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倉敷|アスベストの飛散リスクとは?素人が撤去してはいけない理由

  • 2025.12.04
    • アスベスト調査・除去
    • 倉敷

倉敷でアスベストの飛散に不安を感じている方へ、プロの視点から分かりやすく解説します。

岡山・倉敷・総社・玉野・井原・赤磐のみなさん、こんにちは!
倉敷の解体業者ACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!  

倉敷には昭和築の住宅が多く残り、外壁の欠け・スレート屋根の浮き・天井材の劣化など、アスベストが飛散する恐れがあるケースが急増しています。「ひび割れを見つけたけど、この程度なら自分で触っても大丈夫?」「DIYで屋根材を外しても問題ない?」このような相談を倉敷の施主様から多くいただきます。しかし、アスベストは “見えない繊維” が空気中に漂い、健康被害・近隣トラブル・法令違反につながる極めて危険な建材 です。

この記事では、倉敷でアスベストが使われやすい建材の特徴や飛散リスク、素人が撤去してはいけない理由まで詳しく解説します。岡山・倉敷で解体工事や建替えを予定している方、空き家の劣化を心配している方は、ぜひ最後までご覧ください。

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アクティブは岡山で圧倒的な実績と経験を誇る解体業者です。
建物解体工事から内装解体工事、アスベスト調査・除去まで安心してお任せください。

倉敷で注意すべきアスベスト建材と飛散リスクの実態

倉敷市内には、玉島・水島・中庄・老松町など、昭和築の住宅や古い工場建物が多い地域が点在しています。これらの建物では、以下のような建材にアスベストが含まれているケースが非常に多く見られます。

  • モルタル外壁
  • スレート屋根(カラーベスト)
  • 押入れ天板(ボード類)
  • 天井吸音板

特に沿岸に近い水島・玉島は海風の影響もあり、外壁の劣化が早く進む傾向があります。その結果、建材が粉状に崩れ、風によってアスベスト繊維が周囲に飛散しやすくなるのです。

倉敷で見つかりやすいアスベスト建材の特徴

昭和40〜50年代に建てられた住宅では、カラーベストやモルタル外壁が多く使われてきました。これらは アスベストを10〜15%含むケースがあり、劣化すると微細な繊維が空中に浮遊する危険 があります。

特に以下の状態は飛散リスクが高いサインです。

  • 表面が粉を吹いている
  • ひび割れ・欠けがある
  • 手で触ると白い粉が付着する
  • ビスを抜いただけで“パラパラ”落ちる

また押入れの天板や天井材も、DIYで外そうとしただけで飛散した例があります。

老朽化と飛散リスクの関係

倉敷は、高温多湿・強風・沿岸気候・地震の揺れの影響を受けやすい地域です。この気候条件により、建材が劣化し、微細な繊維が剥がれ落ちやすくなります。ACTIVEが倉敷で実際に調査した現場では、屋根材が粉状に崩れ、軽く触れただけで白い粉が舞い上がる状態になっていたケースもありました。こうした建材は、専門の養生や湿式処理なしでは絶対に触れてはいけません。

アスベストが飛散すると何が危険?倉敷で起こりやすい健康被害と近隣トラブル

倉敷でアスベストが飛散すると最も問題となるのは、人体への深刻な健康被害です。アスベスト繊維は髪の毛の1/500という細さで、空中に長時間漂い続けます。吸い込むと肺に刺さったまま残り、数十年後に以下の病気を引き起こす可能性があります。

  • 中皮腫
  • 肺がん
  • 石綿肺

工場関係者がアスベストによる健康被害を訴えた例があり、その危険性は決して他人事ではありません。

倉敷で起こりやすいアスベスト近隣トラブル

倉敷市玉島の現場では、施主様から「粉じんが近隣へ飛ばないか不安」と相談を受け、通常より厳重に養生したケースがあります。素人が誤ってアスベストを飛散させた場合、次のようなトラブルに発展しやすくなります。

  • 健康被害の訴え
  • 近隣住民からのクレーム
  • 行政指導・工事停止命令
  • 賠償問題に発展

住宅が密集する倉敷では、飛散による影響範囲も広く、非常に大きな問題となります。

倉敷で素人がアスベストを撤去してはいけない3つの理由

倉敷の現場では、「外壁の割れを自分で剥がしたい」「古いスレート屋根をDIYで交換したい」といった相談を受けることがありますが、これは絶対に避けるべき行為です。アスベスト撤去は専門資格が必要で、素人作業は法令違反や重大な飛散事故につながる ためです。

理由1|飛散防止措置が不十分になり、危険が増す

アスベスト除去では、以下の工程が必須です。

  • 作業空間の完全密閉(養生)
  • 湿式作業による粉じん抑制
  • 専用集じん装置の使用
  • 防護服・防塵マスク(高性能)着用

一般のDIYではこれらは絶対に再現できません。ACTIVEが対応した倉敷の現場では、施主様が外壁を部分的に剥がしてしまい、飛散の可能性が高まったため急遽追加養生を行ったこともあります。

理由2|無資格の作業は法令違反に該当する

2022〜2023年の法改正で、アスベストに関する以下が義務化されました。

  • 事前調査(資格者のみ実施可能)
  • 調査結果の届出
  • 飛散防止措置の徹底(専門業者のみ対応可能)

