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解体コラム

ウッドデッキの解体費用相場は?自分で撤去する方法や費用を抑えるポイントを解説

ウッドデッキは、家族でバーベキューをしたり、ガーデニングを楽しんだりといろいろ活用できるので、自宅に設置している方は多いでしょう。できるだけ長く使いたいものですが、年数が経つと劣化してしまうため、どこかのタイミングで解体しなければいけません。見た目は問題ない状態でも、知らない間に内部の腐食が進んでいる可能性があり、そのまま放置してしまうと床が抜けてケガをするなどの危険があります。

この記事では、ウッドデッキの解体を検討する目安や解体費用の相場、費用を安く抑えるポイントについて詳しく解説します。ウッドデッキを解体すべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ウッドデッキの解体を検討する目安

ウッドデッキの解体を検討する目安について解説します。適切なタイミングで解体できるように把握しておきましょう。

木材の寿命を迎える

解体の目安として、木材の寿命が挙げられます。木材の種類によって寿命が変わります。天然木のウッドデッキの場合、「ソフトウッド」か「ハードウッド」が使われています。スギ・マツなどでできている安価でやわらかい材質のソフトウッドは、設置状況にもよりますが短ければ約3年、長ければ約15年もつケースがあります。一方、イタウバ・フィエラなどでできている高価で耐久性に優れたハードウッドの寿命は約20年です。

木材の腐食が進んでいる

外に設置されることの多いウッドデッキは雨風にさらされるため、劣化しやすいです。もし床面がたわんでいたり、ギシギシと軋む音がしたりなどの違和感があれば、木材の腐食が進んでいる可能性があるので、解体を検討した方が良いでしょう。

シロアリなどの被害がある

ウッドデッキはシロアリの被害が多いため、とくに注意が必要です。放置してしまうと、床が抜けてケガをする危険があります。それだけでなく、シロアリの被害が家にまで広がってしまう恐れもあるので、被害を見つけた場合は早急に解体を検討しましょう。

ウッドデッキの解体費用の相場

ここからは、ウッドデッキの解体にかかる費用の相場を解説します。解体業者に依頼した場合と自分で解体した場合で、費用に大きく差が出ます。それぞれ確認しておきましょう。

解体業者に依頼した場合の費用相場

解体業者に依頼した場合の費用相場は、30,000~100,000円になります。費用に含まれるものは、作業費や出張費、人件費、廃棄処分費などです。費用はウッドデッキの面積や設置状況などによって変わります。敷地内にトラックが搬入できない場合や基礎部分がコンクリートに埋まっている場合は、解体に手間と時間がかかるため、費用が高くなります。

自分で解体した場合の費用相場

自分で解体した場合の費用相場は、10,000~30,000円です。自分で行う場合は人件費が発生しない分、廃材の処分費だけで済むので、業者に依頼するよりも安く抑えられます。ただし解体するためにはノコギリなどの工具が必要で、持っていない場合は買い揃える必要があります。またコンクリートなどでできている基礎部分は一般ゴミで捨てられないため、専門業者に依頼しなければならず、その分コストがかかるでしょう。

ウッドデッキの解体費用の内訳

解体業者によって費用や内訳は異なります。比較検討するためには、費用相場とあわせて内訳も理解しておきましょう。

1. 基本費用

工事をする上で必ず必要になる費用です。業者が現場に行くための出張費などが該当します。相場は5,000円前後で、業者によっては無料のケースもあります。

2. 解体工事費用

人件費などの解体作業にかかる費用です。業者によって差が出やすく、内訳の中で一番大きく変わる項目になります。家屋によく設置される一般的な広さのウッドデッキの場合、作業時間で費用を計算する業者が多いです。作業時間は業者の作業スピードによって異なりますが、廃材の搬出まで含めても半日程度で終わるでしょう。1時間あたり3,000円が相場になります。そのほか、床面積が広い場合は1平方メートルあたりで計算したり、作業員の人数の日当で計算したりする場合があります。業者によっては大まかな計算で見積もりを出すことがあるため、事前に追加費用の有無などをきちんと確認しておきましょう。

3. 処分・運搬費用

解体工事で出た廃材を処分する費用とトラックで処分場へ運搬する費用です。処分費は廃材の量や地域によって異なります。提示された金額があまりに安い場合は、不法投棄のリスクがあるので注意しましょう。廃棄処理施設を保有している業者の場合、費用が安くなるケースがあります。見積もりに処分費の記載がない場合は、作業完了後に追加費用を請求される可能性があるため、事前に確認しておくことが大切です。

4. その他追加費用

敷地内にトラックが入れない場合は、作業員が人力で廃材を運搬するため手間と時間がかかる分、追加費用が発生する場合があります。ウッドデッキの設置場所が2階などの高所になる場合は作業員の危険が伴うため、同じく追加費用がかかる場合があります。

ウッドデッキの解体費用を安く抑えるポイント

解体費用をできる限り安く抑えるためのポイントを紹介します。実践できるようにチェックしておきましょう。

複数の業者に見積もりを頼む

同じ作業でも解体業者ごとに費用の設定が異なるため、複数の業者に見積もりを頼むことで比較検討ができます。2~3社ほどに依頼すると良いでしょう。業者選びの際は費用の安さだけで選んでしまうと、あとで追加費用を請求されたり、手抜き工事や不法投棄をされたりするリスクがあります。正確な見積もりを出してもらうためには、現場を確認してもらうことが大切です。

