和室の解体工事にかかる費用相場を解説します。
広島・東広島・三原・尾道・福山のみなさん、こんにちは!
解体工事のACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!
「和室を解体して洋室にしたい」「老朽化した和室を解体したい」と考えている方も多いのではないでしょうか?和室の解体は畳や砂壁、障子など独特な素材が使われているため、解体作業が複雑になりやすく、費用が高くなることがあります。
この記事では、和室解体工事にかかる費用相場やコストを左右する要因、費用を抑えるためのポイントをわかりやすく解説します。広島で「和室を解体してリフォームしたい」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
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和室解体工事の基本情報|費用が高くなる理由とは?
和室の解体工事は、一般的な洋室の解体とは異なる特徴があります。まず、和室ならではの畳、障子、襖、砂壁、土壁、天井、柱といった独特な構造や素材のため、解体工事には専門的な技術や知識が必要です。また、和室解体は単なる撤去作業だけでなく、建材の処理や下地の修復といった工程も含まれるため、費用や工期に影響します。

和室解体の工程|解体作業の流れを解説
和室の解体工事は、次のような工程で進められます。
- 畳の撤去
- 畳を剥がし、運搬・処分
- 断熱材や防音材の撤去
- 障子・襖の撤去
- 枠を取り外し、運搬・処分
- 木枠やレールの撤去
- 壁の撤去(砂壁・土壁)
- 粉塵や崩れに注意しながら解体
- 粉塵の飛散を防ぐため、養生シートを使用
- 天井・床の解体
- 天井板や床材の撤去
- 下地材(根太や大引き)の撤去
- 建具(柱・鴨居)の解体
- 構造材(柱・梁・鴨居)の撤去
- 必要に応じて補修・補強
- 廃材の運搬・処分
- 建築廃材の分別・搬出
- 産業廃棄物の適切な処理
特に和室の解体には職人の技術や専門知識が必要なため、信頼できる解体業者を選ぶことが重要です。
和室解体にかかる費用相場
和室の解体工事にかかる費用は、解体範囲や建材の種類、処分費用によって大きく異なります。特に、砂壁・土壁や畳など、和室特有の建材の解体・処分にはコストがかかるため、あらかじめ相場を把握しておくことが重要です。また、和室の解体工事にかかる費用の目安は、6畳の和室で約10万円〜30万円が一般的な相場です。
和室解体にかかる費用の内訳
まず、和室解体の費用相場は、以下のような項目に分けられます。
項目 | 費用相場 | 備考 |
畳の撤去・処分 | 3,000円~5,000円/枚 | 畳の厚みや素材により異なる |
障子・襖の撤去・処分 | 2,000円~4,000円/枚 | サイズや素材により異なる |
砂壁・土壁の解体 | 5,000円~10,000円/㎡ | 壁の厚さや素材により異なる |
天井・床の撤去 | 5,000円~8,000円/㎡ | 構造や施工方法により異なる |
柱・鴨居・建具の解体 | 5,000円~15,000円/箇所 | 木材の状態や取り外し方法により異なる |
廃棄物の処分費用 | 5,000円~20,000円 | 量や種類により異なる |
養生費用 | 5,000円~20,000円 | 粉塵や騒音対策として必要 |
重機使用費用 | 10,000円~50,000円 | 立地や現場条件により異なる |
合計費用(6畳の和室) | 約10万円~30万円 | 解体範囲や建材の種類により異なる |
和室解体費用の相場一覧|6畳・8畳・10畳別
広さ | 合計金額の目安(下限) | 合計金額の目安(上限) |
6畳 | 約10万円 | 約30万円 |
8畳 | 約15万円 | 約40万円 |
10畳 | 約20万円 | 約50万円 |
和室解体のコストを左右する要因
和室解体の費用は、さまざまな要因によって変動します。
1. 解体範囲
