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解体工事の金属リサイクル完全ガイド|再利用の方法と注意点

解体工事で出た金属はどのようにリサイクルされるのか?という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

香川・高松・丸亀・坂出・観音寺・三豊・善通寺・さぬき・東かがわのみなさん、こんにちは!
解体工事のACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!  

解体工事で発生する金属廃材は、適切にリサイクルすることで、環境保護だけでなく経済的なメリットも生まれます。しかし、「どんな金属がリサイクルできるの?」「どうすれば費用を抑えて処理できるの?」といった疑問を持つ方も少なくありません。

この記事では、解体工事で出る金属の種類や、リサイクルの方法再利用のメリットについて詳しく解説します。香川県内で解体工事を計画されている方。香川・高松・丸亀・坂出・観音寺・三豊・善通寺・さぬき・東かがわのみなさん、ぜひ最後まで読んで参考にしてください!

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解体工事で出る金属廃材の種類と処分方法【徹底解説】

解体工事では、建物や構造物を取り壊す際に多くの金属廃材が発生します。これらの金属は適切に分別・処理することでリサイクルが可能となり、コスト削減や環境負荷の低減につながります。最初に、解体工事で主に発生する金属の種類について詳しく解説します。

解体工事の金属の種類

1. 鉄(鉄骨・鉄筋・鋼材など)

鉄は、建物の骨組みや基礎部分に使用される主要な金属で、解体工事では最も多く発生します。

特徴と用途

  • 主にH鋼や鉄筋コンクリート(RC造)から発生
  • 高い強度と耐久性を持ち、建築資材や車両部品に再利用可能
  • リサイクル率が高く、溶解して新たな鉄製品に加工される

リサイクルの流れ
解体現場での分別 → 加工処理 → 製鋼工場で再利用

2. アルミニウム(サッシ・手すり・配線材など)

アルミニウムは軽量で耐食性に優れ、多くの建築部材に使用されています。

特徴と用途

  • 窓枠やドア枠、フェンス、屋根材として利用される
  • 軽量で加工しやすく、運搬や再利用がしやすい
  • 熱伝導性が高く、再利用によるエネルギー削減が可能

リサイクルの流れ
解体 → 分別 → 溶解 → 新しいアルミ製品(缶、建材など)へ

3. 銅(電線・配管・ボイラーなど)

銅は電気や水道設備に広く使用され、解体工事では高価なスクラップとして扱われます。

特徴と用途

  • 配線、給排水管、空調設備などで多く使用される
  • 耐食性が高く、リサイクル後も品質が劣化しにくい
  • 再利用価値が高く、スクラップ市場で高値で取引される

リサイクルの流れ
解体 → 絶縁処理(電線の場合)→ 精錬 → 配管や電線として再利用

4. ステンレス(厨房機器・手すり・水回り製品など)

ステンレスは耐久性が高く、錆びにくいため建築設備や装飾材に使用されています。

特徴と用途

  • キッチン、手すり、バルコニーの部材として使用
  • 耐食性や強度が高く、長期間使用が可能
  • リサイクル性が高く、食品産業や医療機器に再利用される

リサイクルの流れ
解体 → 破砕 → 再生材として新たなステンレス製品に

5. 亜鉛(屋根材・ダクト・雨どいなど)

亜鉛は防錆性能が高く、建築物の保護材として多用されています。

特徴と用途

  • トタン屋根、雨どい、配管などに使用される
  • 優れた耐候性を持ち、錆防止に効果的
  • 亜鉛メッキ鋼板など、建材として再利用される

リサイクルの流れ
解体 → メッキ処理の除去 → 再生利用

6. 鉛(防音材・配管・屋根材など)

鉛は重量があり、遮音性や防水性が求められる箇所に使われています。

特徴と用途

  • 防音壁や配管、屋根材として利用
  • 柔らかく加工しやすいが、環境対策が必要
  • 適切な処理を行うことで再利用可能

リサイクルの流れ
解体 → 精錬 → 工業用資材として再利用

7. 真鍮(装飾材・水道金具など)

真鍮は銅と亜鉛の合金で、美しい光沢があり装飾目的に使用されます。

特徴と用途

  • 照明器具や蛇口、ドアノブに多く使用
  • 銅を含むため、リサイクル価値が高い
  • 耐久性が高く、再利用に適している

リサイクルの流れ
解体 → 溶解 → 再成形

8. その他の金属(チタン・ニッケルなど)

近年、特殊用途として解体現場からチタンやニッケル合金が発生することもあります。

特徴と用途

  • 航空機部品や医療機器などに利用
  • 高強度・軽量で、耐久性が非常に高い
  • 再利用には専門的な技術が必要

リサイクルの流れ
解体 → 特殊処理 → 高度な製品へ再利用

解体工事では、多種多様な金属廃材が発生します。それぞれの特性を理解し、適切に分別・リサイクルすることで、コスト削減や環境保護につながります。解体業者を選ぶ際には、金属の適切な処理が可能な業者を選ぶことが重要です。リサイクルを通じて、解体後の建材を有効に活用し、持続可能な社会の実現に貢献していきましょう。

