広島県内で病院や診療所の解体工事をする際の流れについて解説します。
東広島・三原・尾道・福山・広島のみなさん、こんにちは!
解体工事のACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!
「広島県で病院の解体工事を検討しているけれど、一般の建物と何が違うの?」「アスベストや医療廃棄物がある場合はどう対応するの?」と不安に感じていませんか?
この記事では、広島で病院や診療所など医療施設の解体工事に必要な手順や、費用相場、行政手続き、業者選びのポイントまでを分かりやすく解説します。この記事を読むことで、広島で安心・安全に病院の解体工事を進めるために必要な情報が手に入ります。
これから広島で解体工事を検討中の方はぜひ最後まで読んでみてください!
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広島で病院を解体する際の基本的な工事の流れとは?
広島で病院の解体工事を行う際には、一般の住宅やビルの解体とは異なる工程と配慮が求められます。最初に、広島県での医療施設の解体の現場で実際に行われている流れをご紹介します。

1.現地調査と解体計画の策定
まずは建物の構造や周辺環境、アスベストの有無などを調査します。広島市の市街地や幹線道路沿いでは、交通量や近隣施設への影響にも配慮が必要です。
2.内部の搬出と設備撤去
医療機器や検査設備、医療ガス配管などを安全に取り外し、法令に従って処分します。搬出には専用の運搬車両が必要となることもあります。
3.養生工事と安全対策
解体前に仮囲いや防音・防塵シートを設置し、粉塵・騒音の飛散を防止します。住民への事前説明や工程表の共有も重要です。
4.本体の解体作業
鉄筋コンクリート造(RC造)の病院では、大型重機による計画的な解体が行われます。発生した廃材は、建設リサイクル法に基づいて分別・処分します。
5.整地と完了報告
解体工事後は土地を整地し、必要に応じて地盤調査・排水対策を実施します。広島市や関係自治体に完了報告を提出して終了です。
このように、広島での病院解体は医療施設特有の工程と配慮が求められる工事です。経験豊富な解体業者の選定が、安全で円滑な工事の鍵となります。
広島で病院解体工事を行う際に注意すべき医療施設特有のポイント
病院や診療所などの医療施設の解体では、以下のような点に特別な配慮が必要です。
感染性廃棄物や薬品の処理
医療施設には、注射器・検体・廃薬品などの特別管理産業廃棄物が残されている場合があります。これらは通常の解体ごみとは異なり、専門業者による分別・収集・焼却処理が義務付けられています。
アスベスト含有建材の有無
昭和期に建てられた病院では、アスベスト含有建材の使用が多く見られます。広島県では事前調査・報告・除去工事の義務化がされており、「石綿作業主任者」の資格が必要です。
稼働中施設との分離工事の必要性
リニューアルや増改築を兼ねる工事では、稼働中の病棟や外来エリアと施工部分を明確に分離しなければなりません。仮囲い・騒音対策・粉塵管理など、複数の防護対策が同時進行で求められます。
近隣住民や関係者への丁寧な説明
病院は地域に根ざした存在であるため、解体に心理的抵抗を持つ住民もいます。事前説明会やお知らせ配布で理解と協力を得ることが不可欠です。
このように、医療施設の解体では高度な専門性と地域配慮が不可欠です。
広島の病院解体工事の費用相場と価格が変動する要因とは?
広島県内で病院の解体工事を行う場合、費用は建物の構造や立地によって大きく変動します。
費用の目安
- 木造診療所:2.5万円〜4万円/坪
- 鉄骨造(S造):3.5万円〜5万円/坪
- 鉄筋コンクリート造(RC造):4万円〜6万円/坪
たとえば、延床300坪のRC造病院の場合、1,200万〜1,800万円が目安です。
費用が上がる主な理由
以下のようなケースでは、通常より解体費用が増加します。
- アスベスト除去や事前調査の実施
- 医療廃棄物・特殊設備の撤去
- 地下室や高層構造がある建物
- 広島市中心部など狭小地での作業
- 交通誘導員や夜間作業の必要性
このように、病院の解体工事は建物の構造と周辺環境が費用に直結する工事です。工事のスムーズな進行には、事前の見積もり取得と相見積もりの活用が有効です。
広島県で病院解体工事を行うために必要な許可・届出・行政手続きとは?
広島県で病院の解体工事を行う際には、建設業法や環境関連法令に基づく各種の許可・届出が必要です。届出を怠ると工事の中断や罰則につながるため、事前にしっかりと確認しましょう。

建設リサイクル法による届出
延床面積80㎡を超える病院建物を解体する場合、広島県や市町村に対して「分別解体等の計画届出書」を提出する義務があります。提出は工事着手の7日前まで。木材・コンクリートなどの再資源化を目的としています。
アスベストに関する調査と報告義務
解体工事を行う前に、建物内のアスベスト含有建材の有無を専門家が調査し、結果を「石綿事前調査報告システム」を通じて報告します。広島労働局や広島市の指定機関への届け出が必要で、2022年以降は未報告の場合罰則も強化されています。
特別管理産業廃棄物の処理計画
医療廃棄物や薬品など、特別管理産業廃棄物が発生する場合は、その処理計画を立て、許可業者による処分を行う必要があります。
医療法人に関する財産処理の確認
病院が医療法人所有である場合は、資産解体による帳簿処理や補助金返還義務の確認も行いましょう。解体の前後で、行政書士や税理士と連携して書類整備を進めると安心です。
広島で信頼できる病院解体業者の選び方
医療施設の解体工事は、高度な専門性と法令遵守が求められるため、経験豊富な解体業者の選定が非常に重要です。広島県で病院や診療所の解体工事を依頼する際は、以下のポイントを必ずチェックしましょう。
- 医療施設や福祉施設の解体実績があるか
- 建設業許可、石綿作業主任者の在籍状況
- 産業廃棄物収集運搬の許可を持っているか
- 見積書に詳細な内訳が記載されているか
よくある質問(FAQ)
A1:はい、可能です。外来診療や入院機能を継続したまま、一部病棟や旧設備だけを段階的に解体するケースもあります。この場合は、仮囲いや遮音パネル、作業時間帯の調整などを行い、患者様やスタッフの安全・静穏環境を確保する工夫が必要です。
A2:特別管理産業廃棄物の収集運搬許可を持つ解体業者であれば、医療廃棄物の処理にも対応可能です。ただし、薬品類や血液を含むものは事前に分別・専門回収を依頼する必要があるため、事前打ち合わせが必須です。
A3:広島県内の病院を解体する場合、小規模な診療所で2〜3週間、RC造の大規模病院では2〜3ヶ月かかることが一般的です。建物の構造や立地により異なるため、まずは現地調査をご依頼ください。
A4:ほとんどの解体業者では現地調査・見積もりを無料で実施しています。当社ACTIVEでも、広島県内どこでも無料対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
まとめ|広島の解体工事はACTIVEにお任せ!
病院の解体工事には、アスベスト対策・医療廃棄物処理・感染防止など、医療施設特有の配慮が必要です。広島県で病院の解体を行う際は、行政手続きや費用相場、業者選びまでしっかり把握し、安全・安心な工事を目指しましょう。
広島県で病院の解体工事をお考えなら、解体工事のプロフェッショナル「ACTIVE(アクティブ)」にお任せください。福山市・広島市・尾道市など県内全域で対応可能。アスベスト調査から産廃処理まで一括対応いたします。
アスベスト調査については、こちらのページで詳細をご覧ください。
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Writer この記事を書いた人
菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役
岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。





