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島根の住宅に潜むアスベストの健康被害についてご紹介します。

松江・出雲・益田のみなさん、こんにちは！
解体工事のACTIVE（アクティブ）のコラム担当です！  

島根県で住宅の解体やリフォームを予定しているみなさん、アスベストのリスク対策は万全ですか？
見えないリスクだからこそ、正しい知識と早めの対策が必要です。

この記事では、島根におけるアスベストの危険性と、健康被害を未然に防ぐ方法について分かりやすくまとめています。この記事を読むことで、解体工事前に必ず確認すべきポイントがわかります。特に、島根県で住宅の解体やリフォームを検討している方、また古い家にお住まいの方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください！

島根県の住宅に潜むアスベストとは？使用箇所や特徴を解説

島根県には築40年以上の住宅が数多く残っています。特に松江市、出雲市、浜田市などのエリアでは、昭和期に建設された住宅にアスベスト建材が使用されていることが珍しくありません。アスベストとは、天然の繊維状鉱物であり、高い耐熱性・耐火性・断熱性を持つことから、かつて建材や断熱材に幅広く使われました。しかし現在では、アスベスト繊維を吸引すると健康被害を引き起こすことがわかり、使用が禁止されています。

島根県でアスベストが使われやすい場所の例

• スレート屋根
• 外壁材（押出成形セメント板）
• パイプ断熱材
• 石膏ボード
• 吹付け材（天井裏・壁面）

特に1975年（昭和50年）以前に建てられた建物は、アスベスト使用のリスクが高いので注意が必要です。

島根県の住宅とアスベスト使用の実態

島根県内では、かつて公共建築物から民間住宅に至るまでアスベストが利用されていました。とりわけ、冬の寒さが厳しい出雲市周辺では、断熱材にアスベストを多用していた例もあります。古い家屋に住んでいる場合や、これから解体やリフォームを検討している方は、特に注意が必要です。

アスベストが引き起こす健康被害｜島根県でも注意すべきリスクとは

アスベスト（石綿）は、吸い込むことで人体に深刻な健康被害を引き起こします。島根県でも、過去にアスベストに曝露した方々から健康被害の報告が相次いでいます。特に解体工事やリフォームの際には、十分な注意が必要です。

アスベストが危険とされる理由

アスベスト繊維は非常に微細で、肉眼では見えません。このため、空気中に舞い上がった繊維を知らず知らずのうちに吸い込み、肺の奥深くまで達してしまうのです。

アスベストの危険性には次のような特徴があります。

• 一度吸い込むと体外に排出されにくい
• 数十年後に健康障害を引き起こす
• 発症時には治療が困難な重篤な病気を招く

潜伏期間が20年〜40年にも及ぶため、すぐには自覚症状が現れない点も非常に恐ろしい特徴です。

アスベストによる主な健康被害

アスベスト吸引によって引き起こされる代表的な疾病は、次の三つです。

• 中皮腫（ちゅうひしゅ）
  肺を覆う胸膜や腹膜に発生する希少ながんであり、アスベスト曝露がほぼ唯一の原因とされています。発症すると治療が難しく、進行も速いのが特徴です。
• 肺がん
  アスベスト繊維による慢性的な刺激により、肺細胞ががん化するリスクが高まります。
  喫煙者の場合、アスベストとの相乗効果により肺がん発症リスクが数倍に跳ね上がるとされています。
• 石綿肺（せきめんはい）
  長期間アスベスト粉じんを吸い続けたことで、肺が硬化し、呼吸困難や慢性の咳、息切れを引き起こす病気です。

これらの病気はいずれも日常生活に大きな影響を与え、場合によっては命に関わるものとなります。

島根県における健康被害の現状

島根県でも、過去にアスベスト関連作業に従事していた方々から健康被害の報告が出ています。
特に、古い建物の解体作業や、リフォームに関わった経験のある方が、後年になって中皮腫や肺がんを発症するケースが見られます。また、直接作業をしていなかった家族にも、間接曝露（衣類に付着したアスベスト繊維を吸い込むなど）によるリスクが存在することがわかっています。

