福山でアスベスト解体工事を依頼する前に知っておきたい「法規制」をわかりやすくまとめています。
尾道・三原・広島・福山のみなさん、こんにちは!
解体工事のACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!
福山市で古い建物を解体する際、気をつけたいのがアスベストの存在です。解体時に飛散するリスクがあるため、法律により調査と届け出が義務付けられており、施主としても注意が必要です。
この記事では、福山でアスベスト解体工事を依頼する前に知っておきたい法規制や届出、注意点について、詳しく解説します。アスベストのことがよくわからず不安という方も、この記事を読めばしっかりイメージできるはずです。これから福山での解体をお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。
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福山市でアスベスト解体工事をする前に知っておくべき法律とは?
アスベストは、長年にわたり建築資材として使用されてきました。しかし、現在では発がん性のある危険物質と認識されています。
昭和50年代以前に建てられた住宅や工場には、吹き付け材やスレート材、断熱材としてアスベストが使用されていた可能性があり、解体工事時には飛散のリスクがあります。
そのため、2022年4月からはすべての解体工事において、アスベスト含有の有無を事前調査し、その結果を報告することが義務化されました。つまり、解体工事前にアスベスト調査を実施しなければ、法律違反となるのです。福山市でも、この法令に基づいて解体業者がアスベスト調査を実施し、関係機関への報告を行う必要があります。
2025年最新版|福山市でアスベスト解体に必要な届出一覧と注意点
福山市でアスベストを含む建物を解体する場合、いくつかの法的な届出が必要です。ただし、これらの手続きは通常、信頼できる解体業者が代行してくれます。とはいえ、施主として概要を知っておくことで、「対応してくれる業者かどうか」を判断でき、安心感にもつながります。

石綿事前調査結果報告書の提出
解体工事前にアスベストの有無を調べる調査が義務づけられており、その結果を国の報告システムに登録する必要があります。対象は延床面積80㎡以上の解体工事で、調査は資格を持った専門業者が行います。
特定粉じん排出作業届(大気汚染防止法)
アスベストが含まれている場合は、作業開始14日前までに福山市の環境保全課に届出が必要です。これは近隣に粉じんが飛散しないよう、作業内容をきちんと報告するためのものです。
建築リサイクル法に基づく届出
床面積80㎡を超える解体工事では、廃棄物の分別・リサイクルを行うことが義務化されています。解体7日前までに、福山市へ届け出が必要です。
その他の届出(作業計画や労基署関連)
作業内容によっては、「作業計画書」や「労働基準監督署」への届け出が必要になることもあります。特にレベル1・2のアスベストを扱う場合には注意が必要です。
福山市では、アスベストに関するルールが年々厳しくなっています。「届け出を出してくれない業者」は避けるべきです。届出実績が豊富で、行政とのやり取りに慣れた解体業者を選ぶことが、安心・安全な解体工事につながります。
業者任せにしない!施主が知っておくべきアスベスト解体の重要ポイント
アスベスト解体工事は専門性が高く、届出や施工も解体業者が対応するのが一般的です。しかし、すべてを業者任せにしてしまうのは危険です。施主自身も最低限の知識を持っておくことで、違法工事やトラブルを防ぐことができます。

許可業者かどうか確認する
アスベスト除去工事を行うには、「石綿作業主任者」などの資格が必要です。無許可の業者が工事を行うと、法令違反になる可能性があります。事前に「産業廃棄物収集運搬業」や「石綿除去の実績」があるか確認しましょう。
マニフェスト伝票の説明を受ける
アスベストを含む廃材は「特別管理産業廃棄物」として扱われ、処理の流れを追跡できる「マニフェスト伝票」が必要です。これがないと、処分の不正や不法投棄などのリスクも。伝票の発行・管理について、業者から説明を受けましょう。
近隣対応の有無を確認する
アスベスト工事では粉じんや音、振動の影響が避けられません。信頼できる業者は、工事前に近隣住民への説明や挨拶を行い、トラブルを未然に防ぎます。これも業者選びの重要なポイントです。
届出をしているか必ず確認する
「特定粉じん作業届」などの届出をしていない場合、違法工事になりかねません。「届出済みかどうか」を確認することで、工事の信頼性も判断できます。
福山市でアスベスト解体工事を依頼するなら、業者の「資格・対応・実績・姿勢」をよく見て判断することが大切です。安心・安全な工事のためには、施主も「知る責任」があります。
福山市独自のルールはある?アスベスト工事における条例のチェックポイント
福山市では、国の法律以外にも独自のガイドラインやルールを設けていることがあります。
たとえば、福山市役所の環境総務課では、アスベスト対策に関する相談窓口を設置しており、工事の届出内容について詳細な指導を行うこともあります。
また、広島県全体で統一されたガイドラインと異なり、地域特有の提出先や報告様式が存在する場合もあるため、最新情報の確認が欠かせません。
福山市内では、過去にアスベスト処理に関する指導強化があった地区もあり、行政のチェックが厳しくなっている傾向があります。そのため、事情に詳しい解体業者を選ぶことが、結果的にスムーズな工事につながります。
よくある質問(FAQ)
A1:外見だけで判断するのは非常に難しいです。特にスレート屋根や古い外壁材などは、見た目だけではアスベストの有無がわかりません。福山市でも、専門資格を持った業者による「事前調査」が義務付けられており、調査結果をもとに解体方法が決まります。
A2:基本的には解体業者が対応します。信頼できる業者であれば、調査から届け出、施工、完了報告まで一貫して対応してくれます。ただし、すべてを任せきりにせず、「ちゃんと手続きしているか」を確認する姿勢も大切です。
A3:適切な養生と飛散防止対策が行われていれば、心配は少ないです。養生シートや湿潤化(しめらせて粉じんを防ぐ)などの処置を行うことで、アスベストの飛散を最小限に抑えることが可能です。福山市では環境への配慮が求められるため、近隣対策をしっかり行う業者を選びましょう。
A4:2025年現在、福山市にはアスベスト解体工事への直接的な補助制度はありません。ただし、今後の制度変更もあるため、市役所の最新情報を確認することをおすすめします。
まとめ|福山の解体工事はACTIVEにお任せ!
福山市でアスベストを含む建物の解体工事を進めるには、正確な調査と適切な届出が欠かせません。アスベストは人体への影響が大きく、誤った処理は法的リスクや近隣トラブルにつながるおそれもあります。法令を遵守し、近隣への配慮も行える信頼ある解体業者を選びましょう。ACTIVE(アクティブ)では、福山市のアスベスト調査・解体工事をワンストップで対応。まずはお気軽にご相談ください。
ACTIVE(アクティブ)では、広島・福山エリアでお客様に最適な解体工事を提案しています。
アスベスト調査については、こちらのページで詳細をご覧ください。
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お困りのことがあればお気軽にご相談ください。
Writer この記事を書いた人
菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役
岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。





