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解体コラム

ハンドクラッシャー工法とは?メリットやデメリットを解体の専門家が詳しく解説!

建物を解体する方法はさまざまあり、よく知られているのは重機で取り壊す方法ですが、中には「ハンドクラッシャー工法」と呼ばれるものがあります。解体工事を検討していて、どういう工法なのか気になったという方は多いのではないでしょうか。

この記事では、ハンドクラッシャー工法とは何なのか、必要になる場面、メリット・デメリットなどを詳しく解説します。工法についても理解した上で、安心して解体工事を行いたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ハンドクラッシャー工法とは?

ハンドクラッシャーは、手で持つタイプのコンクリート壁はつり機のことで、「ウォールクラッシャー」「ベビークラッシャー」とも呼ばれます。ハンドクラッシャー工法は、クワガタのハサミのような形をした機械(アタッチメント)を粉砕したい場所に挟み込むようにセットして、噛み砕きながら解体する方法です。主にコンクリートの壁や床などを粉砕するときに採用されます。重機を使用した場合に比べて、騒音や振動の発生を抑えられるメリットがあります。ハンドクラッシャーを使用するメリットについては、あとの項目で詳しく解説します。

ハンドクラッシャー工法が必要な場面

ハンドクラッシャー工法が必要になる場面は、

  • 騒音や振動、粉塵の発生を抑えて、厚み30cmまでのコンクリートの壁や床などを粉砕したいとき
  • コンクリートをより細かく粉砕したいとき
  • 重機が搬入できない狭い現場で作業したいとき

になります。

主にコンクリートやモルタルの壁・床の粉砕、解体工事、部分改修工事で用いられます。重機を使わず、手作業で効率的に作業を進めたい場合に適しています

ハンドクラッシャー工法のメリット

ここからは、ハンドクラッシャー工法の主なメリットを7つ紹介します。解体工事を行う上で把握しておくと良いでしょう。

音が小さく近隣に迷惑がかかりにくい

機械でコンクリートを噛み砕いていく工法になるので、重機を使用した場合に比べて音が非常に小さく、近隣に迷惑がかかりにくいメリットがあります。騒音が気になる集合住宅やオフィス、店舗ビル、病院、学校などの作業に向いており、夜間の作業でも活躍します。

電力消費が少ない

解体工事で機械を使う場合は多くの電力が必要になりますが、ハンドクラッシャーは100Vの少ない電力で稼働するため、ほとんどの現場で使用できるメリットがあります。消費電力を抑えたい現場での作業に最適です。

小型で狭い場所でも作業ができる

コンクリートを粉砕するためには機械が欠かせませんが、現場によっては重機が搬入できないケースがあります。ハンドクラッシャーは手で持ち上げられるほどの小型サイズになるため、重機が使えない狭い場所でも使用可能です。

少人数で作業を進められる

ハンドクラッシャーは、ハサミ部分の機械(アタッチメント)の開口幅が異なる大小2つのサイズがあります。壊す壁や床の厚みが20cmほどであれば、小さいサイズで対応できるので1人での作業も可能です。厚みが30cmほどになる場合は、大きいサイズになるため安全性を考慮して、2〜3人で作業します。少人数で作業を進められるメリットがあるため、狭い場所や人員が限られる現場で活躍します。

ホコリや粉塵が舞いにくい

重機で建物を取り壊す場合、ホコリや粉塵の発生が避けられませんが、ハンドクラッシャー工法なら手作業で進めていくので、粉塵の飛散を最小限に抑えられます。環境に配慮した工法と言えます。

