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倉敷の住宅でよく見られるアスベスト含有内装材の種類と対策ガイド

  • 2025.10.04
    • アスベスト調査・除去
    • 倉敷

倉敷でよく見られるアスベスト含有内装材について解説します。

岡山・倉敷・総社・玉野・井原・赤磐のみなさん、こんにちは!
倉敷の解体業者ACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!  

「古い家をリフォームしようと思ったら、内装材にアスベストが含まれているかもしれない…」そんな不安を感じたことはありませんか?昭和40〜50年代に建てられた住宅では、アスベストを含む建材が数多く使用されており、倉敷市でも調査や除去のご相談が年々増えています。

今回は、倉敷でよく見られるアスベスト内装材の特徴・見分け方・安全対策をわかりやすくまとめました。現在、倉敷市や岡山市、総社市などで古い家を所有している方、リフォームや内装解体を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

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アクティブは岡山で圧倒的な実績と経験を誇る解体業者です。
建物解体工事から内装解体工事、アスベスト調査・除去まで安心してお任せください。

倉敷でアスベストが内装材に使われていた理由とは?

アスベスト(石綿)は天然の鉱物繊維で、耐火性・断熱性・防音性に優れた非常に便利な素材です。そのため昭和30〜50年代にかけて、住宅・アパート・商店・公共施設など、倉敷市内でも広く使われました。特に次のような理由で普及しました。

  • 火災に強く、防火建材として最適だった
  • 音を遮断し、集合住宅や商店の防音対策に有効だった
  • 湿気に強く、浴室・キッチンなどの内装にも適していた

しかしその後、微細な繊維を吸い込むことで健康被害を引き起こすことが判明。肺がんや中皮腫などの原因物質として社会問題となりました。

2006年にはアスベストの製造・使用が全面禁止され、現在はリフォームや解体前の「事前調査」と報告が義務付けられています。また、倉敷市でも「大気汚染防止法」に基づくアスベスト事前調査報告が必須です。

倉敷の住宅でよく見られるアスベスト含有内装材の種類 

倉敷市の住宅でアスベストが含まれている可能性が高い内装材には、いくつかの代表的なタイプがあります。特に昭和40〜50年代に建てられた住宅や、当時流行したモルタル仕上げ・鉄骨住宅などでは、複数の部位にアスベスト建材が使われているケースが多く見られます。次に、倉敷市でよく発見される主要なアスベスト含有内装材を紹介します。

倉敷でのアスベスト含有内装材の種類

ケイ酸カルシウム板(けいカル板)

軽くて加工しやすく、天井材や間仕切り壁に広く使用された建材です。非飛散性のレベル3に分類されますが、切断や破損時にはアスベスト繊維が空気中に舞う危険があります。

ビニル床タイル・長尺シート

表面は塩ビ素材ですが、裏面の接着剤や下地材にアスベストが含まれていることがあります。床を剥がす際に粉塵が出やすく、倉敷市内でもリフォーム時の飛散トラブルが報告されています。

パルプセメント板(押出成形セメント板)

セメントとパルプにアスベスト繊維を混ぜた建材。外壁だけでなく、内装の腰壁や天井にも使用されました。

石綿スレート天井材

白っぽくザラついた質感が特徴で、店舗兼住宅や倉庫型住宅で多く見られます。経年劣化により粉状に剥がれ落ちると、吸い込みによる健康被害を引き起こすおそれがあります。

吹付けアスベスト(レベル1)

鉄骨造の住宅やビルの天井・梁に施工され、最も危険度の高い建材です。倉敷駅周辺や工業地域の古い建物で見られ、除去工事が必要となるケースが多くあります。

アスベスト含有内装材の見分け方と注意点

倉敷市でリフォームや解体を行う前に重要なのが、アスベストの有無を正確に確認することです。見た目では判別できないため、誤った判断で作業すると健康被害や追加費用のリスクがあります。

