
島根で多く見られる波型スレートの特徴や、アスベスト含有の可能性を解説します。
松江・出雲・益田のみなさん、こんにちは!
解体工事のACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!
島根県内の古い住宅や倉庫でよく見かける「波型スレート」。見慣れたその屋根材に、実はアスベストが含まれているかもしれないと聞いて、不安に感じたことはありませんか?
この記事では、波型スレートの特徴やアスベストの見分け方、含まれていた場合の具体的な対処方法、対応業者の選び方まで丁寧に解説しています。島根で解体工事やリフォームを検討している方、安全に作業を進めたい方は、ぜひ最後までお読みください!
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島根でよく見かける波型スレートとは?特徴と使用例
波型スレートとは、セメントに繊維を混ぜて成型した建材で、表面が波打ったような形をしています。昭和40年代から平成初期にかけて、日本全国で屋根や外壁材として多く使われました。特に島根の農村部や工場・倉庫では、現在でも多くの波型スレートが残っています。
この建材は、軽量で施工が簡単なため人気がありましたが、その一部にはアスベストが使用されているケースがあります。建築年によって使用されている素材が異なるため、注意が必要です。特に1980年代以前に施工された波型スレートには、アスベスト(石綿)が高確率で含まれています。素人目には判別が難しく、専門業者による調査が必要になります。
島根県に残る古い建物の多くで見られる波型スレートは、アスベストの可能性があることをふまえて、適切な対処を考えなければなりません。
波型スレートにアスベストが含まれている可能性は?
波型スレートにアスベストが含まれているかどうかは、以下のポイントで判断できます。
- 設置された年代(1980年以前であれば高確率)
- 製品名やメーカー名の刻印(例:「Pスレート」はアスベスト含有)
- 劣化の程度や色(アスベスト含有品は経年で黄ばみがあることも)
しかし、これらの特徴だけで確実な判断はできません。アスベスト含有の有無を正確に知るには、専門機関による分析が必要です。島根県内では、旧式の波型スレートがそのまま放置されている例も少なくなく、住宅の売却や解体時にトラブルとなるケースも見受けられます。
アスベスト入り波型スレートの見分け方|島根での確認ポイント3つ
アスベストが含まれているかどうかを見分けるには、専門的な知識と適切な手順が必要です。島根県で波型スレートの建材を使った建物を解体・改修する前には、必ず確認作業を行いましょう。なぜなら、波型スレートは見た目が似ているアスベスト含有品と非含有品が混在しており、外観だけで判断するのが非常に難しいからです。素人が不用意に触れたり壊したりすれば、粉じんが飛散し、健康リスクを伴う恐れがあります。

代表的な見分け方は、以下の3つです。
- 設置年代の確認
1980年以前に設置された波型スレートは、アスベストが含まれている可能性が極めて高いです。
建築時期が記録に残っていれば、ひとつの判断材料になります。 - 製品刻印の確認
スレートの裏側や側面に「Pスレート」「Kスレート」などの記号がある場合、それがアスベスト含有製品を示している可能性があります。
メーカーや製品型番によっては、過去の資料から判別できることもあります。 - 専門機関による分析調査
一番確実な方法は、アスベスト調査を行う業者に依頼し、スレートの一部を採取・分析してもらうことです。
検体採取から報告書作成までを行う専門会社があります。分析費用は3〜5万円程度が相場です。
このように、アスベスト含有の有無を見分けるには、信頼できる情報と専門家の協力が欠かせません。
安易な自己判断は危険を伴うため、島根での解体やリフォーム時には、必ずプロの判断を仰ぎましょう。
波型スレートにアスベストが含まれていた場合の正しい対処法
もし、調査の結果として波型スレートにアスベストが含まれていることが分かった場合は、速やかに法令に則った適切な対処を行う必要があります。アスベストは、吸い込むことで肺に深刻なダメージを与える物質であり、「石綿障害予防規則(石綿則)」などの厳格な規制のもとに管理されています。自己判断や素人作業での撤去は、健康被害や法令違反につながるおそれがあるため、絶対に避けるべきです。アスベスト含有の波型スレートに対する主な対処方法は、以下の通りです。
1.専門業者に撤去を依頼する
アスベスト除去には、厚生労働大臣または都道府県知事の許可を受けた業者が対応する必要があります。作業前には「石綿含有建材調査結果の報告」や「作業実施届出書」の提出も必要です。
2.飛散防止対策の徹底
解体中の粉じん飛散を防ぐため、防塵シートや散水による養生措置が義務付けられています。これによって、近隣への影響も最小限に抑えることができます。
