埼玉県で解体工事を検討している方の中には、「足場なしでも解体できるのでは?」と考える方もいるかもしれません。
大宮・川口・川越・越谷・所沢・春日部・熊谷・上尾・草加・戸田のみなさん、こんにちは!
解体工事のACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!
埼玉県内で解体工事を検討している方にとって、「足場を設置せずに済ませられたら楽なのに…」という気持ちは少なからずあるかもしれません。ですが、足場を設けずに工事を進めたことによる事故や近隣トラブルが後を絶たないのも現実です。
この記事では、埼玉での解体工事を足場なしで行っても大丈夫なのか、埼玉県での条例や安全基準に不安を感じている方に向けて、わかりやすく解説します。これから埼玉県内で解体を進めようと考えている方は、ぜひ参考にしてください!
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埼玉の解体工事で足場なしは違法?労働安全衛生規則と違反リスクを解説
埼玉で解体工事を行う際、「足場なし」が法的に認められる条件は限られています。結論から言えば、高さ2メートル以上の場所で作業する場合には、足場や作業床の設置が法令により義務付けられており、足場なしの解体工事は違法となるケースがほとんどです。これは埼玉県に限らず、全国共通で適用される「労働安全衛生規則」に基づくものです。
仮に足場を省略して工事を行った場合、業者のみならず発注者(施主)も法的責任を問われる可能性があります。例外的に、高さ2m未満の低層構造物などでは足場不要と判断される場合もあります。それでも安全管理が行き届いていなければ事故やトラブルのリスクは高まります。
足場設置は義務?埼玉で解体工事を行う際の安全基準と注意点
埼玉での解体工事において足場の設置は必須なのでしょうか?次に、埼玉県で実際に適用される法律や基準について、2024年の改正内容も交えて解説します。


なぜ足場設置が必要なのか?
まず、解体工事では高所作業が避けられない場面が多くあります。特に埼玉のように住宅密集地が多い地域では、作業員の安全性を守ると同時に、近隣への影響(落下物、騒音、粉じん)を最小限に抑えることが求められます。
そのため、足場を設置することで以下のようなメリットがあります。
- 作業員の墜落防止による労働災害の防止
- 解体材の飛散や落下物の抑制
- 作業効率の向上(移動や道具の持ち運びがスムーズ)
- 防音・防塵シートの取り付けが可能になる
こうした安全面・作業性・周辺環境への配慮が足場の役割です。
足場の設置基準とは?(2024年改正対応)
解体工事では、高所からの落下や作業ミスを防ぐために、作業環境に合った足場の設置が必須です。特に2024年4月の法改正以降、以下のような基準が厳格化されています。
- 高さ2m以上の作業には、安全な作業床の設置が義務
- 足場の幅は原則40cm以上、推奨60cm以上
- 手すり・中さん・布板の3点セットの設置が必要
- くさび緊結式足場では、部材の結合強度や転倒防止策も必須
さらに、埼玉県内の都市部(さいたま市・川口市など)では「生活環境保全条例」により、粉じん・騒音への厳しい対策が求められます。足場の設置が不十分な場合は、行政から是正指導を受ける可能性もあります。
現場ごとに異なる!解体工事で使われる足場の種類と特徴
足場には複数の種類があり、建物の構造や敷地条件に応じて選定する必要があります。
・単管足場
細い鋼管とクランプで組み立てる足場。自由度が高く、狭小地や低層住宅の解体に適しています。
・枠組足場
規格化された鋼製パネルを組む構造。安定性が高く、中規模以上の解体工事に多く使われます。
・くさび緊結式足場
ハンマーで部材を打ち込む簡易タイプ。設置・撤去が早く、コストを抑えたい現場に向いています。
・吊り足場
構造物上部から吊るタイプ。橋や高所構造物など、地上から足場を組めない現場で使用されます。
どの足場を使うかは、「安全性」「作業効率」「近隣への配慮」などを考慮して、専門業者が判断します。
解体工事で足場なしはなぜ危険?4つのリスクとコスト増加の可能性
埼玉で「足場なしで解体できるか?」と考える方もいますが、それには重大なリスクが伴います。見た目のコスト削減に惹かれて足場を省略すると、法的にも安全面でもトラブルに発展する可能性があります。


1.法的リスク:労働安全衛生規則違反の可能性
高さ2メートル以上で作業をする場合、足場や安全な作業床の設置が法律で義務されています。足場を設置しなかった場合、解体業者だけでなく、発注した施主側も安全配慮義務違反に問われる可能性があります。行政指導や罰金、最悪の場合は工事中止も起こり得ます。
2.安全面のリスク:作業員の重大事故につながる
足場なしでの作業は、作業員の墜落事故や工具の落下事故を招きやすくなります。特に埼玉のような住宅が密集した地域では、安全な足場がないと、作業空間が狭くなり事故のリスクが格段に上がります。
3.近隣トラブルのリスク:被害やクレームの発生
足場がなければ、防音・防塵シートの設置が難しくなり、粉じんや解体材の飛散が広がる可能性があります。その結果、隣家のガラスが割れる・車に傷がつく・騒音クレームが発生するなど、近隣とのトラブルが起きやすくなります。
4.結果的にコストが増える可能性も
足場を省いて初期費用を抑えたとしても、事故処理・再施工・クレーム対応などで追加費用が発生する可能性があります。安心・安全な解体工事を行うには、足場の設置は「削るべきコスト」ではなく、「守るべき基盤」と考えるべきです。
埼玉で解体工事を行う場合は、足場の有無が工事の品質・安全性・信頼性を左右します。安易に省略せず、経験豊富な解体業者と相談しながら、法令に則った安全な施工を行うことが大切です。
よくある質問(FAQ)
A:はい、原則違法です。高さ2m以上の作業には作業床や足場の設置が労働安全衛生規則で義務付けられています。特に埼玉県の都市部では、近隣への安全配慮も重視されており、足場なしの工事は原則として認められません。
A:一般的な住宅の場合、足場費用の目安は10万円〜30万円程度です。建物の高さ・敷地条件・足場の種類によって費用は変動します。ただし、足場を設置することで作業効率が向上し、安全性も確保されるため、長期的に見ればコストパフォーマンスに優れる投資です。
A:一時的に費用が安く見える場合もありますが、事故対応や保険料、工期延長により結果的に高くつくこともあります。
A:労働安全衛生法違反とされると、以下の罰則が科される可能性があります。
・6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金(労安法第120条)
・是正命令や行政指導、工事中止の命令が出される場合もあります。
まとめ|埼玉の解体工事はACTIVEにお任せ!
埼玉で安全かつ法令を守った解体工事を行うには、足場の設置が必要不可欠です。解体業者を選ぶ際は、労働安全衛生規則に基づいた施工を行っているか、安全対策や足場費用も含めて丁寧に説明してくれるかを確認しましょう。ACTIVE(アクティブ)は、多数の安全・確実な解体実績があります。お見積もり・ご相談は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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Writer この記事を書いた人
菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役
岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。