
広島県でアスベスト被害と対策のポイントをわかりやすく解説していきます。
東広島・三原・尾道・福山・広島のみなさん、こんにちは!
解体工事のACTIVE(アクティブ)のコラム担当です!
「築年数の古い家に住んでいるけど、アスベストが使われていたらどうしよう……」そんな不安をお持ちではありませんか?広島では過去にアスベストが多く使われた建物が今も数多く残っており、健康被害のリスクが指摘されています。
この記事では、広島で問題となっているアスベストの健康リスクや実際の被害例、そしてご家庭で今すぐできる予防対策について詳しくご紹介します。これから広島でリフォーム・解体を予定している方は、ぜひ最後までご覧ください!
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広島でアスベスト被害が増える原因|古い建物や空き家に要注意
広島では、高度経済成長期に建設された住宅や工場、公共施設が今も数多く残っており、アスベストを含む建材が使用されているケースが少なくありません。アスベストは1970〜80年代に広く使われていたため、築40年以上の建物では含有の可能性が非常に高くなります。
また、広島県は造船業や工業が盛んな地域でもあり、工場や倉庫、船舶などの構造物に大量のアスベストが使用されていた歴史があります。これらの施設が老朽化することで、アスベストの飛散リスクが現実のものとなってきているのです。
さらに、空き家の増加とそれに伴う解体工事の増加も、アスベスト問題に拍車をかけています。適切な調査や対策が行われないまま解体されることで、近隣住民に健康被害が及ぶリスクも存在しています。
アスベストの健康被害とは?中皮腫・肺がんなどのリスクを解説
アスベストは一度吸い込むと体内に留まりやすく、深刻な健康被害を引き起こす有害物質です。とくに以下の3つの病気が、アスベストとの関連性が強く指摘されています。

中皮腫(ちゅうひしゅ)
アスベスト以外に原因がないとされる悪性腫瘍。胸膜や腹膜に発生し、進行が早く治療が難しい病気です。発症までに20〜40年かかることも多く、早期発見が困難です。
肺がん
アスベストの繰り返し吸引により、肺の細胞ががん化するリスクが高まります。喫煙との相乗効果でリスクはさらに高まるため、喫煙歴がある方は特に注意が必要です。
アスベスト肺(石綿肺)
アスベストによる肺の線維化が進行し、咳や息切れといった症状が慢性的に続く疾患です。進行すると日常生活に支障をきたすことがあります。
これらの健康被害は「静かな公害」とも呼ばれ、発症まで気づかないまま時間が経過してしまう点が非常に厄介です。そして、広島でも過去に使用された建物が多く残っており、今後も予防・調査・相談が重要となります。
広島のアスベスト被害事例|作業員・住民・家族に及ぶ影響とは
広島県内では、実際にアスベストによる健康被害が発生しており、訴訟や行政対応も行われています。以下に、実際の事例をいくつかご紹介します。
建設作業員の健康被害と訴訟
2025年3月、広島地方裁判所では、建設現場でアスベストに曝露した元作業員や遺族が建材メーカーに損害賠償を求める訴訟を起こしました。中皮腫や肺がんで命を落とした被害者も複数確認されています。
工場周辺住民への影響
広島市内の旧アスベスト製品工場周辺では、住民が間接的にアスベストを吸い込んで健康被害を訴えるケースも。これを受けて、行政は公的建物の調査・対策を強化しています。
家族への二次被害
作業員がアスベストを持ち帰った作業着を介して、家族が曝露し健康被害を受ける「家庭内二次被害」も問題視されています。これらの事例からも、アスベストの健康被害は広島県内でも深刻な問題であることがわかります。
建物の解体やリフォームを検討されている方は、専門業者に相談し、適切な調査と対策を講じることが重要です。
家庭でできるアスベスト対策|築年数が古い家に住む方必見!
家庭でもアスベストによる健康被害を未然に防ぐために、日常生活の中で意識すべきポイントがあります。特に築30年以上の住宅にお住まいの方は、以下の対策を参考にしてください。

築年数と使用建材を確認する
築年数が30~40年以上の建物では、アスベスト含有建材が使用されている可能性があります住宅の設計図や建築当時の資料を確認し、スレート屋根・吹付け材・石膏ボードなどの使用有無をチェックしましょう。
DIYや修繕作業は安易に行わない
壁や天井にヒビや剥がれがあっても、むやみに触ったり削ったりするとアスベストが飛散する危険性があります。とくに粉じんが出る作業(カット・研磨など)は厳禁です。DIY前には必ず専門業者に相談してください。
掃除や換気時の粉じん対策を心がける
室内に微細な粉じんが溜まりやすい環境では、HEPAフィルター付き掃除機の使用や、マスクの着用、こまめな換気が有効です。特に屋根裏や床下の作業時には慎重に行動しましょう。
アスベスト調査は必ずプロに依頼する
調査には「事前調査」や「分析」が必要で、素人判断では含有の有無を見極めることはできません。石綿作業主任者の有資格者が在籍する業者への、早めの相談が安心につながります。
不要な建材・断熱材は早めに適切処理を
放置されたままの古い天井板や吹付け材がある場合、経年劣化により自然崩壊することもあります。異変に気づいた時点で処分・撤去を検討することが大切です。
広島でアスベスト調査を依頼するには?相談先と補助金
広島県では、アスベストに関する相談を受け付けている公的窓口があります。
相談先の例
- 広島県庁 環境保全課
- 広島市役所 住宅政策課
- 各市の建築指導課や保健所
調査の流れ
- 事前調査
- サンプリング(試料採取)
- 分析(専門機関による)
対応業者が石綿作業主任者の資格を保有しているか、過去の施工実績があるかも重要なチェックポイントです。調査費用は5〜15万円程度が一般的ですが、広島市など一部自治体では補助金制度も用意されています。対象条件や申請方法は市の公式サイトで確認しましょう。
よくある質問(FAQ)
A1:見た目だけでは判断が難しいため、専門業者による調査が必要です。無理に触らず、早めに相談しましょう。
A2:はい。法律により、解体・改修時にはアスベスト含有の有無を事前調査し、結果を報告する義務があります。
A3:事前調査をせずに工事を進めると、アスベストが飛散し健康被害につながる恐れがあります。
必ず専門業者による調査を依頼しましょう。
まとめ|広島のアスベスト調査・解体工事はACTIVEにお任せ!
広島では、過去にアスベストが多く使用されてきた歴史的背景があり、今なお健康被害のリスクが残っています。中皮腫や肺がんといった重篤な病気を引き起こす危険性があるため、正しい知識を持ち、早めの対策を行うことが大切です。家庭でできる小さな対策から、解体工事前の専門調査まで、正しい行動が家族の健康を守ります。
ACTIVE(アクティブ)では、広島・福山エリアでお客様に最適な解体工事を提案しています。広島市・東広島市・三原市・尾道市・福山市で、解体工事・アスベスト調査はACTIVE(アクティブ)にお任せください!!
アスベスト調査については、こちらのページで詳細をご覧ください。
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Writer この記事を書いた人
菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役
岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。