倉敷での解体工事に潜む害虫リスクについて解説します。
岡山・倉敷・総社・玉野・井原・赤磐のみなさん、こんにちは！
岡山・倉敷の解体業者ACTIVE（アクティブ）のコラム担当です！
倉敷で解体工事を予定しているお客様からは、「古い木造住宅だから害虫が心配」「解体中にシロアリやゴキブリが飛び散って近隣へ迷惑が出ない？」という相談を本当に多くいただきます。倉敷は昭和築の木造住宅、長期間放置された空き家、湿気の多い地域が多いことから、シロアリ・ハチ・ムカデ・ゴキブリなどの害虫が潜んでいる可能性が非常に高いエリア です。
この記事では、倉敷の解体工事で実際に多い害虫トラブル、害虫が増える建物の特徴、近隣トラブルを避けるための事前準備、害虫が突然出たときの正しい対応を“現場のプロ目線”で詳しく解説します。岡山・倉敷で解体工事を検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください！
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倉敷の解体工事で発生しやすい害虫トラブル5つ【実例つき】
倉敷の住宅は昔ながらの構造が多く、湿気がこもりやすい家では害虫が繁殖しやすい傾向があります。最初に、実際に倉敷の解体現場で起きた代表的な害虫トラブルを紹介します。
1.シロアリが大量に表へ飛び出す
昭和築の木造住宅や増築部分では、木材が湿気を吸いシロアリが長年棲みついているケースが非常に多いです。解体で巣を壊すと、数百匹単位で一斉に飛び出し、隣家の基礎・庭木へ移動することもあります。
＜倉敷市茶屋町の事例＞
床下の束柱が腐食しており、解体時にシロアリの大群が表に出てきて移動。
すぐに害虫駆除業者を手配し、近隣の方へ説明対応を行いました。
2.ハチの巣が壊れて刺傷リスクが発生する
倉敷では軒下・屋根裏にアシナガバチやスズメバチが巣を作っている家が多く、解体で屋根瓦を外した瞬間に巣が見つかるケースがよくあります。
＜倉敷市玉島の事例＞
瓦撤去時にアシナガバチの巣が見つかり、作業を一時中断。
刺傷事故を防ぐため、急遽駆除を実施しました。
3.ゴキブリ・ムカデが逃げ出して近隣苦情に発展
長年使われていない台所・押し入れ・床下にはゴキブリやムカデが潜んでいます。解体時の振動で一斉に外へ飛び出し、近隣住宅や駐車場へ移動することもあります。
＜倉敷市連島の事例＞
空き家の解体中、ムカデが大量発生し隣家の敷地に移動。
対応のため作業を一時停止し、駆除と清掃を行いました。
4.廃材に害虫が集まり二次被害が起きる
木材・畳・残置物を長時間置いておくと、ハエ・蚊・ゴキブリが急増します。特に夏の倉敷は湿度が高いため、2〜3日で虫が集まることも。
5.雑草・庭木から虫が飛び出し洗濯物へ付着する
空き家の庭木が放置されていると、ヤブ蚊・ハエ・アブが大量発生。
解体で枝が揺れるだけでも虫が飛び散り、近隣トラブルになりやすいのが特徴です。
＜倉敷市真備町の事例＞
庭木から大量のヤブ蚊が発生し、近隣住民から「洗濯物に虫がつく」と苦情が入りました。
倉敷で解体工事中に害虫が増える原因とは？老朽化・湿気・空き家の問題点
倉敷の解体現場で害虫が発生しやすい理由には、以下の地域特性が関係しています。
湿気がこもりやすい木造住宅が多い
倉敷は海沿いの地域・水路が多いことから、湿気がたまりやすい住宅が多いです。湿気はシロアリやムカデが繁殖しやすい環境をつくります。
昭和築の通気不良・腐食によるシロアリ発生
昭和40〜50年代の家は床下換気が弱く、木材が腐っているケースがよくあります。腐った木材はシロアリの“餌”となり、巣が完成している確率が高いです。
空き家が多く、長期間の放置で害虫が住みつく
倉敷は空き家率が高いため、残置物の放置・湿気・雑草により害虫が繁殖しやすくなっています。
庭木・雑草の放置による虫の大量発生
庭の手入れがされていない家では、ムカデ・アリ・ヤブ蚊が繁殖します。特に真備・連島エリアは庭付き住宅が多く、この傾向が強いです。
倉敷の解体工事で害虫トラブルを防ぐための事前準備4つ
倉敷の解体工事での害虫トラブルの8割は、事前準備で防げます。必ず実施すべき事前対策はこちらです。
1.解体前の害虫調査を依頼する
床下・屋根裏・庭木・残置物などを害虫が潜みやすい場所をプロが細かくチェック。害虫の巣の有無を確認し、必要な対策を事前に決定します。
2.シロアリ・ハチの駆除を先に行う
シロアリ・ハチは必ず専門業者による駆除が必要です。事前に駆除すれば、解体時のトラブルを大幅に減らせます。
3.近隣への挨拶で“害虫の可能性”を伝える
「解体時に害虫が出る可能性があります」と伝えておくだけで、苦情が一気に減ります。丁寧な挨拶はトラブルの予防に非常に効果的です。
4.廃材を現場に溜めない工程管理を徹底する
害虫は“湿気・残置物・木材”に集まります。解体直後〜中盤の廃材の管理は特に重要です。
倉敷の解体現場で害虫が発生したときの正しい対処方法
倉敷で解体工事の前に対策をしていても、突然害虫が出ることは珍しくありません。そんなとき、施主が取るべき行動は次の3つです。
- 作業を一時停止し、駆除業者に任せる
ハチ・シロアリ・ムカデの大量発生時は、無理に作業を続けると危険です。停止して駆除を行うのが最も安全です。
- 近隣へ移動した場合は、状況説明を業者に依頼する
施主が直接対応する必要はありません。まずは解体業者から状況を詳しく聞き、どう説明するかを相談することが大切です。解体業者が説明に伺い、駆除まで対応します。
- 追加費用は内容を確認し、納得した上で進める
害虫駆除は専門作業のため、費用が発生することがあります。「なぜ必要か」「どの範囲を駆除するか」を確認しておくと安心です。
よくある質問（FAQ）
A1：必須ではありませんが、シロアリ・ハチの気配がある場合は強く推奨します。駆除を先に行うことで工事中の危険や近隣への被害を防げます。
A2：一次対応は可能ですが、ハチ・シロアリなど専門的な駆除が必要な場合は専門業者と連携して対応します。解体会社が窓口となることで施主の負担も軽減できます。
A3：残置物が多い家や長期間空き家だった家では、害虫が発生しているケースは珍しくありません。解体時にゴキブリが一斉に外へ出てくる例もあり、事前確認が重要です。
まとめ｜倉敷の解体工事はACTIVEにお任せ！
倉敷での解体工事は、建物の老朽化・湿気・空き家の多さから、害虫トラブルが発生しやすくなります。しかし、事前調査・駆除・近隣挨拶・廃材管理を徹底すれば、ほとんどのトラブルは防げます。
ACTIVE（アクティブ）では、岡山県全域でお客様に最適な解体工事を提案しています。岡山市・倉敷市・総社市・井原市・玉野市など、解体工事・アスベスト調査はACTIVE（アクティブ）にお任せください！！
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Writer この記事を書いた人
菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役
岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。
