倉敷での鉄骨造の解体トラブルについて解説します。
岡山・倉敷・総社・玉野・井原・赤磐のみなさん、こんにちは!
倉敷の解体業者ACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!
鉄骨造の解体は、木造よりも「費用が高い」「工期が長い」「構造が複雑で追加費用が出やすい」という特徴があります。特に倉敷市は工場・倉庫・事務所併設住宅が多く、鉄骨量が多い建物や深基礎が採用された建物も少なくありません。そのため、倉敷では鉄骨造特有のトラブルが起こりやすい地域性があります。
この記事では、倉敷で実際に起こりやすい鉄骨造解体のトラブル事例、事前準備のポイント、費用相場と工期の目安、優良業者の選び方などをすべてまとめて解説します。岡山・倉敷で鉄骨造の解体を失敗したくない方は、ぜひ参考にしてください。
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倉敷で“鉄骨造の解体トラブル”が多い理由と地域特有のリスク
倉敷市は水島工業地帯に代表されるように、工場・倉庫が非常に多い地域です。また、事務所付き住宅・作業場付き倉庫などの“鉄骨造の複合建物”も珍しくありません。こうした地域性から、以下のトラブルが発生しやすくなります。
- 重量鉄骨・補強鉄骨が多く、鉄骨量が読みにくい
- 工場跡地は深基礎・厚い土間が多い
- 古い配管・電源ラインが残存している
- 道路幅が狭く、重機が入らない住宅街が多い
- 工場と住宅が密接し、騒音・粉じんクレームが発生しやすい
玉島・水島・連島エリアでは工場と住宅が混在し、中庄・茶屋町・老松周辺は前面道路が狭いため、搬入の難易度も高くなります。
倉敷で多い鉄骨造解体のトラブル事例5つ|工場・倉庫で特に注意すべきポイント
倉敷市は鉄骨造の工場・倉庫・事務所・店舗併用住宅が多い地域のため、木造住宅にはない独特の解体トラブルが発生しやすい傾向があります。実際に起きたケースを交えながら、よくあるトラブルを解説します。
1. 鉄骨量が想定より多く、追加作業が必要になる
倉敷の倉庫や工場は、地震対策や荷重対策で内部補強をしていることが多く、見た目より鉄骨量が非常に多い傾向があります。
事例(玉島)
軽量鉄骨に見えていた倉庫の内部に補強梁が多数あり、実際の鉄骨量は想定の1.7倍。
結果、作業が3日延び、鉄骨の切断費用が追加に。
鉄骨造は“外観だけで判断すると見積もりが合わない”ため要注意です。
2. 基礎が深く、重機が変わり追加費用になる
倉敷は工業地域が多く、基礎が80cm〜1m以上の深基礎になっているケースが多いです。
深基礎は
- コンクリート量が多い
- ハツリ作業が増える
- 処分費が増える
ため、追加費用になりやすいポイントです。
3. 古い配管・電源ラインが残っていて工期が延びる
工場・倉庫・事務所系の建物に多いトラブルです。
事例(水島)
天井裏に“死線(使っていない電源線)”が残っており、撤去当日に発覚。
安全確認のため工期が1日延長しました。
鉄骨造は特に、
- 電源ライン
- ガス配管
- 給排水
- エアー配管
が複雑に残っているため要注意です。
4. 搬入経路が狭く、重機が入らず手作業になる
中庄・茶屋町・老松などは4m未満の道路が多く、4t車が入れないケースもあります。
大型重機が入れない場合、
- 小型重機分割
- 手壊し
- 運搬回数増加
が必要となり、工期が倍以上になることも。
5. 金属切断の音・粉じんで近隣クレームが発生
鉄骨切断では、
- 金属切断音
- 火花
- 金属粉じん
- 床の振動
が木造より多く発生します。
事例(連島)
「鉄骨を切断する音が予想より大きい」と近隣からクレームが入り、作業時間帯を調整することに。倉敷の住宅密集地では、近隣対応は最重要項目です。
倉敷で鉄骨造の解体トラブルを防ぐために必要な事前準備4つ
解体工事の成功は、実は施主側の準備で大きく変わります。倉敷で多いトラブルを避けるために、依頼者側でできる準備を4つにまとめました。