アスベストの健康被害は「見えない危険」

アスベストは、「吸ってしまった後では取り返しがつかないリスク」です。症状が出たときにはすでに手遅れということも少なくありません。島根県で住宅の解体やリフォームを考えている方は、まずアスベストの有無を確認し、必ず安全な対策を講じることが大切です。

島根でアスベスト被害を防ぐためにできる対策と注意点

アスベストによる健康被害を防ぐためには、事前にリスクを把握し、適切な対策を講じることが重要です。島根県にお住まいの方で、古い住宅にお住まいの方は特に注意が必要です。

住宅のアスベスト調査を実施する

アスベスト健康被害を未然に防ぐためには、まず「住宅にアスベストが使用されているかどうか」を確認することが第一歩です。専門業者に調査を依頼することで、目視だけでは分からない隠れたリスクも正確に把握できます。

• 調査方法：目視確認・建材サンプリング・専門機関での分析
• 費用相場：10万円〜30万円前後
• 調査対象：屋根材、外壁材、天井材、断熱材など

DIYリフォームや自力解体は絶対に避ける

費用を抑えようとして、自分で壁や天井を壊す「DIYリフォーム」や「自力解体」を行うことは非常に危険です。アスベストを含む建材を壊すと、繊維が大量に飛散し、即座に吸引リスクが発生します。

• 飛散したアスベスト繊維は肉眼では見えない
• 周囲の家族や近隣住民にも影響が及ぶ
• 損害賠償や訴訟に発展する可能性もある

島根県でも、DIY作業によるアスベスト飛散事故が社会問題化しているため、必ず専門の解体業者に依頼しましょう。

アスベスト除去・封じ込め工事を適切に実施する

アスベストの存在が確認された場合、建物の状況に応じて「除去工事」または「封じ込め工事」を行います。

• 除去工事：アスベスト含有建材を完全に撤去する方法
  （費用相場：30万円〜100万円超／作業期間：数日〜数週間）
• 封じ込め工事：特殊なシートやコーティング材でアスベストを飛散しないように固定する方法
  （比較的費用を抑えられるが、建材の劣化が進んでいる場合は不向き）

建物の劣化状況や使用箇所に応じて、最適な施工方法を選ぶことが重要です。

対策は「早めに・確実に」行うことが重要

アスベストは見えないリスクであり、放置すればするほど健康被害のリスクが高まります。島根県の住宅にお住まいの方は、早めに専門家に相談し、安全な環境づくりを進めましょう。小さな行動が、家族や自分自身の命を守ることに繋がります。

島根県で受けられる支援制度・補助金情報

アスベスト対策には、島根県や各市町村が提供している支援策を活用できます。

アスベスト除去支援事業について

一部自治体では、アスベスト除去費用に対して補助金を支給しています。

• 松江市：老朽住宅解体支援事業（最大50万円）
• 出雲市：空き家除却支援補助金（最大60万円）

補助を受けるためには、着工前に申請することが必須です。

健康被害が発生した場合の救済制度

国の「石綿健康被害救済制度」を利用することで、医療費や遺族給付金を受給できます。

• 対象：中皮腫、肺がん、石綿肺、びまん性胸膜肥厚など
• 必要書類：医師の診断書、曝露状況を示す資料
• 申請窓口：環境再生保全機構（ERCA）

よくある質問（FAQ）

まとめ｜島根県でアスベスト調査・解体工事をするならACTIVEへ！

島根県の住宅に潜むアスベストは、目に見えないリスクでありながら、放置すると重大な健康被害を引き起こす恐れがあります。築年数が古い住宅にお住まいの方や、リフォーム・解体を検討している方は、まず専門業者による調査を行うことが重要です。早めの確認と適切な対策を行うことで、ご自身やご家族の命を守ることにつながります。豊富な実績と確かな技術を持つACTIVE（アクティブ）が、アスベストリスクから島根の皆様のご家族を守るお手伝いをします。

松江市・出雲市・益田市で、解体工事・アスベスト調査はACTIVE（アクティブ）にお任せください！！アスベスト調査については、こちらのページで詳細をご覧ください。