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解体コラム

コンクリートの解体費用相場は?撤去方法や注意点、業者の選び方を解説

庭や駐車場に使われているコンクリートを解体したいと考えている人の中には、「コンクリートの解体にはどれくらいの費用がかかるのだろう」「工期はどれくらいかかる?」と疑問を抱える人も多いでしょう。今回は、コンクリートの解体について、解体方法や費用相場、工期の目安についても解説しています。また、コンクリートの解体を依頼する解体業者の選び方についてもまとめています。ぜひ参考にしてください。

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コンクリートとは?

玄関や庭、駐車場など身近なところに使われているコンクリート。まずは、コンクリートの特徴やアスファルトとの違いなど、コンクリートに関する知識を深めていきましょう。

コンクリートの構造と特徴

玄関や駐車場などに使われているコンクリートは「土間コンクリート(土間コン)」と呼ばれています。土間コンクリートは、地面の上に砂利・砕石を敷き詰め、更にその上にコンクリートを打った3層構造です。土間コンクリートは耐久性が高く、長持ちしやすいという特徴があります。一方で、ひび割れがしやすく、対策が必要な場合もあるでしょう。

コンクリートのメリット

コンクリートは硬さが特徴的で、ダムや堤防など強度が必要な建築物に使用されています。熱に強く、長い時間直射日光に照らされても温度が上昇しにくい点も大きなメリットです。耐久性も高いため、長期的に使用する建築物でも安心です。

コンクリートのデメリット

一方、コンクリートは、固まるまでに時間がかかるというデメリットもあります。工期が短いとコンクリートがきちんと固まりきらず、トラブルの原因になってしまうこともあるでしょう。また、コンクリートは安定性がある分、重さがあります。地盤の緩みによる沈みのリスクや、運搬時に費用が高騰しやすいというデメリットも考えられるでしょう。

コンクリートとアスファルトの違い

コンクリートとアスファルトは一見同じように見えますが、コンクリートは砂利とセメント、アスファルトは原油に含まれている物質によって作られています。材料が違うため、耐久性や柔軟性にも違いがあり、耐久性に関してはコンクリート、柔軟性はアスファルトの方が高いと言えるでしょう。

コンクリートを解体する主な方法

コンクリートの解体方法は、大きく4つの方法に分けられます。ここでは、それぞれの方法について理解を深めましょう。

クラッシャー工法

クラッシャー工法は、ワイヤーソー工法とも呼ばれ、ダイヤモンドカッターを使ってコンクリートを粉砕する方法です。作業音や振動が少なく周囲に配慮した工事が可能で、コンクリート壁やブロック塀の解体にも活用されています。

ウォールソー工法

ウォールソー工法は、切断したい部分にレールを設置し、切断機をレール上で移動させながら切断を行う方法です。精密な作業ができる点がメリットとして挙げられますが、難易度が高く、作業ができる作業員が限られるというデメリットもあるでしょう。

ウォータージェット工法

ウォータージェット工法は、高圧水でコンクリートを削り取る解体方法です。他の解体方法と比べて振動が少ないのが特徴です。特に老朽化したコンクリートなら一気に解体が可能で、作業の効率アップも期待できます。

圧砕工法

圧砕工法は、圧砕機と呼ばれる専用の重機を使ってコンクリートを砕く方法です。騒音や振動は比較的少なく、手早く解体作業が行えるでしょう。しかし、砕く時に粉塵が出やすいというデメリットもあります。

コンクリートの解体にかかる費用相場

では、コンクリートの解体にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。費用相場を確認し、予算と相談しながら解体工事を検討しましょう。

コンクリートの厚みと鉄筋の有無で単価が決まる

コンクリートの解体は、厚さと鉄筋の有無で単価が変動します。厚みがあればあるほど撤去に時間がかかるため、その分単価が高くなってしまうでしょう。鉄筋が入っている場合も、解体に手間がかかることから単価が高くなります。例えば、厚さが5㎝で鉄筋なしの場合は1㎡あたり700円〜、厚さ5㎝で鉄筋ありの場合は1㎡あたり1000円〜など、鉄筋があると数百円ほど単価が高くなる傾向にあります。

解体費用の大まかな目安

コンクリートの解体費用は、過去の撤去事例から1.5㎡の撤去で約18,000円が目安と考えられます。しかし、建物が建っている場所や、工期、業者によって費用は変動するので、必ず解体業者に見積もりを依頼しましょう。撤去後に整地を行う場合は、解体作業とは別料金になる可能性もあるため注意が必要です。

コンクリートの解体費用を抑えるポイント

続いては、少しでも解体費用を抑えるポイントを2つご紹介します。ぜひ参考にしながら、納得のいく金額で解体工事を行いましょう。

複数の業者に見積もりを取る

少しでも安い費用で解体工事を行いたいと考えるならば、複数の業者に相見積もりをお願いするのがおすすめです。3社ほど比較できれば、費用の違いだけではなく、作業員の対応の違いも分かりやすいです。中には、相場よりも不当に高い単価を設定している業者もあるため、気を付けましょう。

解体業者の繁忙期を避ける

解体業者の繁忙期は、11月〜3月です。中でも、2月・3月は公共工事が集中しやすく特に忙しいと言われています。繁忙期は人員不足や、重機のレンタル料の高騰によって解体費用も高く設定されている可能性があるでしょう。解体費用を抑えたい場合は、4月〜10月頃に解体を行うのがおすすめです。

コンクリートの解体は自分でもできる?

