礎の完全な撤去が困難であるという点に注意が必要です。
地中深くに埋まったコンクリート基礎を素人が掘り起こすのはほぼ不可能であり、その結果、地面に柱の切り株やコンクリート塊が残り、土地の再利用に支障をきたすことになります。
また、必要な工具を揃える費用と労力が意外にかかることも見落としがちです。
金属を切断するための電動工具や安全装備、廃材を運搬するための軽トラックのレンタル費用などを合計すると、業者に依頼する費用と大差なくなることもあります。
さらに、撤去で発生した廃材は「産業廃棄物」扱いとなるため、一般ゴミとして処分できず、自治体のルールに従って自分で専門の処理場に持ち込む手間が発生します。
これらの手間やリスクを考慮すると、費用対効果は決して高くないことが多いのです。
失敗しないカーポート撤去業者の選び方と見積もり比較のコツ
カーポート撤去の成功は、信頼できる業者を選ぶことから始まります。
特に費用面でトラブルを避けるためには、単に「安い」という理由だけで業者を選ぶのではなく、質と信頼性を重視することが重要です。
解体工事は専門性の高い分野です。
費用を抑えつつ質の高いカーポート撤去を実現するためには、適切な知識を持った業者を選ぶことが不可欠です。
信頼できるカーポート撤去業者のチェックポイント
信頼できるカーポート撤去業者を選ぶためには、以下の3つのポイントを必ずチェックしてください。
「解体工事業登録」または「建設業許可」を保有しているか: 500万円未満のカーポート撤去工事を行う場合でも、業者は都道府県知事の「解体工事業登録」を受けている必要があります。より大規模な工事を行う会社は「建設業許可」を取得しています。これらの登録や許可がない業者は違法であるため、必ず業者のホームページや各都道府県の公開情報で確認しましょう。
損害賠償保険に加入しているか: 万が一、カーポート撤去作業中に隣家の塀や植木を破損させた場合に、業者が加入している保険で適切に賠償されるかを確認することは非常に重要です。加入している保険の種類や補償額について、事前に質問しておくことをおすすめします。
基礎(コンクリート)撤去の明確な実績があるか: カーポート撤去において技術が必要なのは、地中の基礎をきれいに取り除く作業です。この実績が豊富で、基礎撤去の工法や費用を明確に説明できる業者を選びましょう。「基礎撤去は別途見積もり」とするのではなく、初期の見積もりで基礎撤去の費用も内訳として明示してくれる業者は信頼できます。
相見積もりでカーポート撤去費用を抑える方法
カーポート撤去の費用を適正価格に抑えるためには、複数の業者から見積もり(相見積もり)を取得することが最も効果的です。
3社以上の見積もりを比較する: 最低でも3社から見積もりを取得することで、カーポート撤去の適正な費用相場を把握できます。極端に安い見積もりを提示する業者は、後から追加費用を請求するリスクがあるため注意が必要です。
見積書の内訳を詳細に比較する: 提示された見積書では、「カーポート本体解体費」「基礎撤去費」「運搬処分費」がそれぞれいくらになっているかを詳細に比較してください。特に、基礎撤去の費用が「一式」となっていないか確認し、曖昧な項目があれば具体的に何が含まれているか質問しましょう。
現地調査の対応や説明の丁寧さも評価する: 現地調査の際、カーポートのサイズや設置状況、隣家との距離などを細かくチェックし、質問に対して専門的かつ分かりやすく説明してくれる業者は信頼性が高いと言えます。価格だけでなく、担当者の対応の丁寧さも業者選びの重要な判断基準にしてください。
カーポート撤去後の土地活用アイデア:駐車場以外の選択肢
カーポート撤去は、敷地をリセットし、新たな土地活用を始める絶好の機会です。
車を置くための場所ではなくなったスペースを、どのように活かすか具体的なアイデアをご紹介します。
カーポートを撤去したことで生まれる解放感のあるスペースは、住まいの価値を高める多様な可能性を秘めています。
家族が楽しめる庭やテラススペースへの転用
カーポートが建っていた場所は、日当たりが良くなり、庭の一部として利用しやすくなります。
例えば、芝生を敷いて家庭菜園やガーデニングスペースにする、またはおしゃれなウッドデッキやタイルテラスを設置し、アウトドアリビングとして活用するアイデアがあります。
特に、リビングの窓に面していたカーポートを撤去した場合、テラスを設置することで、室内と庭が一体化した開放的な空間となり、自宅でバーベキューやティータイムを楽しめるようになります。
防犯性が高いガレージや物置スペースの設置
カーポートは屋根と柱のみで側面が開放されているため、防犯性や車の保護性能には限界があります。
撤去後のスペースにシャッター付きのガレージ(車庫)を新設することで、車を完全に雨風や盗難から守ることができます。
また、大型の物置を設置すれば、家の中に収納しきれないアウトドア用品や季節の家電などをまとめて保管できるようになり、生活空間の整理に役立ちます。
アプローチの拡大や舗装による美観の向上
カーポート撤去後、基礎まで完全に撤去し、そのスペースを含めて全面をコンクリートやアスファルトで再舗装するのも有効な活用法です。
これにより、敷地全体がフラットで統一感のあるデザインとなり、自宅へのアプローチや玄関周りの美観が格段に向上します。
また、駐車スペースを広くとることで、来客時の駐車が容易になる、車の出し入れが格段にしやすくなるという実用的なメリットも生まれます。
古いカーポート撤去に関するよくある質問
お客様からいただくカーポート撤去に関する疑問の中から、特によくある質問とその回答をまとめました。
Q1: カーポートの基礎を残す場合、何か問題はありますか?
