
広島で解体工事をする際に避けては通れない「特別管理産業廃棄物」について解説します。
東広島・三原・尾道・福山・広島のみなさん、こんにちは!
解体工事のACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!
広島で解体工事を検討されている方の中には、「建物を壊すだけだから簡単」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実際にはアスベストやPCBなどの特別管理産業廃棄物が含まれている可能性があり、法的な対応や専門的な処理が必要です。
この記事では、広島の解体工事で特に注意すべき特別管理産業廃棄物の基礎知識から、処理の流れ・届け出の義務・費用のポイント・信頼できる業者選びまで詳しく解説します。これから広島で解体工事を検討中の方は、安心・安全な解体工事のために、ぜひ最後まで読んでみてください!
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広島での解体工事前に知っておくべき特別管理産業廃棄物とは?
特別管理産業廃棄物とは
特別管理産業廃棄物とは、強い毒性や感染性、引火性などの危険性が高い産業廃棄物を指します。適切に処理しないと、環境汚染や健康被害を引き起こす可能性があるため、法律で厳しく管理されています。
通常の産業廃棄物との違い
通常の産業廃棄物(木くず・コンクリートがら等)と違い、以下の点で大きな違いがあります。
- 許可業者しか扱えない(特別管理の許可が必要)
- マニフェスト制度による厳格な管理が必要
- 事前の調査・届け出が義務付けられることもある
主な該当物の例
- アスベスト(石綿)を含む建材
- PCB(ポリ塩化ビフェニル)含有機器
- 感染性廃棄物、強酸・強アルカリなどの薬品類
広島の古い建物では、アスベスト含有建材が見つかるケースが多く、解体前の確認と対応が不可欠です。広島でも、県が定めた厳しい基準をクリアした許可業者のみが対応可能です。つまり、施主が誤って無許可業者に処理を依頼すると、法的責任を問われる可能性があるため、非常に重要なポイントです。
広島の解体工事で発生する特別管理産業廃棄物の代表例とは
広島市・福山市・三原市などで実施される解体工事では、以下のような特別管理産業廃棄物が多く発生します。

アスベスト(石綿)含有建材
1970~90年代に建てられた建物では、壁材・天井材・断熱材などにアスベストが使用されていることがあります。解体中に飛散するリスクが高く、広島市では事前調査と報告書の提出が義務付けられています。
PCBを含む古い機器類
工場や大型施設の解体では、PCBが含まれるトランス・コンデンサ・照明用安定器などが見つかることがあります。PCBは環境中に長期間残留する有害物質であり、専門業者による厳格な処分が求められます。
廃酸・廃アルカリ・廃油類
印刷・食品・金属加工などの工場跡地では、薬品類や可燃性廃油が残存しているケースがあり、危険性が高いため注意が必要です。
感染性廃棄物
病院や介護施設の解体では、注射器・ガーゼなどの感染性廃棄物が発生します。これも特別管理対象で、感染防止のために厳重な処分が求められます。
特別管理産業廃棄物を広島で処理する際の注意点とリスク回避法

許可を持つ専門業者に依頼することが必須
特別管理産業廃棄物は、広島県から「特別管理産業廃棄物収集運搬業」や「処分業」の許可を受けた業者しか扱えません。無許可業者に処理を依頼すると、施主自身も法的責任を問われる可能性があります。
マニフェスト制度による管理が義務
処理の流れはすべて、産業廃棄物管理票(マニフェスト)で記録・追跡されます。記載内容に不備があると、排出事業者=施主側が行政指導や罰則を受けるリスクもあるため注意が必要です。
事前調査と届け出を確実に行う
アスベストなどの含有調査は、解体前に実施し、結果を所管官庁に報告しなければなりません。広島市では、「石綿含有建材調査報告書」などの提出が義務付けられています。
不適切な処理は重大なリスクに
違法投棄や不適切な処理は、土壌汚染や健康被害の原因となるだけでなく、刑事罰や損害賠償の対象となる可能性もあります。安心・安全な処理を徹底することが重要です。
特別管理産業廃棄物は、処理の一つ一つに厳しいルールがあるため、信頼できる業者と連携することが成功の鍵となります。
広島で解体工事を行う際の届け出義務と法的手続きについて
広島県では、特別管理産業廃棄物が関わる解体工事を行う際、届け出や報告の義務が多数存在します。
- 石綿障害予防規則に基づくアスベストの事前調査・報告
- 廃棄物処理法に基づく収集運搬・処分業者の許可確認
- マニフェスト管理の徹底と保管期間の遵守
これらを怠ると、行政指導や罰金・工事の中断リスクが生じます。トラブルを防ぐためにも、経験豊富な業者との連携が不可欠です。
特別管理産業廃棄物が解体費用に与える影響と業者選びのポイント
アスベストやPCBなどの特別管理産業廃棄物を含む解体工事では、通常より費用が高くなる傾向があります。例えば、アスベスト除去作業には専用の養生・飛散防止対策・マニフェスト管理が必要で、30~100万円以上の追加費用が発生するケースもあります。
費用面でのチェックポイント
- 見積書に調査・分析費が明記されているか
- 飛散防止措置や養生費用が含まれているか
- 届け出・報告手続きの代行費用が含まれているか
信頼できる広島の解体業者を選ぶには?
- 広島県の特別管理産業廃棄物収集運搬許可の保有確認
- アスベスト除去の過去実績や施工写真
- 見積の明細が具体的かつ丁寧な説明がある
- 届け出から処理完了までトータルで対応できる体制か
「価格が安いから」という理由だけで業者を選ぶと、後で高額請求や法的トラブルにつながることもあるため注意が必要です。
よくある質問(FAQ)
A1. いいえ。処理には広島県の許可を受けた専門業者しか対応できません。個人で処分すると法令違反になります。
A2. 専門のアスベスト調査業者が、現地で建材のサンプリング調査を行い、分析機関で検査します。事前調査は法律で義務付けられています。
A3. 種類や量によって異なりますが、アスベスト除去だけでも数十万円の追加費用が発生します。
「特別管理産業廃棄物の処理費用が含まれているか」を必ず確認しましょう。
まとめ|広島の解体工事はACTIVEにお任せ!
広島で解体工事を行う際、アスベストを含む特別管理産業廃棄物の処理は避けて通れない重要なテーマです。適切な業者選びや、法令に沿った処理、そして予算計画をしっかり立てることで、トラブルのない解体工事が実現できます。安さだけで業者を選ばず、確かな対応力を持ったパートナーを見極めましょう。
ACTIVE(アクティブ)では、広島・福山エリアでお客様に最適な解体工事を提案しています。広島市・東広島市・三原市・尾道市・福山市で、解体工事・アスベスト調査はACTIVE(アクティブ)にお任せください!!
アスベスト調査については、こちらのページで詳細をご覧ください。
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お困りのことがあればお気軽にご相談ください。
Writer この記事を書いた人
菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役
岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。