山口で解体工事を進める際に思わぬ地中埋設物が見つかることがあります。
下関・宇部・周南・岩国・防府・山口のみなさん、こんにちは!
解体工事のACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!
「解体工事を進めていたら、思わぬ地中埋設物が出てきた…」そんな話を耳にしたことはありませんか? 解体工事を計画している方の中には、「もし地中に何か埋まっていたらどうしよう?」と不安に思われる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、山口県の解体工事で発見されることが多い埋設物の種類や、注意点について詳しく解説します。事前に知っておくことで、スムーズな解体工事が可能になりますので、ぜひ最後までご覧ください!
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山口県の解体工事で見つかる地中埋設物の種類とは?
解体工事を進める際、地中には様々な埋設物が隠れていることがあります。これらは建物の歴史や過去の利用状況によって異なりますが、一般的に発見されるものを紹介します。
旧建物の基礎
解体後に残ることが多いのが、建物の基礎部分です。特に鉄筋コンクリートや石造りの基礎は地中深く埋まっているため、解体工事の際に掘り出して撤去する必要があります。
井戸
昔の住宅には井戸が設置されていたケースが多く、解体工事中に発見されることがあります。
井戸はそのまま放置すると地盤沈下の原因になるため、適切な埋め戻し作業が必要です。
浄化槽
下水道が整備される前に使用されていた浄化槽が地中に埋まっていることがあります。
老朽化した浄化槽は地盤の崩壊リスクがあるため、解体時に完全撤去または埋め戻しが求められます。
配管・ガス管・給排水管
過去に使用されていたガス管や給排水管が地中に残っていることがあります。
放置すると漏水やガス漏れのリスクがあるため、撤去または適切な処理を行う必要があります。
地中埋設廃材(ガラ)
解体前の建物や以前の建築工事で発生した廃材(コンクリートガラ、瓦、レンガなど)が埋まっている場合があります。こうした埋設物は土地利用に影響を与えるため、撤去が必要です。
地盤補強のための杭
過去に地盤改良を目的として打ち込まれたコンクリート杭や鋼管杭が残っていることがあります。
これらは地盤の状況によっては撤去が難しく、追加の工事が必要になる場合があります。
タンク(地下貯水槽・地下燃料タンク)
古い工場や事業用建物では、地下に燃料タンクや貯水槽が埋設されていることがあります。
これらは土壌汚染の原因になる可能性があるため、慎重な撤去作業が求められます。
地中ケーブルや電線
過去に敷設された地中ケーブルや古い電線が残っていることもあります。
これらは撤去せずに残しておくと、新しい建築工事の妨げになることがあります。
山口県の解体工事で地中埋設物が見つかった場合の注意点
山口県で解体工事を行う際、地域特有の地盤の特徴や法規制、埋蔵文化財の有無などに注意する必要があります。地中埋設物の撤去作業をスムーズに進めるため、事前に押さえておくべきポイントを紹介します。

1. 地盤の特徴と埋設物のリスク
山口県は地域によって地盤の状態が異なり、埋設物が見つかりやすいエリアも存在します。
- 軟弱地盤のエリア
瀬戸内海側の沿岸部では、地盤が軟らかく、埋設物の掘削時に周囲の地盤が崩れやすいことがあります。基礎の撤去や井戸の埋め戻し時には、地盤の安定化を考慮する必要があります。 - 山間部の石積み基礎
山口県北部の山間部では、石積みや木杭を基礎にした建物が多く、撤去に手間がかかる場合があります。また、地中に古い石垣やコンクリートガラが埋まっていることもあります。 - 水脈や湧水の影響
地下水位が高いエリアでは、井戸や浄化槽の撤去時に地下水が湧き出る可能性があります。
水が溜まりやすい土地では、ポンプでの排水や土の入れ替えが必要になることもあります。
2. 文化財保護区域での工事制限
山口県には歴史的な建造物や遺跡が多く、解体工事を行う際には文化財保護法の規制に注意が必要です。
- 埋蔵文化財包蔵地の確認
解体予定地が埋蔵文化財包蔵地に指定されている場合、工事前に市町村の教育委員会へ届け出る必要があります。発掘調査が必要になる場合、工事のスケジュールが大幅に遅れることもあるため、事前確認が重要です。 - 城跡や旧街道沿いの土地
山口市や萩市などの歴史的な街並みが残る地域では、過去の遺構や古い基礎が地中に埋まっている可能性があります。発見された場合、工事の中断や追加の調査が求められることがあります。
3. 地元自治体の許可や規制
山口県内では、自治体ごとに解体工事に関する規制が異なります。
特に、地中埋設物の処理に関する以下のルールを確認しておきましょう。
- 解体工事の事前申請
住宅の解体には「建設リサイクル法」に基づく届出が必要です。
これに加え、自治体によっては埋設物の処理方法について独自のルールを定めている場合があります。 - 産業廃棄物処理のルール
地中埋設物の中には、適切な廃棄処理が求められるものがあります。
例えば、コンクリートガラや浄化槽の撤去後は、指定の処理施設に運搬しなければならないことがあります。
違反すると罰則の対象になるため、業者と事前に確認しましょう。
4. 近隣住民とのトラブルを防ぐ対策
解体工事では騒音や振動、粉じんが発生するため、近隣住民とのトラブルを防ぐ対策が重要です。
- 事前の挨拶回り
工事前に近隣住民へ挨拶し、解体のスケジュールや作業内容を伝えておくと、トラブルを未然に防ぐことができます。 - 埋設物の発見時の対応
解体中に井戸や浄化槽が見つかると、撤去作業が長引くことがあります。近隣住民と情報を共有し、適切に対応することでトラブルを防ぐことができます。
地中埋設物の撤去費用の目安
| 埋設物の種類 | 撤去費用の目安 |
| 井戸の埋め戻し | 10万~30万円 |
| 浄化槽の撤去 | 20万~50万円 |
| 旧建物の基礎撤去 | 30万~100万円 |
| 地下タンクの撤去 | 50万~150万円 |
| 配管・ガス管の撤去 | 5万~20万円 |
| 地中埋設廃材(コンクリートガラなど)の撤去 | 10万~50万円 |
| 地盤補強杭の撤去 | 30万~200万円 |
地中埋設物の撤去費用を抑える方法とは?
