倉敷で古い木造住宅の解体を検討中の方へ。
岡山・倉敷・総社・玉野・井原・赤磐のみなさん、こんにちは!
倉敷の解体業者ACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!
古い木造住宅を所有している方から、「そろそろ解体した方がいいのか」「修繕と迷っている」という相談を多くいただきます。倉敷市は昭和40〜50年代に建てられた木造住宅が非常に多く、老朽化や空き家化が進みやすい地域です。
この記事では、倉敷に古い木造住宅が多い理由、解体すべきか判断する基準、放置のリスク、坪数別の解体費用、そして失敗しないポイントまで分かりやすく解説します。岡山・倉敷で空き家を相続した方、老朽化した木造住宅をどうすべきか悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
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倉敷に古い木造住宅が多い理由と地域特性
倉敷に古い木造住宅が多いのは、人口増加期の住宅ラッシュと地域特有の気候・地盤が関係しています。昭和40〜50年代、水島コンビナートの発展や玉島エリアの工業化により住宅建設が急増。現在もその多くが築40〜50年を超えて残っています。
倉敷は瀬戸内気候で雨が少なく、外壁や屋根は比較的傷みにくい反面、粘土質の地盤が多く、床下に湿気がこもりやすい=シロアリ被害が発生しやすいという特徴があります。実際に、倉敷市玉島八島の現場では、外観に問題がなくても床下の土台が大きく食害されていたケースがありました。また、児島・水島エリアの海沿いは塩害で金属部分の腐食が早く進む傾向もあります。
こうした地域特性から、倉敷には老朽化した木造住宅が多く残っているのです。
倉敷で古い木造住宅を解体すべきか判断する5つの基準
倉敷で古い木造住宅を解体すべきかどうかは、「築年数」「劣化状況」「修繕費」「空き家期間」「今後の活用計画」という5つの基準で判断すると分かりやすくなります。
1.築年数:築40年以上は“老朽化リスクの高い時期”
木造住宅の法定耐用年数は22年。一般的な寿命は30〜40年と言われています。
さらに重要なのが 1981年(昭和56年)6月以前に建てられた家=旧耐震基準。旧耐震の木造住宅は地震に強い設計になっておらず、震度6強〜7程度の揺れで倒壊する危険性 が高いとされています。
倉敷市内の築40年以上の住宅では、
- 柱・土台の腐食
- 基礎のひび割れ
- 外壁の剥離
が多く見られます。
2.劣化サイン:雨漏り・傾き・シロアリ被害は“明確な危険信号”
以下の劣化が見られる場合は、構造的に危険です。
- 床の傾斜が6mm以上/1mあたり
- 床が歩くと沈む
- 天井の雨染み(雨漏りの痕跡)
- シロアリ被害(倉敷は全国平均の約1.5〜2倍の発生率)
水島・玉島・真備など湿気が多いエリアでは、特にシロアリ被害が進行しやすい傾向があります。
3.修繕費と解体費の比較:修繕100万〜350万円 vs 解体80万〜200万円
古い住宅を修繕して住まいとして維持する場合、以下のような費用が発生します。
- 屋根全面修理:80万〜150万円
- 基礎補強:50万〜120万円
- シロアリ駆除+補修:15万〜60万円
- 全面修繕:200万〜350万円以上
一方、木造解体費は 90万〜200万円程度。
修繕費が解体費を上回る場合は、建て替えや更地化の方が資産価値を維持しやすいと考えられます。
4.空き家期間:放置3年以上は劣化が急速に進行する
空き家は「人が住まなくなる」だけで劣化スピードが倍以上になると言われています。
- 給排水の腐食
- 室内湿度の上昇
- 木材の腐朽
- 換気不足によるカビ発生
倉敷市では、空き家の倒壊リスク相談件数がここ数年で増加しており、放置期間が3年以上の物件は劣化が特に激しい傾向があります。
5.活用計画:建替え・売却・駐車場転用で“土地価値が上昇”
倉敷は駅周辺、中庄、茶屋町で 駐車場需要が非常に高い 地域です。古い家を残すより、更地にするほうが土地価値が上がるケースは多く見られます。
- 駐車場に転用
- 家を建替えて賃貸化
- 売却のスピードが上がる
空き家のままでは固定資産税の軽減措置から外れる可能性もあります。
これら5つの基準を確認することで、解体すべきタイミングが明確になり、倉敷での木造住宅の適切な判断がしやすくなります。
倉敷で古い木造住宅を放置すると起こるリスク
古い木造住宅を放置すると、次のようなトラブルが発生しやすくなります。
- 外壁・瓦の落下による損害賠償の危険
- シロアリ・害獣の近隣被害
- 放火や不審者侵入などの治安リスク
- 危険空き家として行政指導・代執行の可能性
また、倉敷市でも危険空き家の相談件数は増加しており、放置は大きなリスクになります。
倉敷の木造住宅の解体費用のリアル|坪数別・状態別の目安
倉敷で木造住宅の解体費用は、建物の大きさ・立地条件・付帯工事の有無によって変わります。
【坪数別の解体費用目安】
| 坪数 | 費用の目安 | 特徴 |
| 20~25坪 | 80万~120万円 | 小規模住宅・離れに多い |
| 30~35坪 | 110万~170万円 | 倉敷の一般的な木造住宅 |
| 40~45坪 | 150万~220万円 | 増改築ありの家は上振れ |
| 50坪以上 | 200万~300万円以上 | 旧家・大型住宅で費用増 |
倉敷は狭い道路が多く、重機が入れず手壊しになると15〜30%増加 します。真備町の現場では道路幅1.9mのため重機搬入不可で、通常より約20%費用が上がりました。また、老朽化が酷い住宅では倒壊の危険があるため、補強作業を行う必要があり、追加費用が発生するケースがあります。
倉敷で古い木造住宅を解体する際に失敗しない3つのコツ
倉敷で古い木造住宅を解体する場合、事前準備や業者選びのポイントを押さえることで、費用トラブルや工事の遅れを防げます。
- 現地調査の精度が高い業者を選ぶ
古い住宅は増改築が多く、図面と現況が違うケースが非常に多いです。そのため、徹底した現地調査を行う業者を選ぶことが大切です。
- 見積書の「処分費一式」は要注意
木材・瓦・石膏ボード・鉄・コンクリートなど、項目が具体的に分かれている見積書は信頼性が高いです。
- アスベスト事前調査は義務化
昭和50年代頃の住宅にはアスベストが含まれている可能性があります。調査費用は1検体3〜5万円が一般的です。
よくある質問(FAQ)
A1:もちろん可能です。倉敷市では10坪以下の木造の離れや物置、納屋の解体依頼も非常に多く、作業は1日〜2日で完了するケースが多いです。
A2:解体後の土地活用も相談可能です。倉敷では駐車場ニーズが高い地域が多く、更地にすれば月極駐車場・売却・建替えなどの選択肢が広がります。
A3:アスベストが確認された場合は、専門業者による除去工事と行政への届出が必要です。倉敷市は昭和築の住宅が多く、軒天・外壁・天井材からアスベストが見つかるケースがあります。
まとめ|倉敷の解体工事はACTIVEにお任せ!
倉敷には昭和期に建てられた木造住宅が多く残っており、老朽化のスピードやリスクが大きくなる時期に差し掛かっています。築年数・劣化状況・今後の活用計画を整理することで、解体すべきタイミングがはっきりしてきます。特に倉敷市は気候や地盤の特徴から、外観以上に内部が傷んでいるケースが多いため、早めの判断が安心につながります。
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Writer この記事を書いた人
菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役
岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。