- 畳や障子などの部分解体 → 費用が安い
- 壁・天井・柱までの全面解体 → 費用が高い
2. 建材の種類
- 砂壁や土壁は取り扱いが難しく、解体費用が高くなる傾向
- 簡単なボード壁は費用が抑えられる
3. 立地条件
- 狭い路地にある建物 → 重機が使用できず費用が上がる
- 資材搬出が容易な立地 → 費用が下がる
4. 廃棄物の量
- 廃棄物が多くなると、産業廃棄物処理費用が高額になる可能性
和室解体費用を抑える6つのポイント
和室の解体費用を抑えるためには、以下のポイントを意識することが重要です。

1.解体範囲を絞る
必要な部分だけを解体し、再利用できる素材(畳・柱・障子など)は残すことでコストを削減できます。
2.解体とリフォームをまとめて依頼する
解体とリフォームを同じ業者に依頼すると、施工工程がスムーズになり、人件費や作業費用を抑えることが可能です。
3.再利用可能な素材を活用する
畳や柱、障子などの建材を再利用することで、材料費や処分費用を節約できます。
4.廃棄物を分別して処分費を抑える
木材や畳など、リサイクル可能な素材を分別することで産業廃棄物として処理する量を減らし、処分費用を抑えられます。
5.見積もりを複数社から取る
費用やサービス内容を比較することで、適正価格で信頼できる業者を見つけることができます。
6.閑散期に依頼する
業者が忙しくない時期に依頼することで、見積もり金額が下がる可能性があります。
これらのポイントを押さえることで、和室の解体費用を10%〜30%程度削減できる可能性があります。
和室解体の見積もり時の注意点と業者選びのコツ
1. 見積もりを「2社以上」から取る
和室解体工事の費用は業者によって最大30%〜50%異なることがあります。そのため、複数社から見積もりを取り、内容を比較することが重要です。
2. 見積もり内容を細かく確認する
和室の解体工事の見積もり内容は、作業内容や廃棄物処分費などを具体的に記載してもらう必要があります。
3. 追加費用の有無を確認する
解体工事では、追加費用が発生しやすいケースがあります。見積もり時に、どのような場合で追加費用が発生する可能性を確認しておくことが重要です。
4. 業者の「実績」「口コミ」をチェックする
経験豊富な業者ほど、和室特有の解体作業をスムーズに進めることができます。信頼できる業者かどうか、実績や口コミを確認することが重要。
5. 工事保険への加入を確認する
解体工事では、近隣への被害や建物への損害が発生する可能性があります。そのため、業者が損害賠償責任保険に加入しているか確認しておくことが重要です。
よくある質問(FAQ)
A:はい、追加費用が発生する可能性があります。
追加費用が発生しやすいケース
・解体中にシロアリ被害や腐食が見つかった場合
・砂壁や土壁にアスベストが含まれていた場合
・解体後に補修や補強が必要になった場合
追加費用が発生する場合は、必ず事前に見積もりを提示してもらうことが重要です。
A:はい、砂壁や土壁の解体時には粉塵が発生しやすいため、養生作業や粉塵対策が必要になります。
解体時の注意点
・作業前に防塵シートで養生する
・解体時に粉塵が飛散しないよう散水する
・アスベストが含まれている可能性がある場合は、専門業者による対応が必要
アスベストの可能性がある場合は、事前調査を行いましょう。
まとめ|広島の解体工事はACTIVEにお任せ!
この記事では、和室の解体工事にかかる費用相場やコストを抑える方法、見積もり時の注意点について詳しく解説しました。和室の解体費用は、6畳で約10万円〜30万円が相場ですが、解体範囲や建材の種類、廃棄物の処分方法によって大きく変わります。費用を抑えるためには、必要最低限の範囲だけを解体し、再利用可能な素材を有効活用することが重要です。広島・東広島・三原・尾道・福山で和室解体やリフォームを検討している方は、ぜひACTIVE(アクティブ)にご相談ください!
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