3.マニフェスト制度による適正処分
撤去されたアスベスト含有建材は、特別管理産業廃棄物として、適切な処理施設で処分されます。処理の流れはマニフェスト制度により記録・管理され、違法投棄などを防止します。
4.住民への周知・安全対策
近隣住民への事前説明や掲示物などを通じて、作業内容を明確に伝えることも重要です。島根の地域性として、住民同士のつながりが強いため、丁寧な配慮がトラブル回避につながります。
アスベスト対応業者の選び方【島根編】
アスベスト含有の波型スレートを安全に撤去するためには、信頼できる専門業者の選定が最も重要です。なぜなら、アスベスト除去工事は高度な専門知識と法的手続きが求められるうえ、施工ミスが健康被害や法令違反につながるリスクがあるからです。特に島根県のように自然環境と地域住民のつながりを大切にするエリアでは、丁寧かつ確実な対応が必要不可欠です。島根県でアスベスト対応業者を選ぶ際は、以下のポイントを押さえておくと安心です。

アスベスト除去の許可・資格を保有しているか
「建設業許可(解体工事業)」に加え、「特別管理産業廃棄物収集運搬業」や「石綿作業主任者」の在籍確認が必要です。県や厚労省の許可業者名簿に登録されているかをチェックしましょう。
届出業務やマニフェスト管理に対応しているか
アスベスト作業では、「事前調査結果の報告」「作業実施届出書」の提出が法的に義務づけられています。さらに、廃棄物処理のマニフェスト(管理表)を適切に取り扱える業者であることも重要です。
過去の実績や地域での評判が良いか
施工実績があり、クチコミや紹介での評価が高い業者は信頼度が高い傾向にあります。実際に工事を依頼した人の声をホームページやSNSで確認しておくのもおすすめです。
見積書の内容が明瞭で丁寧に説明してくれるか
アスベスト除去は高額になりやすいため、項目ごとの費用や工程が細かく書かれているか、追加費用が発生しうるタイミングも含めてしっかり説明してくれる業者を選びましょう。
ACTIVE(アクティブ)では、自治体への届出代行から近隣住民への説明文書の作成まで一括して対応しており、施工後の報告書類も丁寧にまとめてくれると高評価を得ています。
島根で使えるアスベスト関連の補助金・助成制度
島根県や各市町村では、アスベスト含有建材の除去に関する補助金制度が用意されている場合があります。代表的なものは以下の通りです。
- 松江市
住宅改修助成事業の一環で、アスベスト除去にも利用可能(条件あり) - 出雲市
空き家対策事業の中で、解体費用の一部補助制度あり - 浜田市
老朽住宅除却事業でアスベスト含有スレート屋根の撤去が対象に含まれるケースも
年度ごとに制度の内容や予算枠が変わるため、最新情報は必ず市役所・町役場に問い合わせましょう。補助を活用することで、数十万円単位のコストを抑えられる可能性もあります。
よくある質問(FAQ)
A:いいえ、すべての波型スレートにアスベストが含まれているわけではありません。
ただし、昭和50年(1975年)以前に施工された屋根や外壁の波型スレートには、高い確率でアスベストが含まれている可能性があります。
見た目での判断は難しいため、専門業者による調査をおすすめします。
A:絶対にやめてください。
アスベストが含まれている建材を壊すと、目に見えない粉じんが飛散し、吸い込むことで肺がんや中皮腫の原因になる恐れがあります。
違法にもなるため、必ずアスベスト除去の資格を持った専門業者に依頼してください。
まとめ|島根の解体工事はACTIVEにお任せ!
島根で解体工事を考えるうえで、波型スレートのアスベスト含有の有無はとても重要なポイントです。波型スレートにはアスベストが含まれている可能性があり、見た目では判断しづらいため、専門業者による調査・除去が必要です。適切な届出や処理、補助金の活用まで、一貫して信頼できる業者に相談することで、安全かつスムーズな解体工事が実現できます。島根・松江・出雲・益田で解体工事・建替・相続を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!
ACTIVE(アクティブ)では、島根県全域でお客様にピッタリの解体工事を提案しています。松江市・出雲市・益田市で、解体工事・アスベスト調査はACTIVE(アクティブ)にお任せください!!
アスベスト調査については、こちらのページで詳細をご覧ください。
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Writer この記事を書いた人
菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役
岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。