
倉敷市で空き家を解体して売却することのメリット・デメリットを紹介します。
倉敷・浅口・笠岡・岡山のみなさん、こんにちは!
解体工事のACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!
倉敷市で空き家を所有していると、「そろそろ手放したいけれど、解体してから売るべき?」「建物があるままの方が高く売れる?」と迷ってしまう方が多いのではないでしょうか。
本記事では、倉敷市の空き家事情や不動産市況を踏まえたうえで、空き家を解体して売却することのメリット・デメリットを分かりやすく紹介します。解体するかどうかの判断基準や、よくある質問への回答も含めて解説しますので、倉敷で空き家を所有している方にはぜひ参考にしていただきたい内容です。
この記事は、倉敷で空き家の売却や解体工事を検討している方に向けて書いています。これから倉敷で解体工事を検討中の方はぜひ最後まで読んでみてください!
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倉敷市の空き家事情と解体・売却を取り巻く環境
倉敷市では空き家の増加が社会課題となっています。総務省統計局のデータによると、倉敷市の空き家率は岡山県内でも高く、特に築30年以上の木造住宅の割合が多くなっています。
また、倉敷市の中でも旧市街地や玉島・児島エリアなどでは、人口減少や高齢化により、空き家が放置されやすい傾向があります。一方で、中心部の美観地区周辺や新倉敷駅付近のエリアは、土地需要が比較的高く、更地のニーズも高まっています。
不動産会社からは「老朽化した建物よりも、更地の方が流通しやすい」との声も多く、空き家のままでは売れにくい現状があります。
倉敷で空き家を解体する費用相場と補助金制度【2025年最新】
倉敷で空き家を解体する際は、解体費用の相場と公的補助制度を把握することが重要です。次に、費用の目安と倉敷市独自の補助内容を具体的に紹介します。

解体費用の相場
構造種類 | 坪単価の目安 | 30坪の解体費用目安 |
木造 | 約3万~5万円 | 約90万~150万円 |
鉄骨造 | 約4万~6万円 | 約120万~180万円 |
RC造 | 約5万~8万円 | 約150万~240万円 |
倉敷市の補助制度の内容(2025年最新)
- 制度名:「倉敷市空家等除却事業費補助金」
- 対象条件:倒壊・雨漏りの恐れなど安全性に問題のある特定空家等
- 補助内容
- 補助率:除却工事費用の1/2以内
- 補助上限額:50万円(2025年度も同額)
- 申請手続き
- 相談・現地調査依頼:建築指導課へ連絡
- 事前審査:市が危険空家として認定
- 着工前申請:申請書&工事見積書を提出
- 解体工事実施:許可取得後に工事を進める
- 完了報告:施工写真等を市に提出
- 補助金交付:完了報告後に支給
- 受付期間:年度ごとの予算枠。4月~3月の間で早めの申請を推奨
- 相談窓口
- 建築指導課(他、生活安全・環境衛生・消防など関連各課との連携体制)
空き家を解体してから売却するメリットとは?【倉敷エリアの事例付き】
空き家を解体することで、売却の可能性が広がるだけでなく、トラブルのリスクも減らすことができます。以下では、主なメリットについて詳しく紹介します。

更地として売却しやすくなる
倉敷市のように古い建物が多い地域では、建物付き物件の購入希望者が減少傾向にあります。一方、更地であれば建築の自由度が高く、住宅用地や駐車場などとして活用しやすいため、買い手が見つかりやすくなります。特に新倉敷駅周辺や倉敷中央病院付近では更地需要が高く、解体後すぐに売れる事例も見られます。このような土地では、更地化することで価格交渉も有利に進むことがあります。
老朽化による悪印象を防げる
長期間空き家になっていた建物は、外観が劣化していたり、内部にカビや腐敗が生じていたりするケースが多くあります。買い手が内覧した際に悪印象を抱き、購入意欲が下がることも少なくありません。
解体することで、こうしたマイナスイメージを払拭し、土地としての魅力を引き出すことが可能になります。特に倉敷美観地区のような景観重視エリアでは、外観の印象が売却に大きく影響します。
売却後のトラブルを防げる
