広島で解体工事を行う際、違法にならないためのポイントを解説します。
東広島・三原・尾道・福山・広島のみなさん、こんにちは!
解体工事のACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!
広島は、古い木造住宅や商業施設が多く、解体工事の需要が高いエリアです。しかし、解体工事を行う際は、法律や条例を守らなければ違法行為とみなされ、罰則の対象となる可能性があります。特に、広島では埋蔵文化財が多いエリアや、アスベストを含む建材を使用した古い建物も多く、解体工事の際に注意すべきポイントがいくつかあります。
この記事では、広島の解体工事で違法となるケースや、法律違反を防ぐためのポイントを詳しく解説します。安心・安全な解体工事を進めるために、ぜひ最後まで読んでみてください!
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【広島】解体工事で法律違反になりやすい5つのケース
広島で解体工事を行う際、法律を守らなければ違法行為とみなされ、罰則の対象となることがあります。違法な解体工事を防ぐためには、事前にルールを把握し、適切な手続きを行うことが重要です。最初に、広島で解体工事が違法となる主なケースを解説します。

1. 無許可で解体工事を行う
建設業許可や解体工事業登録が必要
解体工事を行うためには、「建設業の許可」または「解体工事業登録」が必要です。
無許可で工事を行った場合、建設業法違反となり、施工業者だけでなく、発注者(依頼主)も責任を問われる可能性があります。
違反すると?
- 6ヶ月以下の懲役または100万円以下の罰金(建設業法第3条違反)
- 無許可業者に依頼した場合、発注者も行政指導を受ける可能性
対策
- 「建設業許可」や「解体工事業登録」がある業者か確認する
- 業者のホームページや口コミをチェックし、信頼できる解体業者を選ぶ
2. 産業廃棄物の不法投棄
廃棄物処理法に違反するケース
解体工事では、コンクリート・木材・金属くずなどの産業廃棄物が大量に発生します。これらを適切に処理せずに不法投棄した場合、廃棄物処理法違反となります。広島県内でも過去に、不法投棄が発覚し、施工業者や依頼主が処罰された事例があります。
違反すると?
- 5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金(法人の場合は最大3億円)
- 違反業者は営業停止処分を受ける可能性
- 依頼主も「不法投棄を知っていた」と判断されると処罰の対象
対策
- 廃棄物の処理許可を持つ業者に解体工事を依頼する
- 契約書に「産業廃棄物の適正処理」を明記する
- 解体業者にマニフェスト(産業廃棄物管理票)の提出を求める
3. 近隣住民への通知を怠る
騒音・振動・粉じん対策が不十分
解体工事では騒音・振動・粉じんが発生するため、事前に近隣住民へ通知を行う義務があります。
無断で工事を行い、住民からの苦情が多発した場合、工事の中断や行政指導の対象となる可能性があります。
違反すると?
- 広島県環境保全条例違反で指導・勧告を受ける
- 近隣住民とのトラブルが発生し、工事が中断する
- 業者が行政処分を受けると、今後の営業に影響が出る
対策
- 工事の1週間前までに近隣住民へ挨拶と説明を行う
- 騒音や粉じん対策として、防音シートや散水を実施する
- 近隣住民と円滑な関係を築くために、定期的に進捗を伝える
4. アスベストの適切な処理をしない
大気汚染防止法や石綿障害予防規則に違反
古い建物にはアスベスト(石綿)が含まれていることがあり、解体時には適切な処理が必要です。
これを怠ると大気汚染防止法や石綿障害予防規則違反となり、重い罰則が科される可能性があります。
違反すると?
- 最大100万円以下の罰金(大気汚染防止法違反)
- 健康被害が発生した場合、損害賠償責任が発生する可能性
- 工事の停止命令が出ることもある
対策
- 事前にアスベスト調査を実施し、含有の有無を確認する
- アスベスト除去作業は専門業者に依頼する
- 除去作業時は防護服や適切な設備を使用する
5. 埋蔵文化財保護法違反
文化財を破壊した場合
広島県には埋蔵文化財包蔵地が多く、解体工事前に届け出が必要な場合があります。工事の際に文化財を破壊すると、文化財保護法違反となり、厳しい罰則が科される可能性があります。
違反すると?
- 罰金50万円以下または1年以下の懲役
- 文化財の復元費用を負担しなければならない
- 工事の全面停止命令が出ることもある
対策
- 事前に広島県教育委員会に相談し、文化財の有無を確認する
- 必要に応じて、発掘調査を行い、文化財の保護措置を取る
- 文化財が発見された場合は、速やかに報告し、勝手に工事を進めない
違法にならないための注意点
違法行為を防ぐためには、以下のポイントを押さえておくことが重要です。
1. 信頼できる解体業者を選ぶ
- 「建設業の許可」や「解体工事業登録」があるか確認
- 産業廃棄物処理の実績がある業者を選ぶ
- 見積書に処分方法の詳細が記載されているかチェック
2. 事前に行政へ確認・届け出を行う
- 建設リサイクル法に基づく届出が必要(解体工事の7日前まで)
- 埋蔵文化財の可能性がある地域では事前相談を行う
3. 近隣住民へ十分な説明と配慮
- 解体工事の1週間前には近隣へ通知
- 粉じん・騒音対策を徹底(防音シート・散水など)
よくある質問(FAQ)
A:広島県内の住宅解体の費用相場は以下の通りです。(一般的な30坪の木造住宅の場合)
・木造住宅:約100万~150万円
・鉄骨造:約150万~250万円
・RC造(鉄筋コンクリート) :約200万~300万円
【追加費用が発生するケース】
・アスベスト除去が必要な場合(50万~100万円の追加費用)
・狭小地で重機が入れない場合(手作業が増えるため費用が高くなる)
・産業廃棄物の処理費用が高い場合(処理方法による)
詳細な費用は、業者に見積もりを依頼するのがおすすめです。
A:解体工事は年間を通じて行えますが、最適な時期は11月~2月(冬場)です。
・冬場は工事が混み合いにくく、スケジュール調整がしやすい
・梅雨時期(6月~7月)は工事が遅れる可能性がある
・夏場(7月~9月)は粉じんが舞いやすく、住民への配慮が必要
広島では、台風シーズン(9月~10月)に工事を行うと天候の影響を受けることがあるため、計画的に進めるのが理想です。
まとめ:【広島の解体工事】違法リスクを回避するならACTIVEにご相談を
広島で解体工事を行う際、無許可の業者に依頼したり、産業廃棄物の不法投棄を行ったりすると、法律違反となる可能性があります。また、アスベスト処理や近隣対策を怠ると、トラブルにつながるため注意が必要です。
違法行為を防ぐためのポイント
- 許可のある解体業者を選ぶ
- 事前に行政へ届け出を行う
- 近隣住民へ適切な対応をする
- アスベスト調査を実施する
広島・東広島・三原・尾道・福山で解体工事・建替・相続を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!
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