池を撤去する際にかかる費用の相場を詳しく解説します。
福山・尾道・三原のみなさん、こんにちは!
解体工事のACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!
「庭に池を作ったけれど、今では手入れが大変…」「水漏れやコケが気になって撤去を検討している…」そんなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?池の撤去は、サイズや構造によって費用や工事方法が異なります。事前にしっかりと準備しないと、思わぬトラブルにつながることも。
本記事では、池を撤去する費用の相場や工事の流れ、注意点について詳しく解説します。池の撤去を検討中の方や、庭のリフォームを考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!
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池を撤去する理由|維持管理や安全面の課題とは?
庭に池を設置していると、風情があって趣のある庭になりますが、維持管理が大変で撤去を検討するケースも多くあります。最初に、池の解体を検討する主な理由について詳しく説明します。

1. 老朽化や水漏れ
池の構造が古くなると、ヒビ割れや防水シートの劣化により水漏れが発生します。
これを修理するには費用がかかるため、撤去を検討する方が多いです。
2. メンテナンスの負担
池の水質を保つためには、ポンプやフィルターの定期的な掃除や交換が必要です。
これにかかる手間やコストが負担となり、池を撤去してしまうケースも少なくありません。
3. 安全性の問題
子供やペットが池に落ちてしまうリスクがあります。
特に浅い池でも、滑って転倒する危険があるため、安全を考慮して撤去するケースが増えています。
4. 害虫の発生
池の水がよどむことでボウフラが発生し、蚊や害虫の繁殖原因となることがあります。
周囲の環境を清潔に保つために池を撤去することが推奨されます。
5. スペースの有効活用
池を撤去することで、庭のスペースを駐車場やガーデニングスペースとして有効活用できます。
池の撤去費用はいくら?種類別に費用相場を詳しく解説
池の撤去費用は、池のサイズや材質、構造によって大きく異なります。また、池の下に配管や防水シートがある場合や、石組みの撤去が必要な場合は、費用がさらに高くなる可能性があります。次に、池の撤去費用の相場や具体的な費用例について詳しく解説します。
池の種類別撤去費用の目安
池の種類によって、撤去に必要な作業や手間が異なるため、費用にも差が生じます。
池の種類 | サイズ(㎡) | 費用相場(円) | 内容 |
コンクリート製の池 | 5㎡ | 100,000円~200,000円 | コンクリートを重機で解体、撤去後に埋め戻し |
ビニールシート製の池 | 5㎡ | 50,000円~100,000円 | シートを剥がして撤去、整地作業 |
石組みの池 | 5㎡ | 150,000円~300,000円 | 石を一つ一つ撤去、廃棄処分、埋め戻し |
大型の池(10㎡以上) | 10㎡以上 | 300,000円~600,000円 | 重機を使用して解体・撤去・整地 |
ポイント
- コンクリート製の池:最も費用がかかるケースが多い
- ビニールシート製の池:比較的撤去が簡単で費用を抑えられる
- 石組みの池:石の量やサイズによって費用が変動する
- 大型の池:重機や特殊な機材を使用するため費用が高くなる
追加費用が発生するケース
- コンクリートを撤去する必要がある場合
- 池の下に配管や排水設備がある場合
- 重機を使用して撤去する必要がある場合
池のサイズや構造によって費用が変わるため、まずは現地調査を依頼し、見積もりを取ることが重要です。
池の撤去方法と工事の流れ|撤去から埋め戻しまで解説
1. 現地調査
業者が現地を訪問し、池の材質・サイズ・構造・地下設備の有無を確認します。
この調査結果に基づいて見積もりが作成されます。
2. 池の水抜き
ポンプを使用して池の水を抜きます。池に魚やカメがいる場合は、別の場所に移動させます。
3. 池の構造物を撤去
- コンクリートや石組みを重機で撤去
- 地下に配管や排水設備がある場合は、同時に撤去
4. 埋め戻しと整地
池を撤去した後にできた穴に土を入れて埋め戻します。地盤をしっかり転圧して整地します。
池を撤去する際の注意点|トラブルを防ぐポイント