老朽化した空き家を売却した場合、後から雨漏りやシロアリ被害が発覚することもあります。こうした瑕疵(かし)に関するトラブルは、売主に責任が及ぶケースもあるため注意が必要です。建物を解体して更地にすれば、こうした構造上のトラブルのリスクがなくなり、安心して売却できます。将来的な賠償リスクを回避できることも、解体の大きなメリットです。
倉敷で空き家を解体して売却するデメリットと注意点
解体してから売却するには、一定の費用や手間が発生します。メリットだけでなく、デメリットについても理解しておく必要があります。
解体費用がかかる
倉敷市で木造住宅を解体する場合、一般的な費用相場は1坪あたり3〜5万円です。30坪の住宅であれば約90〜150万円程度が目安となります。また、鉄骨造やRC造の場合はさらに費用がかさむため、売却前の資金準備が必要です。樹木伐採や残置物の撤去も含めると、全体で180万円を超える場合もあります。
固定資産税が上がることがある
住宅が建っている土地には「住宅用地特例」が適用され、固定資産税が大幅に軽減されています。しかし、建物を解体して更地になると、この特例が外れ、土地に対する課税額が高くなる可能性があります。特に売却までの期間が長くなる場合、解体後の税負担に注意が必要です。倉敷市では税制相談も可能なため、事前に市役所へ確認しておくと安心です。
心理的な負担がある
親から受け継いだ実家や、思い出が詰まった家を壊すことに対し、感情的な抵抗を感じる方も多くいます。特に昔ながらの瓦屋根や土壁など、倉敷の伝統的な住宅は残したいという声もあります。そのため、解体の決断には家族や親族との相談が欠かせません。時には、仏壇や神棚の供養・お祓いを行うことで心の整理がつくこともあります。
倉敷で解体してから空き家を売却すべきか?判断ポイントを解説
解体するかどうかの判断には、いくつかの要素を総合的に見る必要があります。以下のポイントをチェックしてみましょう。
建物の老朽化と再利用の可否
築40年以上・雨漏り・シロアリ被害などがある建物は、再利用が難しく買い手が敬遠しがちです。
- 購入後すぐに解体される可能性が高い
- 解体費を差し引かれて査定額が低くなる
このような場合は、売却前に解体する方が有利です。
土地の需要があるエリアかどうか
倉敷駅周辺や新倉敷駅近くのように、住宅需要が高いエリアは更地が有利です。逆に郊外や交通アクセスが悪い場所では、解体してもすぐに売れないリスクがあります。
- エリアの地価動向
- 近隣の売買状況
なども判断材料になります。
今すぐ売る予定かどうか
「まだ売るか迷っている」「将来子どもが使うかも」などの場合、解体は急がず保留にする選択もあります。ただし、防犯・老朽化・近隣トラブルを避ける意味では、放置は避けて土地活用を考える方が安心です。
よくある質問(FAQ)
A1:解体せずに建物付きで売ることも可能ですが、買い手が限定されやすく、売却期間が長くなる傾向があります。建物の老朽化が進んでいる、修繕コストがかかるなどの理由で、「更地渡し希望」の買主が多いのが現状です。
A2:はい、可能です。不動産会社と解体業者が連携すれば、解体前から買主を探す「先行売却」もできます。ACTIVEでは、現地調査から見積り・不動産相談まで一括対応が可能ですので、お気軽にご相談ください。
A3:更地にしてもすぐに売却できないケースもあります。その場合は、一時的に駐車場として活用する、近隣の事業者に貸し出すなどの土地活用方法も検討できます。不動産会社と連携しながら売却戦略を立てましょう。
まとめ|倉敷の解体工事はACTIVEにお任せ!
倉敷で空き家を解体して売却することには、多くのメリットがありますが、費用や税制の面など注意すべき点もあります。この記事では、倉敷市の空き家事情や不動産市況を踏まえながら、解体して売却するメリット・デメリットを具体的に紹介しました。ご自身の空き家が売却に向いているかどうかを判断する際には、専門家の意見を聞くことも有効です。解体の前に一度、現地調査や相談を受けることをおすすめします。
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Writer この記事を書いた人
菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役
岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。