無資格者がアスベストを“調べること”すら禁止されています。

違反すると、

  • 罰則対象
  • 行政指導・工事停止
  • 近隣からの被害申告への対応

など、非常に大きなリスクを背負うことになります。

理由3|アスベスト廃棄物は一般ゴミとして捨てられない

アスベスト廃材は許可業者のみが運搬・処分可能です。

廃棄の流れは以下の通りです。

  • 二重袋で密封
  • 飛散防止措置をしたまま運搬
  • 指定処理場での埋立処理

一般の方では対応できず、誤った処理をすると重大な環境汚染につながります。

倉敷でアスベスト解体を行う正しい手順と届出の流れ

倉敷でアスベストが疑われる建物を解体する場合は、法令に沿った正しい手順で進めることが重要です。誤った作業は飛散事故や法令違反につながるため、以下の流れを必ず守りましょう。

1|アスベスト事前調査(資格者が必須)

アスベスト調査士が建材を確認し、必要に応じてサンプル採取・分析を行います。外壁・屋根・天井材などにアスベストが含まれているかを特定し、報告書にまとめます。倉敷では、解体前の事前調査は完全に義務化されており、届出のためにも必須です。

2|大気汚染防止法による届出

アスベスト含有が判明した場合、工事内容に応じて行政への届出が必要です。届出が受理されなければ工事は開始できず、無届出は法令違反となります。建材の種類や工事規模により提出内容が変わるため、ACTIVEでは届出代行を行い施主様の負担を軽減しています。

3|アスベスト除去作業(密閉+湿式処理)

除去作業では、粉じん飛散を防ぐため次の措置を行います。

  • 作業区画の完全密閉
  • 出入口の二重・三重養生
  • 水を使った湿式処理
  • HEPAフィルター付き集じん機の使用
  • 防護服・専用マスクの着用

倉敷の住宅密集地では、近隣保護のためより強化された養生を行うこともあります。

4|アスベスト廃棄物の運搬・処分

撤去したアスベスト廃材は厳重に密封し、許可を持つ産廃業者のみが運搬・処分します。処分場では法令に基づき埋立され、環境・住民への影響を最小限に抑えます。

【倉敷版】アスベスト撤去費用の相場と高くなりやすい条件

倉敷でアスベストを撤去する際の費用は、建材の種類・劣化・作業条件によって変動します。以下は一般的な参考価格です。

建材別の費用目安(1㎡あたり)

建材の種類費用相場(1㎡あたり)
スレート屋根(カラーベスト)3,000~6,000円
モルタル外壁4,000~8,000円
天井の吸音板2,000~4,000円

倉敷で費用が高くなりやすい条件

倉敷市内では、以下の条件があると費用が上がりやすくなります。

  • 建材が粉状に劣化している(飛散リスク増)
  • 敷地が狭く作業スペースが確保できない(旧市街・長屋など)
  • アパート・長屋など共用部が多い
  • 養生範囲が広くなる環境
  • 風が強く、飛散防止措置が増える地域(水島・玉島など)

現地確認により、最適な工法と費用が決定されます。

倉敷でアスベスト解体を依頼する前に確認すべき業者選びのポイント

アスベスト撤去は、どの業者に依頼するかで 安全性・費用・完工スピード が大きく変わります。倉敷で依頼する場合は、必ず以下の点をチェックしてください。

  • アスベスト調査士・資格者が在籍しているか

調査から届出、除去までを一貫して対応できるため、トラブルを防げます。

  • 届出を代行してくれるか

アスベスト関連の届出は専門性が高く、施主が行うのは非常に困難です。

  • 見積書に「飛散防止措置」が明記されているか

養生内容・湿式処理・集じん装置の使用、これらが記載されている業者は信頼できます。

  • 近隣対応が丁寧か

倉敷は住宅が密集しているため、近隣挨拶・説明の丁寧さ がトラブル回避の鍵となります。

よくある質問(FAQ)

Q1:アスベストが含まれているか、素人でも判断できますか?

A1:いいえ、判断できません。スレート屋根・モルタル外壁・吸音板などは外観が似ており、専門分析をしなければ確定できません。

Q2:アスベスト撤去はどれくらいの期間かかりますか?

A2:一般的には数日〜1週間程度です。倉敷では住宅密集地が多いため、養生を入念に行う分、時間を要する場合があります。

まとめ|倉敷の解体工事はACTIVEにお任せ!

倉敷には昭和築の住宅が多く、外壁・屋根・天井材などにアスベストが使われているケースも珍しくありません。劣化したアスベストは、少し触っただけでも飛散し、健康被害・法令違反・近隣トラブル に発展するため、素人が手を触れるのは極めて危険です。安全に撤去するには、専門資格者による事前調査・届出・飛散防止措置・正しい廃棄処理が欠かせません。倉敷でアスベストの飛散が心配な建物がある場合は、早めの調査 が安心につながります。

ACTIVE(アクティブ)では、岡山県全域でお客様に最適な解体工事を提案しています。岡山市・倉敷市・総社市・井原市・玉野市など、解体工事・アスベスト調査ACTIVE(アクティブ)にお任せください!!

アスベスト調査については、こちらのページで詳細をご覧ください。

建物解体のことでお困りごとはありませんか?

アクティブは圧倒的な実績と経験を誇る解体業者です。
建物解体工事から内装解体工事、アスベスト調査・除去まで安心してお任せください。
お困りのことがあればお気軽にご相談ください。

Writer この記事を書いた人

菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役

岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。

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