山口でアスベストを含んだ外壁材について解説します。
下関・宇部・周南・岩国・防府・山口のみなさん、こんにちは！
解体工事のACTIVE（アクティブ）のコラム担当です！
「うちの家の外壁って、もしかしてアスベスト？」と不安に思ったことはありませんか？とくに昭和の時代に建てられた住宅では、アスベストを含む建材が使用されている可能性があります。
この記事では、山口県の住宅で使われていたアスベスト外壁の特徴をわかりやすく解説し、見分け方や対処方法についても詳しくご紹介します。この記事は、山口で住宅のリフォームや解体工事を検討している方、また古い建物に住んでいて不安を感じている方に向けた内容です。解体工事を検討中の方はぜひ最後まで読んでみてください！
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アスベストが住宅外壁に使われていた理由とは？
アスベストとは、天然に存在する繊維状鉱物で、耐火性・断熱性・防音性に優れていることから、かつて多くの建材に使用されていました。日本では、昭和30年〜平成初期にかけて、特に住宅の屋根や外壁にアスベストを含むスレート材やセメント板が多く使われてきました。建築コストを抑えつつ高耐久な素材を求めていた時代背景もあり、アスベスト入り外壁材は当時の山口県内でも広く普及していました。しかし現在では、アスベストの健康被害が問題視され、使用は禁止されています。
山口の住宅で使われていたアスベスト外壁材の種類と特徴
山口県では昭和40年代から平成初期にかけて、アスベスト（石綿）を含む外壁材が広く使用されていました。とくに山間部や郊外の住宅地、団地などでは施工性・耐久性・コスト面に優れたアスベスト建材が重宝され、多くの住宅に採用されています。これらの建材は現在、健康被害や法的リスクの観点から適切な調査と対処が求められています。当時よく使われていた外壁材には以下のようなものがあります。
よく使われていたアスベスト外壁材の例
- 波型スレート（押出成形セメント板）
波状の形状でセメントとアスベストを混合した軽量ボード。倉庫や戸建住宅の外壁に多用。 - 窯業系サイディングボード（1980年代以前）
現在のサイディングと外観は似ているが、古いタイプはアスベストを含有していることがある。 - フレキシブルボード（フレキ板）・けい酸カルシウム板
軒天や外壁の一部などに使用。白っぽくフラットな見た目で、一見して判断しづらい。
これらの建材は、当時の建設業界では「高性能で扱いやすい素材」とされていました。しかし、現在では健康への悪影響や法令遵守の観点から、厳格な管理が必要です。山口県にお住まいで、古い住宅をお持ちの方は、外壁材の種類を確認し、必要に応じて専門業者による調査を行うことをおすすめします。
山口の住宅でアスベスト外壁を見分けるチェックポイントと確認方法
住宅の外壁にアスベストが使用されているかどうかを判断するのは、見た目だけでは非常に難しいです。特に山口県内では昭和〜平成初期に建てられた住宅が多く、アスベスト含有外壁材が使われている可能性があります。そのため、正しい判断と対応が重要になります。外壁がアスベストを含んでいる可能性がある場合、以下のポイントを参考にしましょう。
建築年代の確認
1980年代以前に建てられた住宅は、アスベスト含有建材が使用されている可能性が高いです。とくに山口県内の郊外エリアや団地では、昭和中期の住宅がまだ多く残っています。
図面・仕様書のチェック
建築当時の設計図や材料リストに「押出成形板」「スレート」「けい酸カルシウム板」といった表記があれば要注意です。不明な場合は専門業者に依頼して調査してもらいましょう。
表面の質感・形状の確認
波型やザラついたセメントボード、硬くて脆い質感などが特徴的です。ただし見た目だけで判断するのは非常に危険なため、調査のプロに依頼することをおすすめします。
専門業者によるアスベスト調査を行う
外見や資料では判断できない場合は、成分分析や事前調査を専門業者に依頼することが確実です。山口県でも解体やリフォーム工事の際にはアスベスト調査が義務化されています。安全性と法令順守のため、気になる場合は早めの調査依頼がおすすめです。
山口でアスベスト外壁が見つかった場合の注意点と安全な対処法
住宅の外壁にアスベストが含まれていることが判明した場合、適切な対応が求められます。自己判断で撤去や解体を行うと、健康被害や法令違反につながるおそれがあります。特に山口県では昭和期に建てられた住宅が多く、外壁材にアスベストが使用されているケースも少なくありません。以下のポイントを踏まえて、安全で適切な対応を行いましょう。
アスベスト外壁が見つかった場合の注意点
- 自分で壊したり削ったりしない
アスベストは、破損・劣化により粉じん化して空気中に飛散すると、肺に入り込み健康被害を引き起こす恐れがあります。 - 大気汚染防止法に基づく届出が必要
アスベスト除去作業を行う際は、事前に市町村や県へ届出が必要です。
無届で作業を行うと罰則の対象になる可能性があります。 - 有資格者による作業が義務
作業には「石綿作業主任者」などの有資格者が必要です。
飛散防止措置（湿潤化・養生・集じん）も法律で義務づけられています。 - 専門業者に調査・除去を依頼する
アスベストの調査から撤去、処分までワンストップで対応してくれる専門業者であれば、法律に基づいた安全な対応が可能です。
施工費用は建物の規模にもよりますが、部分的な外壁であれば10万円〜30万円程度が目安です。
山口で外壁アスベストに対応できる相談窓口と業者選び
アスベスト外壁が見つかった際、適切な対応を行うためには、専門の相談窓口への連絡や、補助制度の活用が重要です。山口県内には、アスベストに関する相談を受け付ける窓口や、除去・調査に対する補助制度を設けている自治体があります。
山口県内の相談窓口一覧
- 山口県環境保健課（アスベスト関連相談）
- 各市町村の建築指導課（解体や届出に関する窓口）
補助制度の有無は各自治体によって異なるため、「〇〇市 アスベスト 補助金」などで最新情報を確認しましょう。
業者の選び方
- 石綿作業主任者が在籍しているか
- 実績が豊富であるか（自治体との連携実績など）
- 現地調査を丁寧にしてくれるか
こうした条件を満たす地元の専門業者に相談することで、安心・安全に工事を進めることができます。
よくある質問（FAQ）
A：外壁の色や材質、波型のデザインなどからある程度の予想はできます。
しかし、素人目では正確に判断することはできません。
特に山口県内では築40年以上の住宅にスレート外壁が使用されていることが多く、外観だけではアスベストの有無を確定するのは困難です。調査機関による成分分析を依頼するのが最も確実な方法です。
A：劣化していない状態であれば、直ちに健康被害が出ることは少ないとされています。
ただし、ひび割れや崩れが生じている場合は粉じんが発生しやすくなり、健康被害のリスクが高まります。山口県でも近年、風雨による劣化報告が増えているため、早めの調査・対応が推奨されます。
まとめ｜山口のアスベスト調査・解体工事はACTIVEにお任せ！
山口でもアスベスト外壁は見過ごされやすい一方で、健康リスクや法令違反につながる重大な問題でもあります。築30年以上の住宅を対象としたアスベスト調査や安全な撤去工事の需要は年々増えています。専門的な対応が必要なケースが多いため、自己判断せず、経験豊富なACTIVE（アクティブ）ご相談ください！
ACTIVE（アクティブ）では、山口県全域で最適な解体工事を提案しています。山口市・下関市・宇部市・周南市・岩国市・防府市で、解体工事・アスベスト調査はACTIVE（アクティブ）にお任せください！！
アスベスト調査については、こちらのページで詳細をご覧ください。
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Writer この記事を書いた人
菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役
岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。