見た目だけでは判断できない

アスベストは微細な繊維状の鉱物で、外観では含有の有無を判別できません。同じ「ケイカル板」や「床タイル」でも製造時期によって異なり、倉敷市の昭和40〜50年代の住宅では高確率で含有している可能性があります。

築年数での目安

築年含有の可能性
昭和50年(1975年)以前高確率で含有
昭和60年代前半一部の建材に使用
平成以降ほぼ使用なし

倉敷市では昭和期に建てられた住宅で、天井や壁ボードにアスベストが残っているケースが多く見られます。

DIYによる除去は厳禁

見た目で判断して自力で剥がす・削る行為は非常に危険です。倉敷市でも、市民がDIYで撤去し後に飛散が確認されたケースがありました。そのため、自己判断での撤去は絶対に避け、必ず専門業者に依頼しましょう。

倉敷でのアスベスト含有内装材への安全な対策方法

倉敷市でリフォーム・解体時にアスベストが見つかった場合は、以下の手順で安全に処理します。

1. 事前調査(目視+分析)

「一般建築物石綿含有建材調査者」などの資格を持つ専門調査員が現地を確認し、必要に応じてサンプルを採取して分析します。

2. 飛散防止措置と除去工事

アスベスト含有が確認された場合は、レベルに応じて適切な除去工法を採用します。

  • レベル1・2:負圧除去工法(密閉空間での除去)
  • レベル3:養生シート+集じん装置で粉じん防止

倉敷市内の住宅でも、非飛散性建材でも破砕時の飛散リスクがあるため、資格を持つ業者による施工が必要です。

3. 産業廃棄物としての適正処理

除去後のアスベスト廃棄物は専用袋に密閉し、許可業者がマニフェスト(管理票)を使って運搬・処理します。倉敷市では不法投棄への取り締まりが強化されています。

4. 行政への報告と記録保管

除去後は「岡山県電子システム」で事前届出・完了報告を提出します。この記録は5年間の保管義務があり、将来のリフォーム時にも重要な証明書類となります。

安全にアスベストを処理するには、調査・除去・報告をワンストップで対応できる業者に依頼するのが安心です。

よくある質問(FAQ)

Q1:アスベストを含む建材を残してリフォームしても大丈夫?

A1:飛散の恐れがなければ「封じ込め」や「囲い込み」で対応できるケースもあります。ただし、将来工事でリスクが再発するため除去を推奨します。

Q2:お風呂場やキッチンにもアスベストは使われていますか?

A2:はい。浴室の天井や壁のケイカル板、キッチンの防火ボード・床タイルなどで使われているケースがあります。

Q3:自分でアスベストを確認する方法はありますか?

A3:いいえ。見た目での判断は不可能です。アスベストは見た目では判別できず、同じ建材でも製造時期で含有の有無が異なります。必ず専門調査員によるサンプリング分析を行いましょう。

まとめ|倉敷のアスベスト調査・解体工事はACTIVEにお任せ!

倉敷市では昭和期の住宅にアスベスト含有内装材が多く残っており、リフォーム・解体時には専門対応が欠かせません。ケイカル板やビニル床タイル、石綿スレートなど、一見安全そうに見えても飛散リスクがあります。必ず専門の調査員による分析と、資格を持つ業者による除去を行いましょう。

ACTIVE(アクティブ)では、岡山市・倉敷市・総社市・井原市・玉野市など、岡山県全域でアスベスト調査・除去・解体をワンストップ対応しています。安心・安全な住まいのために、ぜひお気軽にご相談ください!

アスベスト調査については、こちらのページで詳細をご覧ください。

建物解体のことでお困りごとはありませんか?

アクティブは圧倒的な実績と経験を誇る解体業者です。
建物解体工事から内装解体工事、アスベスト調査・除去まで安心してお任せください。
お困りのことがあればお気軽にご相談ください。

Writer この記事を書いた人

菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役

岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。

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