自分でできる作業は自分で行う

自分でできる作業は自分で行っておくと、費用を抑えられるでしょう。例えば、解体作業の一部を自分で済ませておくと、作業時間で費用を計算している業者の場合は業者の作業量が減るのでコスト削減に繋がります。また解体作業だけを業者に依頼して、廃材の処分は自分で行うのも有効な方法です。

ウッドデッキを自分で解体する方法

業者に依頼すると費用が予算内におさまらない、または普段からDIYに慣れているなどの理由で、自分で解体しようと思う方もいるでしょう。手間と時間はかかりますが、必要な工具を揃えた上で手順通りに作業できれば、自分で行うことも可能です。ここからは、自分で解体する手順と必要な工具について解説します。

必要な工具を揃える

解体するためには、以下の工具が必要になります。

  • 電動ノコギリ
  • バール
  • 電動ドライバー

いずれもホームセンターやネットで購入可能です。それぞれ見てみましょう。

電動ノコギリ

ウッドデッキを切断するときに使用します。チェーンソーよりも扱いが簡単で、音が小さいメリットがあります。

バール

釘を抜いたり、床をめくったりするときに使います。バールはいろいろなサイズが売られていますが、小さいと使いにくいため、自分に合ったサイズを選ぶと良いでしょう。

電動ドライバー

ネジを外すときに使用します。ウッドデッキに使われているネジは、風雨によって錆びついている場合がほとんどです。手作業で外すのは難しいため、電動ドライバーが必要です。スムーズに作業するなら揃えておきましょう。

手順通りに解体作業を行う

ウッドデッキを解体する手順は、以下のとおりです。基本的に解体は、設置するときとは逆の手順で行います。

  1. ラティス・板塀を剥がす
  2. 床板を剥がす
  3. 大引きなどの骨組みを解体する
  4. ウッドデッキを支える束石(つかいし)・床束(ゆかづか)を取り除く

廃材を処分する

最後に廃材を処分します。分別処分になるため、注意が必要です。

  • 木材:燃えるゴミ(規定のサイズに切断しておく必要あり)
  • 釘・ネジ・ボルト:燃えないゴミ・資源ゴミ(自治体によって異なる)
  • コンクリートブロックやレンガでできた束石:一般の家庭ゴミで処分不可のため、専門業者に依頼する必要あり

各自治体によって処分方法は異なりますので、確認した上でルールに従って処分しましょう。

ウッドデッキの寿命を伸ばす使い方

ここからは、ウッドデッキの寿命を伸ばす使い方を紹介します。メンテナンス次第で寿命を伸ばせるため、意識してみると良いでしょう。

日常的に掃除を行う

ほうきで掃くなどの掃除を日常的に行うことが大切です。汚れがついていたら雑巾で拭いて取り除き、きれいな状態を保つようにしましょう。

定期的に高圧洗浄機などで掃除を行う

日々掃除していても汚れはつきます。年に数回、季節ごとなどで定期的に高圧洗浄機やデッキブラシを使って汚れを落とすようにしましょう。天然木の場合は、傷つけないよう注意が必要です。

1年に1回は塗装を行う

最も重要になるのが、1年に1回の塗装の塗り直し作業です。一般的に、1度の塗装だと風雨や紫外線による劣化で効果が薄れてしまう可能性があるため、時間差で2度塗ります。

ウッドデッキのメリット・デメリット

最後にウッドデッキのメリット・デメリットを紹介します。

ウッドデッキのメリット

ウッドデッキのメリットは以下の2つです。

第2のリビングとして使える

洗濯物を干しやすくなる

ウッドデッキは建物に隣接して設置するケースが多いため、第2のリビングとして使えます。見た目もおしゃれで、バーベキューやホームパーティーを楽しんだり、子どもやペットの遊び場としても有効活用できます。

部屋に接しているウッドデッキは簡単に出入りできるため、物干し場や2階のベランダに行き来するよりも、洗濯物が干しやすくなるメリットがあります。洗濯室とウッドデッキが近い場合は家事動線が短くなる分、家事の効率アップに繋がります。屋根つきウッドデッキなら天候を心配することなく洗濯物を干せるでしょう。

ウッドデッキのデメリット

デメリットは以下の2つです。メリットとあわせてチェックしておきましょう。

メンテナンスに手間がかかる

ウッドデッキは木材でできている上、基本的に屋外に設置されているので、風雨にさらされて劣化しやすいのが弱点です。長く使用するためには汚れを落としたり、塗装の塗り替えを行ったりなどの定期的なメンテナンスが必要で手間がかかります。業者に依頼する場合はコストもかかるでしょう。

雑草や虫対策が必要になる

ウッドデッキを設置すると、地面との間に空間ができます。雑草が生えたり、虫のすみかになったりするため、防草シートや砂利を敷いたり、シロアリなどの虫対策を行う必要があります。

まとめ

ウッドデッキの解体を検討する目安は、木材が寿命を迎える、腐食が進んでいる、シロアリなどの被害があるときです。解体費用の相場は、解体業者に依頼した場合は30,000~100,000円で、自分で解体した場合は10,000~30,000円になります。ウッドデッキは自分で解体することも可能ですが、解体作業と廃材を処分する手間と時間、安全面を考慮するなら、無理せず業者に依頼した方が賢明です。費用をなるべく抑えるためには、複数の業者に見積もりを頼んだり、自分でできる作業は自分で行ったりしておくことがポイントです。

安全かつスムーズに作業を進めてくれる解体業者を選んで、適切なタイミングでウッドデッキを解体しましょう。

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Writer この記事を書いた人

菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役

岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。

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