小型でも20〜30cmの壁を壊せる

ハンドクラッシャーは小型の機械になりますが、20〜30cmの厚みのあるコンクリートの壁や床を壊せるパワーがありますので、さまざまな現場で幅広く使用できます。

使用状況に合わせてサイズを変更できる

上述したとおり、ハンドクラッシャーには開口幅が異なる2つのサイズがあり、使用状況に合わせてハサミ部分を取り外してサイズを変更できるため、使い勝手に優れています。

ハンドクラッシャー工法のデメリット

次に、ハンドクラッシャー工法の主なデメリットを3つ紹介します。メリットとあわせて理解を深めておくと良いでしょう。

時間がかかってしまう

ハンドクラッシャーをセットして、スイッチを入れて、粉砕するまでの一連の動作が必要になるため、重機を使った場合より時間がかかってしまうデメリットがあります。複数人で作業する場合は、作業員同士が上手く連携して進める必要があります。時間はかかりますが、粉塵や騒音の発生を抑えられるので、近隣トラブルに発展する可能性を最小限にできます。

穴を開けたり部分的な解体には向いていない

ハンドクラッシャーは壁や床を挟んで粉砕する工法になるので、穴を開けたり、繋がっている箇所を部分的に解体したりすることが難しいです。その場合、ほかの工法を検討することになります。

分厚い壁などは壊すことができない

ハンドクラッシャーで壊せる壁や床の厚みは30cmまでになります。30cmを超える分厚い壁や床を粉砕する場合は、ほかの工法で作業を進めます。

ハンドクラッシャーを使用する流れ

ここからは、ハンドクラッシャーを使用する際の作業の流れを詳しく解説します。実際に作業するのは解体業者になりますが、施主として大まかな流れを把握しておくと安心して任せられるでしょう。

1. 残す部分と壊す部分の間を縁切りする

残す部分と粉砕して壊す部分の間を切断する、縁切り(えんきり)と呼ばれる作業を行います。縁切りすることで、ハンドクラッシャーを挟み込めるようになります。縁切りの方法は、ハンドカッターやウォールソーマシンを使用して切断したり、コア抜きと呼ばれる壁や床に円筒形の穴を開けたりなどさまざまあります。

2. 油圧の力で粉砕していく

油圧ホースに専用油圧ポンプを接続します。次にハサミの形をした機械(アタッチメント)を粉砕したい箇所に挟み込んでセットして、スイッチを入れ、油圧シリンダを伸縮させて粉砕します。大きいサイズのハンドクラッシャーの場合は、安全上作業員1人では扱えないため、2〜3人で作業します。2人で機械を持ち、残り1人がスイッチを入れるなどの役割分担をして、連携しながら進めます。

3. 挟める部分を全て壊したら作業終了

コンクリート内部に鉄筋があれば切断します。挟んで粉砕する作業を繰り返して、全て壊し終えたら作業終了です。

4. 必要に応じてはつりなどを行う

粉砕する部分が残っている場合は、必要に応じてコンクリートを削ったり切ったりするはつり工事で取り壊します。

その他の工法について

ハンドクラッシャー以外の工法で、「ポールクラッシャー」という工法がありますのでご紹介します。

ポールクラッシャー

電柱やコンクリートのポールなどを破砕したり、切断したり、解体したりするための専用の機械です。騒音・振動・粉塵の発生が少なくて済むメリットがあるので、住宅密集地にある電柱の撤去や建て替えでも、近隣への迷惑を最小限に抑えながら行うことができます。機種によっては、直径400mmまでの電柱などにも対応可能です。エンジンカッターやダイヤモンドカッターと比較すると、作業効率が高いメリットがあります。

まとめ

ハンドクラッシャー工法とは、粉砕したいコンクリートの壁や床に、ハサミ部分の機械(アタッチメント)をセットして、油圧の力で噛み砕きながら解体する方法です。主にコンクリートの壁や床などを粉砕するときに採用されます。機械をセットして粉砕する作業を繰り返すため、時間がかかるデメリットはありますが、音が小さい、近隣に迷惑がかかりにくい、電力消費が少ない、狭い場所でも作業できる、粉塵が舞いにくいなどのさまざまなメリットがあります。近隣へ迷惑をかけないよう騒音や振動を抑えて作業したい集合住宅や店舗ビル、病院などの作業に最適です。安心して解体工事を行うためには、施主として工法についても理解を深めておくことが大切です。施工経験が豊富な解体業者を選んで、スムーズに作業を進めてもらいましょう。

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Writer この記事を書いた人

菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役

岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。

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