1:鉄骨量・基礎深さが見積書に“具体的に”明記されているか確認する
追加費用の原因で最も多いのが「鉄骨量」「基礎深さ」の読み違いです。
施主ができる対策は以下の通りです。
- 見積書に「鉄骨量」「基礎深さ」の記載があるか確認
- 「追加費用がかかる場合」を事前に確認
倉敷は深基礎が多い地域なので、ここを曖昧にしたまま契約するのは非常に危険です。
2:設備配管の情報を施主側から積極的に伝える
工場・倉庫として使われていた期間がある場合、情報は非常に重要です。
- 図面があれば業者へ提出
- 過去の増築や用途変更を伝える
- 「設備撤去が見積りに含まれているか」確認
施主が情報を出すほど、撤去漏れの可能性が下がります。
3:搬入経路の道幅を施主自身が確認し、写真を共有する
倉敷で最も多い遅延原因が「重機が入れない」問題です。
- 道幅
- 曲がり角の形状
- 電柱・電線の位置
- 他車両の駐車状況
これらをスマホで撮影して業者に送るだけで、トラブルが大幅に減ります。
4:近隣説明は必ず施主+業者で協力して行う
鉄骨造は木造より音・粉じんが大きいため、近隣説明の有無でクレーム率が大きく変わります。
- 工事内容
- 作業時間
- 騒音が出る工程
- 車両の出入り
これらを伝え、理解してもらうことが重要です。
倉敷で鉄骨造を解体すると費用はいくら?坪単価・工期の目安まとめ
倉敷で鉄骨造の解体を検討する際は、「どれくらいの費用がかかるのか」「何日くらい工事が必要なのか」という2点が特に気になるポイントです。次に、坪単価の目安と工事期間、さらに相場を左右する要因を分かりやすく紹介します。
費用相場
倉敷市内における鉄骨造建物の解体の坪単価はおおよそ4万円〜6万円/坪が目安です。
- 30坪:120万〜180万円
- 50坪:200万〜300万円
鉄骨量・深基礎・設備撤去がある場合は+αとなります。
工期の目安
- 30〜40坪:10日〜18日
- 60坪以上の倉庫:2〜4週間
基礎が深い建物では追加で3〜5日必要になることもあります。
相場が変動する主な要因
- 重量鉄骨か軽量鉄骨か
- 深基礎・厚い土間の有無
- アスベスト含有建材の有無
- 道路幅・重機搬入のしやすさ
- 養生・近隣対応の必要性
特に倉敷の場合、道路事情・深基礎・設備撤去の3つが大きな費用要因になりやすいです。
倉敷で鉄骨造の解体を依頼する前に知るべき“業者選びのポイント”
倉敷市で鉄骨造の解体を依頼する際は、木造より専門性が必要なため、業者の経験値が品質に直結します。
- 鉄骨造の施工実績が多いか
- ガス切断資格保持者がいるか
- 現地調査が丁寧か
- 養生・騒音対策を明確に説明できるか
よくある質問(FAQ)
A1:はい。鉄骨造は鉄骨の切断作業・重量物の搬出・深基礎の撤去が必要になります。そのため、木造より平均で15〜35%ほど費用が高くなる傾向があります。
A2:電気・ガス・水道の停止手続き、残置物の整理、近隣への事前説明が必要です。鉄骨造は騒音が大きいため、近隣対策はとても重要です。
A3:可能です。クレーン設備・大型換気ダクト・棚・配管なども撤去できますが、追加費用が必要な場合があります。
まとめ|倉敷の解体工事はACTIVEにお任せ!
倉敷では鉄骨造の建物が多く、基礎の深さや鉄骨量、設備配管の複雑さから解体トラブルが起こりやすい傾向があります。事前調査・搬入経路確認・近隣説明を丁寧に行うことで、多くのトラブルは防げます。鉄骨造の解体は木造より専門性が高いため、施工実績が豊富で、鉄骨構造に詳しい業者を選ぶことが非常に重要です。
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Writer この記事を書いた人
菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役
岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。