解体工事に伴い、地中埋設物の撤去が必要になる場合、予想外の費用が発生することがあります。しかし、事前準備や適切な対応を行うことで、撤去費用を抑えることが可能です。最後に、コスト削減につながる具体的な方法を紹介します。

1. 事前調査の徹底
地中埋設物の有無を把握することで、撤去費用の予測が可能に
- 土地の履歴を調べる
過去にどのような建物があったかを調査し、井戸や浄化槽、地下タンクなどの可能性を確認する。 - 地中探査を活用する
地中レーダーやボーリング調査を行うことで、埋設物の位置や大きさを事前に把握し、無駄な掘削工事を減らせる。
2. 解体業者との事前相談
追加費用が発生しないように契約時に条件を明確にする
- 見積もりの際に「地中埋設物撤去費」を含めてもらう
追加工事扱いになると高額になる可能性があるため、最初から見積もりに含めてもらうことで費用をコントロールできる。 - 撤去作業の範囲を確認する
井戸や基礎の完全撤去ではなく、適切な埋め戻しで対応できるかどうかを業者と相談し、無駄な工事を避ける。
3. 複数の業者に見積もりを依頼
最適な業者を選ぶことで、無駄なコストを削減できる
- 価格だけでなく、サービス内容も比較する
安さだけで選ぶと後々のトラブルにつながるため、対応の丁寧さや、撤去後の地盤処理まで含めた対応が可能か確認する。
4. 再利用可能な資材の活用
撤去する埋設物の中には、再利用可能なものもある
- コンクリートガラの再利用
砕いて路盤材(道路の下地)として再利用できる場合、処分費用を抑えられる。 - 金属類は売却可能
鉄骨や銅線などは買取業者に売却できることがあり、処分費の軽減につながる。
5. 自治体の補助制度を活用
自治体によっては、解体や埋設物撤去に関する補助制度がある
- 井戸や浄化槽の撤去補助
一部の自治体では、古い井戸や浄化槽の撤去費用の補助金制度があるため、事前に確認しておく。 - 空き家解体補助
空き家解体に関する助成金制度が適用される場合、地中埋設物の撤去費用を抑えられる可能性がある。
これらの対策を実施することで、地中埋設物の撤去費用を抑えつつ、スムーズな解体工事を進めることができます。解体工事を検討している方は、事前の準備をしっかり行い、最適な方法を選ぶことが大切です。
よくある質問(FAQ)
A:まずは解体業者に報告し、適切な撤去方法を確認しましょう。
井戸や浄化槽、基礎などの埋設物はそのまま放置できない場合が多いです。
そのため、自治体の規制や費用について事前に相談しておくとスムーズです。
A.:井戸の閉鎖には、適切な埋め戻し作業が必要です。
埋め戻しには砕石やセメントミルクを使用し、地盤が沈下しないようにします。
地域によっては「井戸埋めの儀式(お祓い)」を行うこともありますので、事前に確認するとよいでしょう。
【まとめ】山口県の解体工事・地中埋設物の撤去ならACTIVEへ!
山口の解体工事では、地中埋設物が見つかることがよくあります。旧建物の基礎や井戸、浄化槽、配管など、事前に調査しておくことで、撤去費用や工事のスケジュールをスムーズに進めることができます。また、山口県では地盤の特徴や文化財保護区域の規制にも注意が必要です。解体工事を計画する際は、解体業者に相談し、事前準備をしっかり行うことが大切です。山口・下関・宇部・周南・岩国・防府で解体工事・建替・相続を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!
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Writer この記事を書いた人
菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役
岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。





