倉敷での解体工事で発生する「特別管理産業廃棄物」について解説します。
岡山・倉敷・総社・玉野・井原・赤磐のみなさん、こんにちは!
倉敷の解体業者ACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!
倉敷市で住宅や倉庫の解体工事を検討している方の中には、「特別管理産業廃棄物」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?これは、アスベストや廃油など人体や環境に悪影響を及ぼすおそれのある危険な廃棄物のことです。
この記事では、倉敷市での解体現場で発生しやすい特別管理産業廃棄物の種類や処理方法、注意点をわかりやすく解説します。これから倉敷や岡山で安心・安全な解体を進めたい方は、ぜひ最後までご覧ください!
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倉敷での解体工事における「特別管理産業廃棄物」とは?
危険性が高い廃棄物を特別に管理する理由
倉敷市で住宅や工場を解体すると、通常の産業廃棄物よりも危険性の高い廃棄物が発生する場合があります。これが「特別管理産業廃棄物(特管物)」です。爆発性・毒性・感染性を持つため、誤った処理は環境汚染や健康被害の原因になります。
法的根拠と許可制度
この処理は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃掃法)」で厳しく定められており、岡山県知事の許可を受けた業者のみが運搬・処理を行えます。倉敷市内でも許可業者の確認が必須です。
倉敷の解体現場で発生しやすい特別管理産業廃棄物の種類
住宅や工場の解体では、次のような特別管理産業廃棄物が多く発生します。
アスベスト(石綿)
昭和時代の建物に多く使われたアスベストは、屋根・外壁・断熱材などに含まれています。飛散すると肺がんや中皮腫などを引き起こす危険があり、2022年4月からは「アスベスト事前調査」と行政報告が義務化されています。倉敷市では調査結果を市へ報告し、除去から廃棄まで一貫対応できる業者に依頼することが重要です。
廃油・汚泥
古い工場や倉庫を解体する際に出る油分を含む液体や泥状の廃棄物。火災や地下水汚染の危険があるため、密閉容器で保管・運搬されます。倉敷市では「特別管理産業廃棄物収集運搬業許可」を持つ業者にしか処理を委託できません。
廃酸・廃アルカリ
金属加工やメッキ工場では、強酸・強アルカリ性の液体が残っている場合があります。これらは地下水や河川を汚染するリスクが高く、岡山県認可の中和処理施設で安全に処理されます。
感染性廃棄物
病院や研究施設の解体時には、注射針や検査器具などの感染性廃棄物が出ることも。倉敷市では専門業者による焼却処理が義務づけられています。
一般産業廃棄物との違いを理解しよう
一般産業廃棄物(木くず・コンクリートがらなど)と異なり、特別管理産業廃棄物は有害性が高く、処理基準が厳格です。また、管理票(マニフェスト)は一般廃棄物が青色・褐色なのに対し、特管物は「赤色マニフェスト」を使用します。この赤色票により、排出から最終処分までを徹底的に追跡できます。
| 区分 | 一般産業廃棄物 | 特別管理産業廃棄物 |
| 代表例 | 木くず・がれき類 | アスベスト・廃油・廃酸など |
| 危険性 | 低い | 高く、有害 |
| 処理業者 | 一般許可業者 | 特別管理許可業者 |
| マニフェスト | 通常管理票 | 赤色管理票(特管用) |
このように、倉敷での解体工事では、「どの種類の廃棄物が出るか」を正しく把握し、分類に応じた処理を行うことが非常に重要です。
倉敷での特別管理産業廃棄物の処理手順と流れ
倉敷市での解体工事では、アスベストや廃油などの特別管理産業廃棄物(特管物)は、法律に基づいて厳格な手順で処理されます。次に、倉敷市内での一般的な処理フローを解説します。

1.事前調査と報告義務
まず、解体前にアスベストや有害物質の有無を調べ、倉敷市環境課へ報告します。事前調査を怠ると行政指導の対象になるため注意が必要です。
2.分別・保管
特管物は一般廃棄物と分けて密閉保管し、「特別管理産業廃棄物保管中」と明示します。原則6か月以内に処理を完了させることが法律で定められています。
3.運搬・処理
運搬は、岡山県の「特別管理産業廃棄物収集運搬業」許可を受けた業者のみ可能です。処理は「中間処理(焼却・中和)」→「最終処分(埋立)」の順で行われ、倉敷市内にも複数の認可処理施設があります。
4.マニフェスト管理
排出者・運搬業者・処理業者の3者で赤色マニフェストを発行し、5年間の保管が義務づけられています。違反した場合は、依頼主(排出者)にも罰則が及ぶ可能性があります。
倉敷で信頼できる特別管理産業廃棄物処理業者を選ぶポイント
倉敷市での解体工事で、特別管理産業廃棄物の処理は、一般的な解体工事よりも高い専門性が求められます。そのため、次のようなポイントを満たす業者を選ぶことが重要です。
- 岡山県の許可業者であるか確認
許可番号は岡山県の公式サイトで確認できます。無許可業者への委託は不法投棄などのトラブルにつながります。
- アスベスト調査〜処理まで一括対応できるか
調査・除去・運搬・マニフェスト発行までを自社で行う業者なら、コスト削減と手続き簡略化が可能です。ACTIVE(アクティブ)はこの一貫体制を倉敷・岡山全域で整えています。
- 行政手続き・条例に精通しているか
倉敷市や岡山県の条例・補助金制度を理解している業者なら、トラブルを防ぎ最適な提案が可能です。
よくある質問(FAQ)
A1:いいえ。アスベスト建材には「レベル1〜3」があり、飛散性の高いレベル1・2のみが特管物に該当します。屋根スレートなどのレベル3は一般産廃として処理されます。
A2:はい。廃棄物処理法では排出者責任の原則があり、依頼主にも罰則が及ぶことがあります。そのため、許可業者かどうかを必ず確認してから依頼することが重要です。
A3:排出事業者(解体業者または発注者)が作成し、運搬・処理業者へ交付します。これによって不法投棄防止と責任所在の明確化が図られます。
まとめ|倉敷の解体工事はACTIVEにお任せ!
倉敷での解体工事では、アスベストや廃油などの「特別管理産業廃棄物」を正しく処理することが環境保全と法令遵守の要です。誤った処理は罰則や行政指導につながるおそれがあります。
ACTIVE(アクティブ)では、岡山県全域でアスベスト調査からマニフェスト管理までを一貫対応。倉敷市・岡山市・総社市・井原市・玉野市など、岡山県全域も安心・安全な解体をご提供しています。岡山市・倉敷市・総社市・井原市・玉野市など、解体工事・アスベスト調査はACTIVE(アクティブ)にお任せください!!
アスベスト調査については、こちらのページで詳細をご覧ください。
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Writer この記事を書いた人
菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役
岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。