カーポートの基礎を残す場合、撤去費用を抑えられますが、いくつか問題が生じる可能性があります。
まず、地面にコンクリートの塊が残るため、将来的にその土地で別の工事(例:新しいカーポートの設置、庭造り、舗装)をする際に、再度基礎の撤去費用と手間が発生することになります。
また、柱の切り株がわずかに地面から出ている場合、つまづきの原因になるなど安全上のリスクもあります。
撤去後の土地をコンクリートや砂利で舗装する場合は基礎が隠れるため問題ないことが多いですが、土のまま利用する場合や、基礎の上に別の構造物を建てる可能性がある場合は、費用はかかっても完全に撤去することをおすすめします。
Q2: カーポート撤去工事にかかる期間はどれくらいですか?
一般的なアルミ製の1台用カーポートであれば、撤去工事は約半日〜1日で完了します。
2台用や3台用の大型カーポートでも、本体の撤去だけであればほとんどの場合1日で作業が終わります。
ただし、基礎(コンクリート)まで完全に撤去し、穴の埋め戻しと整地を行う場合は、作業に時間がかかるため、1日〜2日程度を見ておく必要があります。
アスベスト含有のカーポートの場合は、特別な養生や作業工程が必要となるため、さらに数日かかることがあります。
正確な工期は、現場の状況や天候にも左右されるため、業者に確認してください。
Q3: カーポート撤去で補助金は使えますか?
カーポート単体の撤去に対して直接適用できる国の補助金制度は、原則としてありません。
しかし、住宅の建替えに伴う解体工事と同時にカーポートを撤去する場合や、老朽危険建築物等の撤去を目的とした自治体の補助金制度が適用される可能性があります。
これらの補助金は、多くの場合、家屋本体の解体が主目的となります。
また、耐震性のないブロック塀など、危険な構造物の撤去と合わせてカーポート撤去を行う場合に、一部費用が補助されるケースも考えられます。
お住まいの地域(岡山・倉敷・福山など)の自治体のホームページで「老朽家屋解体補助金」や「危険物撤去補助金」などの情報をご確認いただくか、解体業者にご相談いただければ、利用可能な制度について情報を提供できる場合があります。
カーポート撤去の際に見落としがちな保険や補助金について
カーポート撤去の計画を進める中で、費用に関わる重要な要素として、保険と補助金の情報を整理しておく必要があります。
特に自然災害の多い地域では、保険の適用が撤去費用を大きく左右する可能性があります。
災害による損傷の場合、火災保険が適用される可能性
台風、突風、豪雪などの自然災害によってカーポートが損害を受けた場合、お客様が加入されている火災保険(物損害を補償する特約)が撤去費用の一部または全額をカバーできる可能性があります。
補償の対象となるのは、「風災」「雪災」「雹災」などで、カーポートが「建物」として扱われるか「付属物」として扱われるかによって補償範囲が異なります。
- 確認すべき点: 損害が発生した場合、まず保険会社に連絡し、カーポートの損害が保険の対象となるか確認してください。その際、撤去費用だけでなく、新設費用まで補償されるケースもあります。
- 注意点: 損害の程度を証明するために、撤去作業を行う前に必ず被害状況を写真で記録しておくことが重要です。また、保険金の請求には期限があるため、速やかに手続きを行う必要があります。
既存カーポートの状態確認とアスベストの調査
前述の通り、古いカーポートの屋根材にはアスベストが使用されているスレート板が使われている可能性があります。
アスベストが含まれている場合、撤去費用は通常のカーポート撤去費用よりも高額になりますが、これは法令遵守と作業員の安全確保のために必須の工程です。
- 業者の責任: 解体業者は、撤去対象物にアスベストが含まれていないか事前に調査する義務があります。この調査費用は通常、見積もりに含まれています。
- 費用面: アスベスト撤去には高額な費用がかかりますが、国や自治体によってはアスベスト撤去に関する補助金制度を設けている場合があります。古いカーポート撤去を検討する際は、この調査を確実に行う業者を選び、必要に応じて補助金の情報も確認しましょう。
まとめ
この記事では、カーポート撤去の費用相場、必要な理由、メリット・デメリット、そして後悔しないための具体的な手順と業者選びのポイントについて詳しく解説しました。
カーポート撤去の費用相場は、1台用で基礎を残す場合約3万円〜5万円、基礎まで完全撤去する場合は約5万円〜7万円が目安となります。
費用はカーポートのサイズ、基礎の撤去有無、そして撤去する材質によって変動します。
特に、撤去後の土地をどのように活用したいかによって、費用はかさんでも基礎まで完全に撤去する判断が、将来的な後悔を防ぐ鍵となります。
また、カーポート撤去は高所作業や重量物の取り扱いを伴うため、安全性の確保と廃材の適切な処分のためにも、DIYではなく解体工事業登録を持つ信頼できる専門業者に依頼することが最善です。
複数の業者から相見積もりを取り、内訳を比較し、アフターフォローや保険加入の有無を確認することで、安心して工事を進めることができます。
古いカーポートを撤去することは、安全性を高め、自宅の日当たりと美観を改善し、敷地の新たな可能性を開くための前向きな一歩となります。
岡山・倉敷・福山・鳥取・広島で解体工事・建替・相続を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!
ACTIVE(アクティブ)では、岡山・倉敷・福山・鳥取・広島でお客様にピッタリの解体工事を提案しています。
岡山・倉敷・福山・鳥取・広島で解体工事・建替・相続はACTIVE(アクティブ)にお任せください!!
建物解体のことでお困りごとはありませんか?
アクティブは圧倒的な実績と経験を誇る解体業者です。
建物解体工事から内装解体工事、アスベスト調査・除去まで安心してお任せください。
お困りのことがあればお気軽にご相談ください。
Writer この記事を書いた人
菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役
岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。