コンクリートの解体には、専門的な資格は必要なく、費用を抑えるために自力での解体を検討する人もいるかもしれません。しかし、コンクリートの解体は簡単ではなく、怪我や近隣とのトラブルの原因にもなりかねません。効率的な作業ができず、解体にかなり時間がかかってしまうこともあります。基本的には専門業者に依頼した方が安全でしょう。

コンクリートの解体にかかる工期の目安

コンクリートの解体は、1日〜2日程度で終了することが多いです。基本的には1日で終了し、建物の解体も同時に行う場合や、解体面積が広い場合で2日と考えておくとよいでしょう。希望の日程が決まっている場合は、早めに解体業者に問い合わせをしてスケジュールを調整してください。

地中埋設物が出てきたら工期が伸びることがある

もし、コンクリートの解体中に、廃棄物などの地中埋設物が出てきたら、工期が伸びる可能性があります。以前作業していた業者による不法投棄の場合は、違法行為として弁護士や以前作業していた業者に相談をしなければなりません。解体工事を依頼する時には、トラブルが発生した時に備えて、余裕を持ったスケジュールを組んでおきましょう。

コンクリ-トの解体に関する注意点

続いては、コンクリートの解体の際に気を付けておきたい注意点を確認しましょう。近隣や業者とのトラブルを防ぐためにも、事前準備が大切です。

解体後の活用方法を事前に考えておく

コンクリートの解体が終了したら、土地をどのように活用したいかを事前に考えておきましょう。駐車場や庭として再活用する場合と、土地を売却をする場合では整地方法も変わってきます。解体業者に整地まで依頼するならば、事前に活用方法を決めておかなければなりません。将来をイメージしつつ、活用方法を検討しましょう。

事前の近隣挨拶をしっかりとしておく

コンクリートの解体作業中には、騒音や振動、粉塵の発生などで近隣に迷惑がかかってしまうことがあります。解体業者に配慮をお願いするだけではなく、事前に挨拶回りをすることも大切です。工期や、工事によって騒音などが発生してしまう旨を伝えておくことで、クレームの発生を最小限に抑えられるでしょう。

解体工事業者の選定は慎重に行う

安心・安全に解体工事を行うためには、どの解体工事業者に依頼をするかも重要です。正しい知識とスキルを持った業者に依頼しなければ、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあるでしょう。信頼できる解体業者の選び方については、次の項目でしっかり解説します。

コンクリートの解体業者の選び方

それでは、コンクリートの解体業者の選び方のポイントを4つご紹介します。コンクリートの解体が初めてという方も、ポイントを抑えれば信頼できる解体業者を見極められるはずです。

詳細な見積もりを出してくれるか

解体業者を選ぶ際に重視したいのが、詳しい見積もりを提示してくれるかどうかです。それぞれの単価が分かりにくかったり、詳細を回答してくれない場合は、後から不当な費用を請求される可能性があります。できれば複数の解体業者に見積もりをお願いして、納得できる業者に解体を依頼しましょう。

実績や施工の詳細が公開されているか

過去にどのような工事を行ってきたのか、実績の確認も大切です。ホームページなどに過去の実績や施工の詳細が掲載されているかどうかチェックしてみましょう。実績が少ない業者に依頼するよりも、多少費用が高くてもしっかり実績のある業者に依頼をするのがおすすめです。

こちらの質問にきちんと答えてくれるか

こちらの質問にきちんと答えてくれるかどうかも、解体業者選びの重要なポイントです。初めて解体工事を依頼する場合は、特に疑問点や不安点が多いでしょう。曖昧に回答せず、丁寧に対応してくれる解体業者を選びましょう。

サービスと工事後の保証がしっかりしているか

どのような方法でどのくらいの工期で作業をしてくれるのか、図面の修正は何回まで可能か、などのサービスは、業者によってそれぞれです。工事終了後のアフターサービスの範囲もしっかり確認しておく必要があります。無料で行ってくれるのか、少しの補修でも有料になってしまうのか、事前に問い合わせてみましょう。

まとめ

コンクリートの解体は、厚みや鉄筋の有無によって異なりますが、1.5㎡の撤去で18,000円を目安に考えておくとよいでしょう。複数の業者への見積もり依頼や、繁忙期を避けて解体を依頼することで、費用を抑えられる可能性があります。自分で解体工事を行うことは、危険を伴うためおすすめできません。工事は1日~2日程度で終了しますが、工事後の保証内容や、過去の解体実績などをチェックして、安心して任せられる解体工事業者を選びましょう。

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Writer この記事を書いた人

菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役

岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。

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