兵庫で解体すると固定資産税がどのように変わるのか解説します。
姫路・加古川・明石・神戸のみなさん、こんにちは！
解体工事のACTIVE（アクティブ）のコラム担当です！
家の解体を考えたとき、気になるのが「解体後の固定資産税」ですよね。家がなくなることで、税金が減ると思っていたのに、逆に増えてしまうケースもあります。実際に、「解体後の税負担が大きくなって困った…」という声も少なくありません。
この記事では、兵庫で家を解体した際の固定資産税の変化や、税負担を減らす方法について詳しく解説します。解体を検討している方は、ぜひ最後までお読みください！
解体のことなら、
どんな些細なことでもご相談ください
アクティブは岡山で圧倒的な実績と経験を誇る解体業者です。
建物解体工事から内装解体工事、アスベスト調査・除去まで安心してお任せください。
0120-084-085
24時間365日お電話対応!
0120-084-085
24時間365日お電話対応!
【基礎知識】家を解体すると固定資産税はなぜ上がるのか？
家を解体すると、固定資産税の扱いが大きく変わります。
まず、解体前と解体後の違いを詳しく見ていきましょう。
【要注意】固定資産税が6倍になるケースとは？
固定資産税は「土地」と「建物」それぞれに課税されます。しかし、住宅が建っている場合、「住宅用地の特例」が適用されるため、土地にかかる固定資産税が軽減されます。
住宅用地の特例とは？
住宅が建っている土地には以下の特例が適用され、税額が大幅に軽減されます。
- 固定資産税：課税標準額が 1/6 に軽減される
- 都市計画税：課税標準額が 1/3 に軽減される
つまり、住宅が建っている限りは、土地の固定資産税が大幅に安くなる仕組みになっています。
解体後の固定資産税の変化
家を解体して更地にすると、住宅用地の特例が適用されなくなり、土地の固定資産税が大幅に増加する可能性があります。例えば、兵庫県内で100㎡の住宅用地があった場合、以下のように税負担が変わります。
| 状態 | 固定資産税の課税標準額 | 固定資産税額 | 都市計画税の課税標準額 | 都市計画税額 |
| 住宅がある場合 | 1,200万円 → 200万円（1/6に軽減） | 約2万円 | 1,200万円 → 400万円（1/3に軽減） | 約1万円 |
| 解体後（更地） | 1,200万円（軽減措置なし） | 約12万円 | 1,200万円（軽減措置なし） | 約3万円 |
→ 住宅を解体すると、固定資産税が最大6倍になる可能性があります！
なぜ固定資産税が上がるのか？
住宅用地の特例がなくなると、更地として扱われるため、課税標準額が本来の評価額に戻ってしまうのが原因です。住宅があれば固定資産税は軽減されますが、更地になるとその軽減措置がなくなるため、税額が急増するのです。
【税負担を減らす】兵庫で固定資産税を抑える4つの方法
兵庫で家を解体すると、「住宅用地の特例」が適用されなくなり、固定資産税が大幅に上昇する可能性があります。しかし、いくつかの方法を活用すれば、税負担を抑えることが可能です。次に、固定資産税の負担を減らす具体的なポイントを紹介します。
1. 解体後の土地活用を考える
家を解体した後、そのまま更地にしておくと「住宅用地の特例」が適用されず、固定資産税が大幅に増加します。そこで、土地を有効活用することで税負担を抑えることができます。
固定資産税を軽減できる主な土地活用方法
- 賃貸住宅を建てる
賃貸住宅を建てることで、再び「住宅用地の特例」を適用でき、固定資産税を抑えられます。 - 駐車場として活用する
月極駐車場なら、固定資産税は更地と同じですが、収益を得ることで税負担を軽減できます。 - 太陽光発電用地として活用する
産業用太陽光発電を設置すると、固定資産税の軽減措置が適用される場合があります。 - 家庭菜園や市民農園として貸し出す
兵庫県では農地転用のハードルが低い地域もあるため、特定の条件下で税軽減の可能性があります。
住宅がなくなっても、土地の活用方法を考えることで固定資産税の負担を抑えることができます。
2. 兵庫県の補助金・助成制度を活用する
兵庫県や各市町村では、空き家の解体や活用を支援する補助金制度が設けられています。
これらを活用することで、解体費用を抑えつつ、固定資産税の負担軽減につなげることが可能です。
兵庫県内の主な補助金制度
- 神戸市「空き家解体補助制度」
特定空家に認定された建物の解体費用を補助 - 姫路市「老朽空き家解体支援事業」
老朽化した空き家の解体費用を補助（条件あり） - 西宮市「空き家除却補助金」