金属リサイクルのメリット|解体工事のコスト削減・環境保護

解体工事で発生する金属廃材は、適切にリサイクルすることで多くのメリットを得ることができます。環境保護はもちろん、コスト削減や法律遵守など、解体業者にとっても施主にとっても有益な選択肢となります。次に、解体金属をリサイクルする主なメリットについて詳しく解説します。

解体工事の金属リサイクル

1. 環境保護への貢献

解体工事における金属リサイクルは、環境保護に大きく貢献します。

  • 廃棄物の削減
    解体現場から出る金属廃材を適切にリサイクルすることで、埋立地や焼却場へ廃棄される量を大幅に減らせます。
    これによって、産業廃棄物の処理問題を軽減できます。
  • 天然資源の節約
    金属の採掘や精錬には膨大なエネルギーと資源が必要です。
    リサイクルすることで、新たな鉱山採掘を減らし、地球の資源を有効活用できます。
  • CO2排出量の削減
    金属を新たに製造するよりも、リサイクルによってCO2の排出量を大幅に削減できます。
    例えば、鉄のリサイクルは新規製造に比べて約60%アルミニウムでは約90%のエネルギーを節約できます。

2. コスト削減につながる

解体金属のリサイクルは、事業コストの削減にも大きく貢献します。

  • 解体費用の軽減
    金属廃材を適切に分別・リサイクルすることで、産業廃棄物として処理するコストを抑えることができます。通常、金属はリサイクル価値が高いため、買取価格によって解体費用の一部を補うことが可能です。
  • 売却による収益化
    鉄、アルミニウム、銅などの金属は、スクラップ業者に売却することで収益を得ることができます。特に銅やアルミニウムは市場価格が高く、適切なタイミングで売却すれば利益につながります。
  • 処分費の削減
    廃棄物処理には多額のコストがかかりますが、リサイクルを進めることで廃棄費用の削減が可能になります。

3. 法規制の遵守とコンプライアンス強化

解体工事に関わる法律や規制を遵守することは、企業の信頼性向上につながります。

  • 建設リサイクル法への対応
    日本では「建設リサイクル法」に基づき、解体工事に伴う建築資材の再資源化が義務付けられています。金属リサイクルを適切に行うことで、法律遵守が確実となります。
  • 不法投棄の防止
    適切なリサイクルを行うことで、金属廃材の不適切な処理や不法投棄のリスクを回避し、社会的信用を守ることができます。
  • 産業廃棄物管理の適正化
    リサイクルを進めることで、産業廃棄物としての管理コストを削減し、法的リスクを低減することが可能です。

4. 地域経済と循環型社会への貢献

金属リサイクルを積極的に行うことで、地域社会や経済の発展にも寄与します。

  • 地域のリサイクル業者との連携
    金属リサイクルを行うことで、地元のスクラップ業者やリサイクル施設との取引が活発になり、地域経済の活性化に貢献できます。
  • 雇用創出
    解体からリサイクルまでのプロセスに多くの労働力が必要となります。
    そのため、解体業界における雇用の創出が期待できます。
  • 持続可能な社会の実現
    循環型社会の構築に貢献し、解体工事の持続可能性を高めることができます。

5. 資源価格の高騰リスクに対応

近年、世界的な金属需要の増加や資源価格の高騰が続いており、金属リサイクルの重要性がさらに高まっています。

  • 資源価格の安定化
    リサイクルによる安定供給により、資源価格の変動に対するリスクヘッジが可能となります。
  • 建築コストの抑制
    再生金属を活用することで、新規材料の購入費を抑え、建築コストの削減につながります。

金属の再利用方法と活用例

解体工事で発生する金属廃材は、適切に処理することで新たな資源として再利用できます。鉄やアルミニウム、銅などの金属は、建築資材や日用品、インフラ設備など幅広い分野で活用されています。次に、金属の具体的な再利用方法と活用例を紹介します。

