倉敷で解体する前に知っておきたい木造住宅のアスベストについて解説します。
岡山・倉敷・総社・玉野・井原・赤磐のみなさん、こんにちは!
倉敷の解体業者ACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!
倉敷で築年数の古い木造住宅を解体しようとすると、「アスベスト(石綿)が含まれているかもしれない」と不安になる方も多いでしょう。昭和から平成初期に建てられた住宅には、外壁スレートや屋根材、石膏ボードなどにアスベストが使用されていた可能性があります。適切な調査を行わずに解体を進めると、健康被害や法的トラブルにつながるリスクがあるため注意が必要です。
ここでは、倉敷で木造家屋を解体する前に知っておきたいアスベストのリスク、調査の流れ、費用相場、補助金制度まで詳しく解説します。これから倉敷で解体工事を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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倉敷の木造家屋に潜むアスベストとは?使用部位と特徴を詳しく解説
倉敷市で昭和から平成初期に建築された木造家屋には、断熱性・耐火性・防音性に優れたアスベストが広く使われていました。2006年に全面使用が禁止されるまで、コスト面・性能面から全国的に利用されていたのです。
建築年代と法規制の流れ
- 1970年代〜1990年代初頭まで木造住宅でもアスベストが一般的に使用されていました。
- 1975年頃から規制が始まりましたが、全面禁止は2006年と比較的最近です。
- 倉敷市の昭和50年代〜平成初期の木造家屋は特に注意が必要です。
主に使われていた部位
- 外壁スレート:防火性を高めるため石綿スレート板が使用されるケースが多数。
- 屋根材(スレート瓦・波板):雨風に強く、古い木造住宅で広く採用。
- 天井裏の吹付け材・断熱材:耐火・断熱目的でアスベストを吹き付け施工した例があります。
- パッキンや耐火ボード:キッチンや浴室など火気を扱う場所に防火目的で使用。
これらの部位は見た目では判断が困難なため、倉敷で木造家屋を解体する際には専門業者によるアスベスト調査が不可欠です。
倉敷で木造家屋解体前にアスベスト調査が必要な理由と法的義務
倉敷市で木造家屋を解体する際、アスベスト調査は法的にも健康面でも不可欠です。
- 健康被害のリスク
アスベスト繊維を吸い込むと中皮腫・石綿肺などの重篤な疾患を引き起こす可能性があります。わずかな飛散でも長期間体内に残るため、早期調査と適切な対策が重要です。
- 法的義務と罰則
2022年4月の法改正により、延べ床面積を問わずすべての建物で解体前にアスベスト調査が義務化されました。未調査のまま工事を進めると、行政指導や罰則を受ける可能性があります。
- 近隣トラブル防止
アスベストが飛散すると近隣住民への健康被害が懸念され、損害賠償トラブルに発展する場合があります。飛散防止対策と事前調査は近隣への重要な配慮です。
倉敷で木造住宅解体前に知っておくべきアスベスト調査の流れと費用相場
倉敷で木造家屋を解体する際は、アスベスト調査を事前に行うことが法律で義務化されています。調査は資格を持つ専門業者が段階的に実施し、費用は建物規模や検体数によって変動します。

アスベスト調査の3ステップ
- 事前確認:設計図面や過去の施工資料を確認し、アスベスト使用の可能性がある箇所を推定。
- 検体採取と専門分析:疑わしい部位から1cm角ほどの検体を採取し、専門機関で電子顕微鏡分析を実施。
- 結果報告と除去計画:分析結果をまとめ、必要に応じて除去計画や行政への報告書を作成します。
調査費用の目安
- 1検体あたり:約3万円〜5万円が一般的。
- 木造30坪前後の住宅:5〜10検体程度必要で、総額は約15万円〜25万円が目安。
補助金・助成制度
- 倉敷市では、アスベスト含有建材の除去費用を一部補助する制度が設けられています。
- 申請には、専門業者が作成した調査報告書や必要書類の事前準備が必須です。早めに市役所や有資格業者へ相談しておきましょう。
倉敷の木造家屋で発生するアスベスト除去費用と追加費用の注意点
倉敷で木造家屋のアスベストを除去する際、基本費用に加えて条件次第で追加費用が発生します。事前に目安を把握しておくことで、解体工事の総予算を立てやすくなります。
除去費用の目安
- 天井裏の吹付け断熱材除去:1㎡あたり約8,000円〜30,000円
- 壁下地ボード(石膏ボード等)撤去:1㎡あたり約4,000円〜12,000円
- キッチン周りの耐火パネル・パッキン撤去:1㎡あたり約5,000円〜15,000円
- 屋根材(スレート瓦・波板)撤去:1㎡あたり約5,000円〜15,000円
これらは建物規模や施工環境により大きく変動します。
追加費用が発生しやすいケース
- 検体数の増加:調査段階で想定以上の部位から検体採取が必要になった場合。
- 短納期対応:急ぎの解体や除去を依頼すると割増料金がかかることがあります。
- 狭小地や密集地:重機の搬入が難しく、人力作業や追加養生が必要な場合。
- 廃棄物処理費の増加:石綿含有廃棄物の量が想定以上になった場合。
倉敷で信頼できるアスベスト調査・除去業者を3つのポイント
倉敷で木造家屋を解体しアスベスト除去を行う際は、実績と資格を備えた業者選びが安全とコスト管理のカギになります。以下のポイントを意識して比較すると安心です。
有資格者の在籍を確認する
- 建築物石綿含有建材調査者や石綿作業主任者など、法的に必要な資格を持つスタッフがいるか確認しましょう。
倉敷地域での施工実績が豊富
- 倉敷市内の道路事情や搬入経路、近隣住宅の密集状況を熟知している業者は工事をスムーズに進められます。
- 地元特有の補助金制度や行政手続きに詳しいことも重要です。
見積もり内容が明確で比較しやすい
- 調査費用・除去費用・廃棄物処分費などを詳細に明記した見積書を提示する業者を選びましょう。
よくある質問(FAQ)
A1:はい。2022年4月の法改正により、延べ床面積に関係なくすべての建築物で解体や大規模リフォーム前にアスベスト調査が義務化されました。倉敷市の木造家屋も例外ではなく、調査結果は行政への報告が必要です。
A2:建物規模や検体数によりますが、採取から分析結果報告まで通常1〜2週間程度です。短納期対応を希望する場合は追加料金が発生することがあります。
A3:法令上、無資格者が検体を採取することは禁止されています。専門的な防護装備や採取手順が必要なため、必ず有資格業者へ依頼してください。
まとめ|倉敷の解体工事はACTIVEにお任せ!
倉敷で木造家屋を解体する際は、アスベスト調査を事前に行うことが健康被害防止と法的リスク回避のカギです。調査・除去費用は建物規模や検体数により変動しますが、倉敷市の補助金制度を活用すれば負担軽減も可能です。
ACTIVE(アクティブ)では岡山県全域(倉敷市・岡山市・総社市・井原市・玉野市など)で、解体工事とアスベスト調査を一括対応しています。安全で安心な解体工事をお考えの方は、ぜひお早めにご相談ください。
アスベスト調査については、こちらのページで詳細をご覧ください。
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Writer この記事を書いた人
菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役
岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。