特定の地域で空き家を解体する際に費用の一部を支援 - 明石市「空き家活用推進補助金」
解体後の活用が前提で、土地活用計画がある場合に補助金を支給
解体前に自治体の補助金情報を確認し、賢く活用することで、解体費用と税負担を抑えることができます。
3. 空き家認定を避けるために適切な管理をする
放置された空き家が「特定空家」に指定されると、住宅用地の特例が適用されなくなり、固定資産税が6倍になるリスクがあります。これを防ぐためには、以下の対応を検討しましょう。
特定空家に認定される条件
- 建物が倒壊の危険性がある
- 衛生的に問題がある（害虫の発生など）
- 景観を損ねる状態である
- 近隣の住民に悪影響を及ぼしている
特定空家の認定を防ぐ方法
- 定期的に家屋を点検し、修繕・清掃を行う
- 空き家バンクに登録し、利活用を進める
- 地域のNPOや行政機関と連携して、管理計画を作る
適切に管理することで、固定資産税の増加を防ぎつつ、家や土地の資産価値を守ることができます。
4. 相続対策を早めに考える
兵庫で解体後の固定資産税の増加を防ぐためには、相続対策を事前に考えることも重要です。兵庫県では、親から家を相続したものの、解体すべきか放置すべきか悩むケースが増えています。
相続後に固定資産税を抑えるポイント
- 空き家のまま放置せず、活用方法を検討する
- 相続登記を早めに行い、税制優遇措置を確認する
- 相続税と固定資産税の負担をシミュレーションする
- 家族間で相談し、売却や貸出の計画を立てる
相続時に適切な対策を取ることで、固定資産税の負担を軽減しつつ、資産を有効活用できます。
兵庫県での解体工事の流れと注意点
解体工事を進める際は、以下の流れで進めます。
解体工事の流れ
- 解体業者の選定（兵庫県の優良業者を探す）
- 役所への届出・申請（建設リサイクル法の届け出）
- 近隣へのあいさつと工事開始
- 解体後の土地活用の計画
注意点
- 悪質業者に注意（見積もりの比較を行う）
- 法規制の確認（第一種低層住居専用地域などの制約）
- アスベスト含有の可能性（適切な処理が必要）
よくある質問（FAQ）
A：兵庫県内での解体費用の相場は以下の通りです。
・木造住宅 ：1坪あたり約30,000円～50,000円 （約90万円～150万円）
・鉄骨造住宅：1坪あたり約40,000円～60,000円（ 約120万円～180万円）
・RC造（鉄筋コンクリート）：1坪あたり約50,000円～80,000円 （約150万円～240万円）
立地条件やアスベスト処理の有無によって、費用が大きく変動します。
そのため、事前に見積もりを取ることが重要です。
A：はい、事前の近隣あいさつを行うことでトラブルを防ぐことができます。
解体工事は騒音や振動、粉じんが発生するため、工事前に近隣住民へ説明を行うことが重要です。
あいさつ時のポイント
・工事の開始日と終了予定日を伝える
・作業時間（例：8時～17時）を説明する
・騒音・振動・粉じん対策について説明する
・連絡先（解体業者・施主）を伝えておく
神戸市、西宮市、明石市などの住宅密集地では、特に近隣対応をしっかり行うことが推奨されます。
【まとめ】兵庫での解体工事ならACTIVEに相談！
解体工事は一生に一度あるかないかの大きな決断です。特に、固定資産税の変化を知らずに解体してしまうと、思わぬ税負担が発生することもあります。土地の活用方法を検討し、自治体の補助制度を活用することで、解体後の税負担を軽減できます。『いつ解体するのがベストなのか？』『解体後の土地はどうすればいいのか？』など、悩んでいる方は、まず専門業者に相談してみましょう。ACTIVE（アクティブ）では、兵庫県全域でお客様に最適な解体プランをご提案いたします！
姫路市・加古川市・明石市・神戸市で、解体工事・アスベスト調査はACTIVE（アクティブ）にお任せください！！
アスベスト調査については、こちらのページで詳細をご覧ください。
建物解体のことでお困りごとはありませんか？
アクティブは圧倒的な実績と経験を誇る解体業者です。
建物解体工事から内装解体工事、アスベスト調査・除去まで安心してお任せください。
お困りのことがあればお気軽にご相談ください。
Writer この記事を書いた人
菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役
岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。