解体工事の金属の再利用方法

1. 建築資材としての再利用

鉄やアルミニウムは、解体後に再加工され、新たな建築部材として利用されます。

活用例

  • 再生鉄筋としてコンクリート建築の補強材に使用
  • アルミサッシやフェンスなどの建築部品に再利用
  • 銅配管の再生による給排水システムの構築

2. 工業製品への再利用

解体金属は工業用途にも広く活用され、製造コストの削減に貢献します。

活用例

  • 自動車や鉄道の部品(フレームやエンジン部品など)
  • 電気機器の配線や内部部品としての再利用
  • ステンレスを食品加工や医療機器に活用

3. 家庭用品への再利用

金属廃材は、日常生活のさまざまな製品に生まれ変わります。

活用例

  • アルミ鍋やフライパンなどの調理器具
  • ステンレス製のシンクや水回り製品
  • 鉄を活かしたDIY用家具やインテリア

4. インフラ整備への活用

公共インフラでも再生金属が使用され、資源の有効活用が進められています。

活用例

  • 再生鉄を使用した橋やガードレール
  • アルミ製の街灯や標識ポール
  • 銅線を活かした電力ケーブル

5. アートやデザインへの再利用

金属廃材は、創造的な用途としても人気が高まり、インテリアやアート作品として活用されています。

活用例

  • 廃材を利用したインダストリアルデザインの家具
  • 金属スクラップを活かしたアート作品や装飾品
  • DIYプロジェクトによる独自のインテリア製品

解体工事におけるリサイクルの注意点

解体工事における金属のリサイクルは、環境保護やコスト削減に貢献します。一方で、適切に処理しなければ法律違反や経済的損失につながる可能性があります。リサイクルを成功させるためには、以下の注意点をしっかりと押さえておく必要があります。

解体工事の金属リサイクル注意点

1. 適切な分別と管理を徹底する

解体工事では、鉄、アルミ、銅、ステンレスなどのさまざまな金属が混在しています。
これらを適切に分別することが、リサイクルの品質や効率を高めるために不可欠です。

注意点

  • 分別不足による品質低下
    金属を適切に分別しないと、再利用時に不純物が混ざり、リサイクルの品質が低下します。
  • 現場での分別ルールを明確にする
    作業員に対して金属ごとの仕分けルールを徹底し、適切な保管スペースを確保することが重要です。
  • 異種金属の混合を防ぐ
    特に鉄と非鉄金属(アルミ、銅など)の混合を避け、効率的なリサイクルを実現するために専用のコンテナを活用することが推奨されます。

2. 信頼できるリサイクル業者の選定

適切なリサイクルを行うためには、信頼できるリサイクル業者を選定することが重要です。
不適切な処理を行う業者を利用すると、環境問題や法的リスクが発生する可能性があります。

注意点

  • 産業廃棄物収集運搬許可を持つ業者を選ぶ
    許可証の有無を確認し、不法投棄などのトラブルを避けるために適切な業者を選定しましょう。
  • 過去の実績や評判を調査する
    解体業界での実績が豊富な業者や、顧客からの評価が高い業者を選ぶことで、スムーズなリサイクルが可能になります。
  • 適正価格での取引を確認する
    金属の市場価格を事前に把握し、不適切な安価取引を避けることが大切です。

3. 法律や条例の遵守

金属のリサイクルは、法律や地方自治体の条例に則った処理が求められます。適切な法令遵守を怠ると、罰則や事業停止のリスクがあります。

注意点

  • 建設リサイクル法の遵守
    解体工事で発生する建材(金属、コンクリート、木材など)は適切に分別・再利用することが義務付けられています。
  • 廃棄物処理法の理解と対応
    不適切な処理は「不法投棄」と見なされる可能性があり、法律違反となります。
    そのため、適切な処理フローを守ることが必要です。
  • 地方自治体の条例の確認
    解体工事を行う地域によって、リサイクルに関する独自のルールがあります。
    そのため、事前に確認しておくことが重要です。

4. リサイクルに適さない金属の取り扱い

一部の金属廃材は、リサイクルが難しい場合があります。その理由を理解し、適切な処理方法を検討する必要があります。

注意点

  • 塗装やメッキされた金属
    リサイクル工程で処理が難しいため、専門的な処理を必要とする場合があります。
  • 汚染された金属
    化学物質や油脂が付着した金属は、環境汚染の原因となるため、専門処理業者に依頼する必要があります。
  • 破損や腐食が激しい金属
    使用不可な状態の金属は、適切な廃棄処理が求められます。

解体工事における金属のリサイクルは、多くのメリットをもたらします。しかし、適切な管理や法令遵守、安全対策などの注意点を把握することが重要です。正しい知識を持ち、信頼できる業者と協力しながら、持続可能なリサイクルを行っていきましょう。

よくある質問(FAQ)

Q:不要な金属を処理せずに放置するとどうなりますか?

A:不要な金属を適切に処理せず放置すると、以下のような問題が発生します。
サビや腐食による周辺環境への悪影響(土壌や水質汚染)
法律違反のリスク(産業廃棄物処理法に違反し、罰則を受ける可能性)
害虫や害獣の発生(放置された金属にゴミが溜まり、害虫の温床になる)
解体工事後は速やかにリサイクルを行い、環境や法的リスクを回避することが重要です。

まとめ:高松・丸亀・坂出・観音寺の解体工事ならACTIVEへ

解体工事で発生する金属廃材を適切にリサイクルすることで、環境負荷を軽減し、資源の有効活用が可能となります。正しい分別と処理を行うことで、コスト削減やリサイクル資源の有効活用につながります。解体工事を進める際は、環境に配慮したリサイクルの視点を持ち、持続可能な未来を目指しましょう。香川・高松・丸亀・坂出・観音寺・三豊・善通寺・さぬき・東かがわで解体工事・建替・相続を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!

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Writer この記事を書いた人

菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役

岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。

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