池の撤去工事を行う際には、いくつかの重要な注意点があります。これらを事前に確認しておくことで、トラブルを未然に防ぎ、スムーズに工事を進めることができます。

1. 近隣への騒音や振動への配慮
まず、近隣への配慮が重要です。池の撤去工事では重機を使用することが多く、騒音や振動が発生します。特に住宅が密集している地域では、以下のような対応が必要です。
対応策
- 工事開始前に、近隣住民に工事内容やスケジュールを事前に説明する
- 作業時間を午前9時〜午後5時に限定する
- 防音シートや振動防止マットを使用して、騒音や振動を軽減する
こうした対策を取ることで、近隣トラブルを未然に防ぐことができます。
2. 配管や排水設備の取り扱い
次に、配管や排水設備の確認が必要です。池の下に配管や排水溝がある場合、誤って破損すると以下のようなトラブルが発生します。
配管破損によるトラブル例
- 地盤が不安定になる
- 排水機能が低下し、水が溜まる
- 配管補修に追加費用が発生する
対応策
- 工事前に現地調査を行い、配管や排水設備の位置を正確に把握する
- 必要に応じて配管の補修や撤去を依頼する
- 排水設備が再利用可能な場合は、工事後に再接続を検討する
3. 地盤沈下や水はけの確認
また、地盤沈下にも注意が必要です。池を撤去した後に穴を埋め戻す際、適切に埋め戻しや転圧を行わないと、以下のような問題が発生する可能性があります。
地盤沈下のリスク
- 地盤が不安定になり、沈下やひび割れが起こる
- 雨水が溜まってぬかるみになる
- 撤去後の庭の活用に支障が出る
対応策
- 埋め戻しには砕石や山砂を使用する
- 転圧機を使用してしっかり固める
- 排水経路を確認し、雨水がスムーズに排出されるように整地を行う
地盤を安定させることで、撤去後の庭を安全に再利用できます。
4. 生き物や植物への対応
池に魚やカメなどの生き物がいる場合は、適切な対応が求められます。池の撤去中に生き物を放置すると、以下のような問題が起こる可能性があります。
生き物を放置した場合のリスク
- 生き物の死亡や健康被害
- 地域の環境への悪影響
- 動物愛護法に抵触する可能性
対応策
- 魚やカメは他の池や水槽に移動させる
- 地元の保護団体や専門業者に相談する
- 環境に配慮し、適切に処理する
5. 廃棄物の処分
最後に、廃棄物の処理も重要なポイントです。池を撤去すると、以下のような廃棄物が大量に発生します。
代表的な廃棄物
- コンクリート
- 石材
- 防水シート
- 土や泥
対応策
- 建設リサイクル法に基づき、適切な処理業者に依頼する
- 不用品回収業者に相談して処理する
- 不法投棄にならないよう、産業廃棄物として適切に処分する
不法投棄は罰則対象となる可能性があるため、信頼できる業者に依頼しましょう。
池の撤去後におすすめの庭の活用方法
ガーデニングスペース
池を撤去して花壇や家庭菜園を作ることで、美しい庭に変えることができます。
ウッドデッキやテラス
撤去したスペースにウッドデッキを設置すると、くつろぎの空間になります。
駐車場
池の撤去後に駐車スペースを作ることで、利便性が向上します。
よくある質問(FAQ)
A:小規模な池ならDIYで撤去可能ですが、大型の池やコンクリート製の池は業者に依頼した方が安全です。
DIYが可能なケース
・ビニールシート製や簡易的な石組みの池
・重機を必要としない小規模な池(5㎡以下)
DIYが難しいケース
・コンクリート製や大型の池
・地下に排水設備や配管がある場合
・廃材処理や埋め戻しに専門知識が必要な場合
ポイント
・DIYの場合、廃材の処理や整地作業に手間がかかる
・誤って配管や排水設備を破損すると修理費用が高額になる
A:池自体は固定資産税の評価対象にはならないため、基本的に税額は変わりません。
ただし、以下のケースでは固定資産税に影響がある場合があります。
・池が建築物とみなされていた場合 → 固定資産税が下がる可能性
・池を撤去後に駐車場や庭を整備した場合 → 土地の評価額が変わる可能性
まとめ|福山の解体工事ならACTIVEへ
庭の池の撤去費用は、池のサイズや材質、構造によって異なります。特にコンクリート製や大型の池は、重機の使用が必要になるため費用が高くなる傾向にあります。池の撤去をスムーズに進めるためには、信頼できる解体業者への相談が重要です。福山市・尾道市・三原市で池の撤去を検討している方は、ACTIVE(アクティブ) へお気軽にご相談ください!
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